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妊娠しやすいカラダづくり
2007/2/24 No.195
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http://www.akanbou.com
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このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。
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》今週のコラム:不妊治療は夫婦の絆を強くする
》今週の更新情報
》リーベマリールの治療日記 奈美さんのこと その1
》妊カラ実践セミナー:不妊改善のためのサプリメント活用術
》編集後記
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今週のコラム
VOL.195
不妊治療は夫婦の絆を強くする
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最新ニュースでご紹介していますが、
フィンランドの大学病院の研究チームは、
体外受精が夫婦関係にどのような影響を及ぼすのかを調査、発表しました。
http://www.akanbou.com/news/news.2007022201.html
これまでの調査研究では、
不妊や不妊治療を経験することは、
夫婦関係にマイナスの影響を及ぼすという報告もありました。
そこで、体外受精でお子さんを授かった夫婦と自然妊娠を授かった夫婦、
それぞれ379組を対象に調査したところ、
体外受精でお子さんを授かったことで夫婦関係にマイナスの影響はみられず、
それどころか、夫婦関係をより強く、安定させているというのです。
研究に携わったドクターは、以下のような感想を述べています。
「不妊という辛い経験は、
個人の成長を促し、
さまざまな工夫や努力を通して、
夫婦の絆を強くするのかもしれません。」
実際のところ、
現在進行形で治療を受けている当事者には、
知る由もありませんが、
不妊や不妊治療を経験するということは、
ワンランク上の幸福へのひとつのステップなのですね。
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今週の更新情報
http://www.akanbou.com
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2007年2月22日 Q&A
高温期の過ごし方について
http://www.akanbou.com/qa/qa.2007022201.html
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2007年2月22日 最新ニュース
体外受精が夫婦関係に及ぼす影響は?
http://www.akanbou.com/news/news.2007022201.html
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2007年2月21日 Q&A
フーナーテストが良好でも人工授精を請けるべきでしょうか?
http://www.akanbou.com/qa/qa.2007022101.html
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上記の記事についてのご質問等は、下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com
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連載企画 リーベマリールの治療日記 No.012
奈美さんのこと その1
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青山さんは、三鷹で、リフレクソロジーサロン、"リーベマリール"を運営
していらっしゃいます。リフレクソロジーといっても、ただの足裏マッサー
ジではありません。栄養学を修め、リフレクソロジーやアロマセラピー、ホ
メオパシーは、本場イギリス仕込みです。
でも、青山さんのロンドンや東京での実績や人気の秘密は、そのコンサルテー
ションにあると、私(細川)はにらんでいます。とにかく、食事のことから
ライフスタイルのことまで、細部に渡り、きめ細かく指導されるのです。
そして、私が最も驚いたことは、高い妊娠率ではなく、青山さんの指導のも
とで授かったお子さんで、ギャーギャー騒がしい、落ち着きのない子どもは
いないということです。
子どもの心と身体の状態は、本当に母体次第だと確信したものです。
今月からはリーベマリールのケーススタディーをお送りします。途中で、私
の解説もはさみながら、実際の事例をご紹介することが、読者の皆さんに最
も参考にしていただけるものと考えたからです。
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奈美さんのこと その1 リーべマリール 青山佳代
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★奈美さんとの出会い
奈美さんが初めて私のところにやってきたのは、イギリスでのある夏の日で
した。それから以降5年間もおつきあいすることになるとは思ってもみませ
んでした。現在もいらしてくださっているんです。奈美さんは他のお客さん
からの紹介でいらして、それもただ単にリフレクソロジーが大好きでリラッ
クスしたいという目的でやって来たのでした。礼儀正しくて、おまけにめち
ゃくちゃ綺麗!後になってわかったのですが、学生時代にミスxxxであっ
たとか!
★初めてのコンサルテーションは数時間
とりあえず、普通のリフレクソロジーの施術でも初めのコンサルテーション
は欠かせないので質問攻撃数時間。33歳、結婚して4年、でもご主人とは
高校生からのおつきあいで結婚されたという純愛カップル?であります。ま
た、このご主人も優しくておまけにめちゃくちゃハンサム。やっぱりこうい
う人達って世の中にいるのね、と私は羨ましくなりましたね〜。更に、今ま
であまり喧嘩もしたことない、というすばらしいご夫婦!しかし、質問攻撃
を進めていくといろいろなことが発覚。
★子宮筋腫のこと
まず、子宮筋腫の手術が28歳の時。それで、話しているうちお子さんを望
んでいるにもかかわらず、なかなか授からないこと、また、家系は婦人科系
に弱くて子宮がんとか乳がんとか多い、他にも乳腺炎で手術もしていて、お
母さんからも定期的に婦人科では検査をするようにいわれているのにもかか
わらず、ロンドンに来てから筋腫の検査も受けていなとのこと等が分かりま
した。
私は、「3年間見てもらっていないのー?だめよ!見てもらわないと!まあ、
奈美さんは妊娠目的でいらしているわけではないのであまり細かいことはい
わないけど、そうして自分の体をないがしろにしている人ってたくさんいる
のよ。自分の体は自分で守らなくちゃ、誰が守ってくれると思う?早いとこ
ろ見てもらったほうがいいわ。」
「妊娠目的、っていいましたけど、そういう目的で来ている人がいるんです
か?」
「たくさんいるわよ〜。ロンドンでもこんなにいるんだ〜、と思うくらい。
だから日本だったらもっと悩んでいる人がたくさんいるんだろうな、って思
うわ。」
「え〜、私も是非そっちで診てもらいたいです!」
「えっ?本当に子供欲しいと思ってるの?けっこうやることたくさんあるし、
毎回かなり私はうるさく言うけどいい?」
「本当に欲しいとずっと思っているんです!でもこういうことってなかなか
人にいえることじゃなくて、是非お願いします!」
と、こんな調子で当初のリラックス目的から妊娠目的のコンサルテーション
になってしまったのです。
まずは病院に行ってもらって、子宮筋腫の大きさと数、位置を確認してもら
い、ついでに乳がん検診と子宮がん検診も全然受けていなかったので受診す
るようにしてもらいました。これは基本中の基本、年に一度も受けないなん
て。たまに今まで受けたこと無いなんていう人もいて私は卒倒しそうになる!
もっと自分の体を大事にしないと!奈美さんもそうですが、どうして手術と
かまでしているのに、治ったらそれっきり、もうOKと思ってしまうのでし
ょうね?そういう経験をしているからこそ、もっと体に関心を持つべきだと
思うのです。でも、人間って悪いときは頑張るのに一度良くなると悪いとき
のこと忘れちゃうのよね。自分の状態がいいときこそ検診をしなくてはいけ
ないのに。予防は治癒に勝る、ということを忘れてはいけないと思います。
★食事のこと
「それから歯医者にも行っておいてね。もしすぐ妊娠したら、それから授乳
が終わるまで麻酔の治療はできないから。カルシウムとられて歯がぼろぼろ
になるわよ〜。」
食事に関してはきちんと食べているとのことでしたが、こういうこという人
に限ってそうでもない!1週間、食べたもの書き出して次回にもってきても
らうことに。意外や意外、かなりいい食事をしていたのでびっくり。野菜、
果物十分に摂取している。でもまだまだ摂れそうなのであと更に10種類く
らいでトータル週に50種を目標にしてもらう。イギリスにいるとどうして
も肉食中心になりがちだが魚中心に、亜鉛が豊富なオイスターなどをたくさ
ん摂取するようにお願いする。また必ず毎日大豆製品を食べるようにしても
らった。
水も最低1リットル、米はブラウンライスに変えてもらう。そして紅茶の国、
イギリスなのですが、紅茶とコーヒーはカット、飲むなら鉄分豊富なココア
にするよう指示。
食事については、ほとんどの人がきちんとした食事をしていない!そういう
意味では、食生活の切り替えが一番厄介なのですが、奈美さんは、すんなり
と問題なく受け入れられたひとりでした。中には、毎週、来るたびに私もぶ
つぶつ文句はいいたくないのだけど、なかなかできない人が多くて...。普通
1ヶ月かかるところが奈美さんは普段からよくお料理もしていたのですぐに
実行することができた。食事日記見せてもらったら、なんかおいしそうなも
のがずらずら書かれていたので私も作ってもらいたい気分になったものです。
★そして、運動と睡眠
とりあえず、そんなある意味では厄介な食事はクリアしました。
運動と睡眠はどうかというとテニスをよくやっているという。ならばOK。
適度な運動は必要。睡眠は朝が6時起きなので12時までには寝るようにし
ているとのこと。う〜ん、食事、運動、睡眠、この3つのバランスが一番重
要なのですべてクリアしている。これならけっこう早くいけるかも、と感じ
た。
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健全な妊娠を目指して 妊娠しやすいカラダづくり編集長 細川忠宏
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■治療が必要な状態からどうか
健全な妊娠を目指す場合、その都度、見通しを立てることはとても大切です。
まずは、治療が必要な状態かどうかをチェックすること。たとえば、毎回、
酷い月経痛があるとか、月経量が多いとかの自覚があったり、基礎体温表が
フラットな状態なのであれば、、早めに医師に相談したほうがよいでしょう。
また、筋腫や内膜症があって、それがどの程度、妊娠の妨げになるのかは、
自分では判断がつかないものです。やはり専門医に相談されることです。
このように、セルフで解決できることと出来ないことをちゃんと見極めるこ
とです。
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◎リーベマリール 〜 不妊に悩む女性のためのトリートメントサロン
http://www18.ocn.ne.jp/~marille/
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感想やご意見等は下記のアドレスにお寄せ下さい。
aoyama@akanbou.com
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妊カラ実践セミナー
不妊改善のためのサプリメント活用術
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編 集 後 記
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2ヶ月お休みしていました「リーベマリール治療日記」を再開しました。
隔週で連載していく予定ですので、どうぞ、お楽しみに!
感想等もお寄せ下さいね。
この週末は、日本不妊カウンセリング学会主催の
カウンセリングスキルアップセミナーに参加しています。
全国から不妊カウンセラーや体外受精コーディネーターが集まって、
最新の生殖医療情報やカウンセリングスキルの講義はあったり、
グループワークやロールプレイング等、とっても勉強になっています。
また、さまざまな医療現場で活躍されていらっしゃる方々と、
お話しできる機会にもなって、よい刺激を受けています。
明日も頑張ってきます。
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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] No.195
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◎発行部数
・自社配信: 1,003部
・まぐまぐ: 5,215部
・合計部数: 6,218部(2月24日現在)
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◎「妊娠しやすいカラダづくり」のバックナンバーはこちらから
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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◎注意事項
読者の皆さんから寄せられたメールは、事前の告知なく掲載させていただく
場合がございます。匿名などのご希望があれば、明記してください。また、
掲載を望まれない場合も、その旨、明記願います。メールに記載された内容
の掲載によって生じる、いかなる事態、また何人に対しても一切責任を負い
ませんのでご了承ください。
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当メールマガジンの提供する情報は医師の治療の代わりになるものでは決し
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【発 行】 株式会社パートナーズ内
[妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【編集長】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)
荻田浩司(医師・医学博士)
【WEB】 http://www.akanbou.com
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