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妊娠しやすいカラダづくり
2007/2/18 No.194
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http://www.akanbou.com
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このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。
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》最新ニュースから:妊娠前や妊娠中、授乳期には魚を食べましょう!
》今週の更新情報
》連載企画:ホルモンバランスを整える自然な方法 第5回
》妊カラ実践セミナー:不妊改善のためのサプリメント活用術(6)
》編集後記
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最新ニュースから
VOL.194
妊娠前、妊娠中、授乳期には魚を食べましょう!
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妊娠中に魚をたくさん食べた母親の子供ほど、
脳神経の機能の発達が良好であるとした、
イギリスの医学誌「ランセット」に発表された論文が話題になっています。
http://www.akanbou.com/news/news.2007021602.html
過去にイギリスで実施された母子の健康に関する長期間の追跡調査の結果を、
ブリストル大学とアメリカ国立衛生研究所の研究者が分析したところ、
妊娠中に魚をたくさん食べた母親の子どもほど、
知能指数などのテスト結果がよかったというものです。
実は、妊娠前や妊娠中、授乳期の女性が魚を食べることについては、
とてもデリケートな問題があるのです。
それは、魚によっては、
胎児の脳や神経系に害を与える可能性が懸念される、
メチル水銀という有害物質が含まれている一方、
胎児の脳の発育に不可欠なオメガ3脂肪酸も豊富に含まれているからです。
リスクを回避することに重きを置くのか、
それとも、プラス面を得ることを重要視するのか、
子どもの脳の発育に関わることですから、それはもう大問題です。
それで、これまではリスクを回避するために、
例えば、日本では、厚生労働省は、
「水銀を含有する魚貝類等の摂食に関する注意事項」として、
妊婦、あるいは、妊娠の可能性のある女性は、
バンドウイルカは2ヶ月に60〜80グラム以下、
ツチクジラやコビレゴンドウ、マッコウクジラ及びサメは、
1週間に60〜80グラム以下、
メカジキやキンメダイは1週間に120〜160グラム以下とするよう、
目安を報告しています。
また、アメリカの食品医薬品局(FDA)は、
妊婦や妊娠の可能性のある女性の魚の食べる量は、
週に12オンス(340グラム)以下との制限を設けています。
ところが、今回の研究報告の結果は、
女性に対して、魚の食べる量に制限を設けることは、
胎児の脳の発育にはマイナスに働く可能性が高いことを示したわけです。
要するに、プラス面を重要視すべきだということです。
オメガ3脂肪酸というのは、必須脂肪酸の一種で、
主に、青魚の油や海草、亜麻仁、しそ、緑色野菜等に豊富な脂肪ですが、
この脂肪は、脳の健康に大きな影響を及ぼすことがわかっています。
特に、脳の発育に不可欠な働きをするため、
妊娠中、胎児は、母親から胎盤を通じて優先的にこの脂肪酸を吸収します。
母乳で育てられた子どものほうが脳の発育が良好なのも、
この脂肪酸の影響です。
母乳で育てられた子どもと、
人工ミルクで育てられた子どもの7歳時点での知能指数は、
母乳で育てられた子どもの方が高いのは、
母乳には豊富なオメガ3脂肪酸が、
人工ミルクには不足しているためであるとされています。
また、産後の女性がうつになりやすいのは、
オメガ3脂肪酸が、妊娠中に胎盤を通じて胎児に供給されるため、
妊娠中や産後の母親は、
オメガ3脂肪酸が不足しがちであるからだとされています。
妊娠前の女性の食生活は、
妊娠しやすいカラダを作るためだけではなく、
やがて、生まれ来るお子さんのためでもあるのです。
なぜなら、胎児の発育や生まれてからの心身の健康状態に、
取り返しのつかない影響を及ぼすからです。
さばやいわし、さけ、さんま、あじ、まぐろ、めかじき等の魚を、
週に3回は食べましょう!
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今週の更新情報
http://www.akanbou.com
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2007年2月17日 妊娠報告
正しい知識を得て、時間的精神的ストレスから解放されて
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2007021701.html
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2007年2月16日 最新ニュース
妊娠中に魚をよく食べた母親の子供は知能が高い
http://www.akanbou.com/news/news.2007021602.html
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2007年2月16日 最新ニュース
妊婦の年齢と妊娠合併症の発症率の関係
http://www.akanbou.com/news/news.2007021601.html
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2007年2月15日 妊娠報告
卵管造影検査後に
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2007021501.html
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2007年2月14日 妊娠報告
先生の言葉に気が楽になって
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2007021401.html
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2007年2月13日 Q&A
原因不明不妊に対する漢方や鍼灸治療の効果は?
http://www.akanbou.com/qa/qa.2007021301.html
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2007年2月12日 最新ニュース
体外授精による出生児の先天性異常の発生率は?
http://www.akanbou.com/news/news.2007021201.html
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上記の記事についてのご質問等は、下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com
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連載企画:ホルモンバランスをととのえる自然な方法
第5回 まとめとして
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■甲状腺ホルモンの影響について
前号の予告で、今号のテーマとして、
甲状腺ホルモンの影響を取り上げるとお伝えしていましたが、
甲状腺ホルモンの状態は生殖ホルモンのバランスに影響を及ぼすものの、
自然な方法としては、特別にお伝えしておくべきことが見当たらないため、
甲状腺ホルモンと不妊や妊娠の関係について、改めて特集することとします。
■当たり前のことを当たり前に
一口にホルモンバランスといっても、そのメカニズムは、
さまざまな要因が複雑、かつ、精巧に絡み合っていることがわかりました。
また、それと同時に、
全貌が完璧に明らかになっていて、
把握されているわけでもないようです。
ですから、私たちに出来ることと言えば、
一発で敵を倒してしまえるような、そんな必殺技に期待することではなく、
結局は、心と体の状態のバランスを整えていくこと、
言い換えれば、当たり前なことを当たり前に実践することで、
それは、遠回りなようでいて、
実は、最も効果的な方法であるに違いありません。
また、子宮内膜症や子宮筋腫、ポリープ等、
ホルモンのバランスが直接、間接に影響を及ぼすとされる、
妊娠を妨げる可能性のある病気を多少なりとも改善することになるはずです。
■実践すべきホルモンバランスを整えるセルフケア
(1)よい脂肪を摂取する
※トランス脂肪酸や飽和脂肪酸(動物性脂肪)は極力摂らない。
※オリーブオイルやオメガ3脂肪酸(魚油、海草、亜麻仁油等)を増やす。
(2)精製度の低い炭水化物を摂取する
※無精製、もしくは、精製度の低い炭水化物を増やす。
米→玄米、パン・パスタ→全粒粉、コーンフレーク→ミューズリー
マッシュポテト→皮付きのジャガイモ、
そして、白い食品→茶色や緑色の食品
(3)食物繊維を豊富に摂取する
(4)大豆食品を食べる
(5)新鮮な野菜や果物、豆類、海藻を豊富に食べる
(6)運動習慣を身につける
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妊カラ実践セミナー
不妊改善のためのサプリメント活用術(6)
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http://www.nature-g.com/funin/supple.html
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今回は、マカについてのよくある質問です。
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よくあるご相談事例からのワンポイントアドバイス
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▼マカを正しく活用するために
■誤って認識されるマカの働き
マカが日本に紹介された際に、販売促進効果を高めるため、
「天然のバイアグラ」などというキャッチフレーズが使用されため、
男性のED(勃起不全)の改善に効果があるかのように誤解されました。
実際には、マカに勃起不全を改善するような効果は期待できません。
一時的なブームの後、マカの販売量が急減したのは、
マスコミで煽られたほどの効果がなかったためでしょう。
その後もマカに勃起不全効果があるかのような文言で、
販売している業者が後を絶ちませんが、
そのような効果を期待すると使い方を誤ってしまいます、
■これまでの臨床試験報告では
マカの生殖機能向上に関する研究は、
ほとんどがラット等の動物実験によるものです。
ヒトを対象とした臨床試験では、
男性の精子や運動率の改善効果(Asian J. Androl.;3,4,301-3,2001)
男性の性欲の向上(Andrologia;34,6,367-72,2002)が報告されています。
また、その他のヒトを対象とした二重盲験法では、
マカによる生殖ホルモンレベルの変化は、
確認されなかったと報告されています。
■天然のマルチビタミンという認識
マカはアブラナ科に属する根菜ですが、
たんぱく質の含有率が高く、
アミノ酸スコアが80と、アミノ酸をバランスよく含みます。
さらに、ビタミンやミネラルの含有が多い、
特に、亜鉛や鉄は、他の根菜の数倍から数十倍になります。
このことが、マカの最も特筆すべき特徴です。
要するに、豊富なビタミンやミネラル、
その他の植物性生理活性成分が、
バランスのよいアミノ酸と有機的に結合しているということで、
このことは、すなわち、体内に自然に吸収、活用されるということです。
その結果、継続して摂取することで、
ホルモンバランスが整ったり、
生殖器官の機能の向上が期待できるのではないでしょうか。
実際には、実現しなかったのですが、
一時、NASAでは、宇宙食として検討されたことがあるほどです。
■夫婦生活の回数や質を高めるために
私たちのこれまでの経験では、
マカの使い方として最も現実的なのは、
夫婦生活の回数や質の向上であると認識しています。
妊娠の可能性を高めるためには、
不妊治療を受けていてもいなくても、
そして、たとえ、人工授精や体外受精を受けていても、
夫婦生活の回数や質を高めることほど大切なことはありません。
■予め知っておいたほうがよいこと
★月経サイクルに及ぼす影響について
女性がマカを摂取すると、
月経サイクルが乱れてしまうことがあると、
よく噂されているようで、多くの質問が寄せられます。
実際に、マカにはホルモン環境に直接影響を及ぼすような、
植物性エストロゲンの含有は確認されていません。
ですから、理論上ではそのような働きは考えにくいところではあります。
ただし、マカの豊富な栄養成分を摂取した結果、
その他の要因と重なって、そのようなことが起こり得るのかもしれません。
ただ、私たちのこれまでの経験から、確率的には1%に達しませんし、
ほとんどのケースは、一時的なものと考えます。
★消化器官への影響について
まれに、胃腸が敏感な方は、空腹時に摂取すると、
便が柔らかくなったり、腹痛やおならが多くなることがあるようですが、
食後すぐに摂取したり、摂取量を減らすことで回避できまます。
▼推奨製品
◎ネイチャーズギフトマカ(顆粒)
http://www.nature-g.com/shohin/naturesgift/01.html
◎有機JASマカタブレット(錠剤)
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▼あなたに相応しいサプリメントとその使い方をご提案、販売します!
サプリメントであれば何でもいいというわけではありません。
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編 集 後 記
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今日は旧暦のお正月です。
昨晩は大晦日ということで、
カウントダウンを楽しみ、お祝いしました。
もしかしたら、月の満ち欠けに基づく太陰暦のほうが、
人間のサイクルにあっているという面が多いのかもしれません。
皆さんの健康と幸運をお祈り申し上げます。
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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] No.194
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・自社配信: 1,003部
・まぐまぐ: 5,198部
・合計部数: 6,201部(2月18日現在)
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http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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【発 行】 株式会社パートナーズ内
[妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【編集長】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)
荻田浩司(医師・医学博士)
【WEB】 http://www.akanbou.com
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