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VOL.219 冷え対策は夏の過ごし方がカギです!

2007年08月11日

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           妊娠しやすいカラダづくり

  2007/8/11 No.219
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http://www.akanbou.com
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このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。

-[INDEX]------------------------------------------------------------

》編集長コラム:ぞれぞれにベストなタイミングがあるという説
》今週の更新情報
》夏の恒例記事:冷え対策は"夏の過ごし方"がカギ
》妊娠しやすいカラダづくり編集室から 
》編集後記

※予告しておりました連載企画「不妊治療と仕事の両立」の第2回は、
 夏の恒例記事に変更させていただきましたので、次号で掲載予定です。
 ご了承下さいますようお願いいたします。

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               編集長コラム
               VOL.219
       ぞれぞれにベストなタイミングがあるという説
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サイト版の妊カラの妊娠報告には1ヶ月に数通の投稿をいただきます。

いざ、これまでの経緯等を文章にするのは意外に手間のかかるものですが、
"自分だけ、お先に・・・"といった気遣い、
"だから、皆さんも諦めないで・・・"といったエールが、
言外に感じられたりすると、本当に頭が下がる思いを強くするものです。

さて、最新の妊娠報告で、
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2007080901.html
ゆさなさんは、現在、不妊改善中の方への一言として、
こんなふうに書いてきてくれました。

「欲しいと願って、願って、出来なかった期間は本当に辛かったです。
 ただ、今思うと、人それぞれ、
 妊娠にふさわしい時期みたいなのがあるように思います。
 体も問題なしで体調が良くても妊娠しない時はしないものですね・・。
 神様がいい時期を決めているのかな、と思います。
 その時期がいつかは訪れると思いますので、
 逃さないように必要な治療はもちろん受けつつ、
 心穏やかに過ごされてください。
 今頑張っているみなさまが妊娠されることを心からお祈りいたします。」

それぞれの夫婦には、
それぞれに、相応しいタイミングで授かるもの。

そして、そのタイミングは、
人間を含む全ての生物の母なる大自然が"よかれ"と思って、
それぞれの夫婦にベストな時期をお決めになられていると、
こう理解しました。

そして、"よかれ"というところを信じたいと、強く思います。

ちょうど、一昨日、
"土俵にも上がれませんでした"というメールで、
せっかく、万全の態勢で臨んだ周期であったにもかかわらず、
受精卵の成長が途中でストップしてしまい、
治療の中断を余儀なくされてしまったことを知らせてくれたIさん。

また、不妊治療と仕事の両立について、
どうしても仕事を優先せざるを得ない周期には、
頭では仕方ないと理解できていても、
限りある機会を逸していることに気持ちの整理がつかないことがあると、
話してくれたHさん。

さらには、ご主人が病気で入院することになってしまい、
不妊治療どころではなくなったと、電話で知らせてくれたМさん。

この"それぞれにベストなタイミングがある説"に照らしてみると、
どうでしょうか?

治療の中断を余儀なくされたこと、
治療周期を諦めざるを得ないことがあること、
それは、今は、分からないだけで、
後で、振り返れば、きっと、良かったことに違いありません。

もしも"それぞれにベストなタイミングがある説"を信じるならば、
今は、だただた、大自然に感謝し、
そして、祈ることなのかもしれません。

ゆさなさん、どうもありがとうございました。

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編集長コラムについてのご意見ご感想等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


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           今 週 の 更 新 情 報
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2007年8月11日 最新ニュース
不妊治療で使う薬は乳ガンの発症リスクを高めることはない
http://www.akanbou.com/news/news.2007081102.html
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2007年8月11日 最新ニュース
妊婦の食生活と子の口唇・口蓋裂との関係
http://www.akanbou.com/news/news.2007081101.html
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2007年8月10日 Q&A
凍結精子の移送方法について教えて下さい
http://www.akanbou.com/qa/qa.dr.imano-002.html
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2007年8月9日 妊娠報告
1年間のタイミング指導、2回の人工授精の後、自然妊娠
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2007080901.html
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2007年8月8日 最新ニュース
妊娠中のカルシウム摂取は妊娠中毒症を防止する
http://www.akanbou.com/news/news.2007080801.html
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2007年8月6日 Q&A
体外受精で採卵しにくい位置に卵が1個しか出来ませんでした
http://www.akanbou.com/qa/qa.dr.tatsumi-027.html
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2007年8月5日 あなたの声を聞かせて!
不妊治療と仕事の両立、私の悩みと工夫
http://www.akanbou.com/voice/voice03-000.html
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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


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             夏の恒例記事
              07/08/12
        冷え対策は"夏の過ごし方"がカギ
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「妊娠しやすいカラダづくりには、
 夏の過ごし方がとっても大切なんです。

 外は暑いですが、電車の中や室内は冷えすぎることも。
 腹巻や首もとのスカーフで冷えを体に入れないように。
 冷えてしまった日には足浴をして
 その日の内に冷えを取っておきましょう。
 そうすることで次の季節の体調が良くなりますよ。」

こうアドバイスをされるのは、
東京・飯田橋にある鍼灸・アロマテラピーサロン、
「ルナホリスティックケア」の長谷川英子先生です。

日頃から、一人ひとりじっくりと向き合いながら、
不妊やいろいろな体調不良に悩む女性の治療にあたっておられる、
長谷川先生ならではの観点かもしれません。

今週は、毎年の夏の恒例記事、長谷川先生に夏の"冷え対策"です。

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"冷え体質"は、夏につくられる
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女性にとって、不妊だけでなく、
多くの体調不良の原因になるのが、"冷え"です。

意外に思われるかもしれませんが、冷えは、夏につくられるんです。

女性は、もともと、宿命的に冷えやすいカラダになっています。

例えば、血管が細いので、血行が悪くなりやすく、
また、カラダで一番熱をつくる筋肉がすくないときています。

それらに加えて、夏は、カラダの持つ体温調節機能が働いて、
どんどん汗をかいて、カラダを冷やそうとします。

にもかかわらず、薄着で冷房の効いた部屋で過ごし、
冷たい飲み物や食べ物をとって、
せっせとカラダを冷やし続けているのです。

さらに、建物の中と外では大変な温度差があるので、
体温調節機能が混乱してしまって、
自律神経のバランスがおかしくなると、
ますます、カラダが冷えるだけでなく、
ホルモンのバランスにも影響を及してしまうことになります。

このように、暑い夏だからこそ、
カラダを冷やし過ぎて、
血液の巡りを悪くし、代謝の機能を低下させ、
"冷え体質"をつくってしまうんです。

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知らず知らずにカラダを冷やしていませんか?
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カラダの体調不良を訴える女性とじっくりお話していて感じることに、
割と、無自覚にカラダを冷やしているケースが少なくないんです。

自分では、気をつけている"つもり"でも、
知らず、知らずにカラダを冷やしていることってよくあるんですね。

この前も、冷たいオレンジジュースを毎日飲んでいるという女性がいました。
それも、1リットルを毎日なんです。

アイスコーヒーにビールなんかの飲み物、
カラダを冷やす野菜や果物などなど。

また、薄着していたり、素足にサンダル。

さらには、夏場はお風呂につからず、
シャワーで済ましてしまうことも多いのではないでしょうか。

客観視すると、「そりゃー、冷えるわ」なんてことになるんですが、
これが、なかなか気づかないことが多いんです。

ですから、どんなものを飲んだり、食べたりしているのか、
また、自分の生活のパターンを書き出してみると、
無自覚にカラダを冷やしている習慣がみつかるかもしれませんね。

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舌が健康になることが大事
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カラダを冷やさない生活習慣を身につけることが大切なんですが、
よくある失敗は、ガチガチの計画を立ててしまって、
結局、挫折してしまうというもの。

たとえば・・・
毎日夕食は30品目を揃えて、季節のものを必ず入れて、玄米ご飯を食べる。
腹八分目が大切だからご飯はここまでで我慢。
インスタント食品は絶対に食べない!
ええと、白いお砂糖は身体を冷やす食べ物だし、
生クリームは動物性脂肪だから、ケーキは食べられないわ〜。
ええと〜、それにそれに・・。

気合いを入れて取り組むのはいいんですけど、
やはり、続かないと意味がありません。

計画通り、いかなくっても、
その都度、修正していけばよいわけです。

お肉を多く食べてしまって、バランスよく野菜を食べられなかったら、
次の日に摂ればいいのです。
暴飲暴食してしまったら、次の日は控えて胃腸を休めてあげればいいのです。

でも、本当のことを言うと、
いつまでも、マニュアル通りに生活するという感覚は、
ちょっと、楽しくないものです。

本当は生き物は、
その時々の身体に必要な食べ物とそうでないものを、
本能でかぎ分けて食べているのです。
舌が弱っていると、
必要な食べ物とそうでない食べ物が分からなくなってしまいます。
それで、本当は身体に必要ではないものばかりを食べたくなってしまうのです。

"分かっちゃいるけど、やめられない"、なんていうのは、
こういうところに根本の原因があるのかもしれません。

初めの内は、これは、カラダを冷やす食べ物で、
これは、カラダを温めてくれる食べ物だからOK、なんていう感じでも、
次第に、カラダに合うもの、カラダによいものを、
カラダ自身が欲するようになってくるものです。

"舌が健康になる"からです。

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1日のスタートに
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朝、目覚めた時は、まだ体温は低めで、
カラダもだるく、頭もボーしているものです。

1日をスッキリとした気分で元気よくスタートしましょう。
メリハリをつけるのが、自律神経のバランスをよくするためには、
とっても大切なことです。

私の朝の儀式をご紹介しましょう。

朝起きたらすぐに
・手をブラブラ、
・足首をグルグル、
・腰を回して、
鏡の前で、ニッコリ!

どうですか、簡単でしょ?

身体を目覚めさせ、血流をよくします。

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朝夕の通勤電車内呼吸法
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お勤めされている方は、
毎朝夕の通勤電車では何をされていますか?
ボーとしたり、本をよんだりしていると思いますが、
通勤電車内呼吸法をお勧めします。

これ、自律神経を整えるんです。

もともと、自律神経というのは、
私たちの意志とは無関係に働く神経なのですが、
間接的に働きかけることが出来るのです。

呼吸法もその1つです。

1)椅子にすわって、背筋を伸ばし、脱力して、顔をゆるめます。
2)鼻から息を吸います。
3)吸いおわったら、2〜3秒、息を止めます。
4)力を入れないで、少しずつ鼻から吐いていきます。
5)出しきったら、少し息を止めます。
6)15回ほど繰り返します。

どうですか?

通勤電車に乗らないという方でも、
例えば、テレビをみながらでも出来ます。

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クーラー対策
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夏場は、オフィスでも、自宅でも、
長時間、クーラーの効いた部屋で過ごすことになります。

特に、オフィスなんかでは、
自分にあった温度設定は不可能ですから、
自分で防御するしかありません!

いろいろあるのですが、
目立たず、効果的なものを挙げてみます。

●ハラマキと五本指靴下

ポイントは、肌に直接触れる素材は、必ず、シルク(絹)にすること。
シルクは、汗を発散させるからです。

対して、綿は、汗を吸ってしまい、
水分が蒸発していくにつれて、身体から熱を奪ってしまい、
冷やすのです。

ですから、5本指靴下を重ね履きする場合には、
まずは、シルク素材のものを履いて、
その次に、綿の素材のもの、
その上は、またシルクという具合に交互に履くとよいです。

要は、肌に接しているところに水分が残らないことが大切です。

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1日の終わりに半身浴
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夏は、シャワーで済ませてしまう人が多いのですが、
熱めのシャワーを浴びることで、
自律神経のうちの交感神経が優位となってしまい、
リラックス効果は期待できなくなってしまいます。

身体が温まり、リラックスもできて、
一石何丁にもなる半身浴をお勧めします。

ぬるめのお湯(37〜38℃)に、
胸やみぞおちあたりまで、20〜30分、ゆっくりとつかります。

その間ぼっ〜としててもいいのですが、
雑誌や本を持ちこんで読むのもいいですね。
いつも読みたくても読む時間がない本も、
毎日この時間に読めちゃいます。

半身浴は、身体の芯から温まり、
血行がよくなり、新陳代謝が活発になります。

習慣化してしまうと毎日簡単にできるようになります。

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就寝前の呼吸法
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床について、寝ながらできる呼吸法です。

1)枕をしないで、仰向けになり、両手をおへその下に軽くあてます。
2)両膝を立てて、軽く合わせ、足先を内側に向けます。
3)息をゆっくり吐きながら、下腹を徐々にへこませていきます。
4)鼻から自然に吸い込みます。
5)2、3秒息を止めて、再び、吐いていきます。

※1分間に2、3回の割で10回程度繰り返します。
※吸う時は背骨が反り、吐く時は丸くなり、肛門を縮め、
 身体全体で吐き切ってしまう感じで。

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正しい身体の休め方
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自律神経のバランスをよくするには、
規則正しい生活リズムが大切なんですが、
それでは、具体的に何時に食べて、寝るのがいいのか、
これも、また、意外に知られていないものです。

いくら寝ても疲れが取れない、という話を良く聞くのですが、
疲れ=腎臓の疲れ、と考えられます。

腎臓は生きる中心の臓器、
つまり、親からもらった生命エネルギーと、
食べ物から摂ったエネルギーを蓄えて元気の元をつくる臓器です。
ですから腎臓の疲れが取れないと身体の疲れも取れません。

そして、この腎臓が休まる時間が夜の22時から24時。

ですから、この時間帯に睡眠をとることによって、
身体は、しっかりと休まります。

22時に就寝するのが理想的です。

また、寝る3時間前以降は何も食べないことが、
消化器官のためにも、質のよい睡眠のためにも大切なことです。

十分な睡眠時間を確保しているにもかかわらず、
疲れがとれないというような方は、
この辺りに気をつけましょう。

身体の休息は、量より質、です。

身体のメカニズムに合った休め方をすることです。

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体の温まる飲み物7種
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[1]生姜紅茶
紅茶のカフェインによる利尿作用と、
赤い色素のテアフラビンによる体を温める作用が強力であるうえに、
生姜のジンゲロンやジンゲロールによる発汗・利尿作用が加わり、
さらに黒砂糖により滋養強壮作用が促されます。
冷え性だけでなく、むくみ、便秘、こりや痛み、高血圧に効きます。
毎日、3〜6杯飲む習慣をつけると、
さまざまな心身の不調から解放されるはずです。

※生姜紅茶の作り方
1.熱い紅茶を用意する。
2.カップに注ぎ、生姜をすり下ろして(適量)入れる。
3.黒砂糖かハチミツを加えて飲む。

[2]生姜湯
生姜湯は、湯飲み茶碗の湯の中に、すり下ろした生姜を入れて飲むもの。
冷え性、こりや痛み、生理痛・生理不順、食欲不振、腹痛、カゼの引き始め、
胃腸病などによく効きます。

※生姜湯の作り方
1.親指大の生姜をすり下ろし、紅茶こしに入れる。
2.上から熱湯をかけて、湯飲み茶碗いっぱいにする。
3.黒砂糖、ハチミツ、プルーンなどを入れて飲む。

これに滋養強壮作用がより高まる葛の粉を少し加えると、
保温、発汗、健胃作用がさらに顕著になります。

[3]しょう油番茶
しょう油小さじ1〜2杯を湯飲み茶碗に入れ、熱い番茶を注いで飲む。
これだけで、疲れ、貧血、冷え性に効きます。

[4]梅醤番茶
上記の生姜湯よりもさらに保温効果が強く、
下痢、便秘、腰痛、腹痛、吐き気などの胃腸病に即効するのが、
この梅醤番茶です。
このほかにも、冷え性、疲れ、貧血、風邪、気管支炎、
痛みの病気や婦人病にも絶大な効果を発揮するとのことです。
1日、1〜2回の飲用でいい。

※梅醤番茶の作り方
1.種子をとりさった梅干し1個を湯飲み茶碗に入れて、
  果肉を箸でよくつぶす。
2.上記の湯飲み茶碗の中にしょう油を大さじ1杯加えて、
  よく練り合わせる。
3.生姜をすり下ろして、ふきんで搾ったものを3〜4滴落とす。
4.熱い番茶を注いで湯飲み茶碗いっぱいにし、よくかき混ぜて飲む。

[5]レンコン湯
レンコン湯は咳きやのどの痛みをともなう扁桃炎や気管支炎に対して
効果的だそうです。1日2回服用するとよいそうです。

※レンコン湯の作り方
1.レンコン(約40g)をよく水洗いして皮をむかずにすり下ろし、
  ふきんで搾って約20ccを湯飲み茶碗に入れる。
2.生姜をすり下ろし、ふきんで搾って5〜10滴落とす。
3.塩またはしょう油で薄く味付けする。
4.熱湯を注いで、少し冷めたら飲む。

[6]ダイコン湯
すり下ろした大根と生姜をたっぷりと飲むのがダイコン湯。
発熱性の風邪や気管支炎、
動物性たんぱく質を食べ過ぎて、
便秘や下痢、腹痛がある時に用いるとよいそうです。

※ダイコン湯の作り方
1.大さじ3杯のすり下ろしダイコンをどんぶりに入れる。
2.すり下ろし生姜を小さじ1杯加える。
3.しょう油を好みで大さじ2分の1〜1杯加える。
4.熱い番茶を注いでどんぶり1杯にして飲む。

[7]卵醤
卵醤は、心不全や心臓機能の低下に用いられる。
いうなれば強心剤です。
強壮作用が強いので、飲むのは2日に1回にすること。

※卵醤の作り方
1.茶碗に卵(できれば有精卵)の黄身だけを白身から分離して入れる。
2.黄身の4分の1〜2分の1量のしょう油を加えて、かき混ぜて飲む。

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血流を改善する食材
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・納豆
 ナットウキナーゼというたんぱく質分解酵素が血液の粘度を下げます。
・梅干し
 クエン酸が血液を固まりにくくします。
・そば
 ルチンというポリフェノール成分が末梢循環を良くします。
・青魚
 DHA、EPAはω3系列の脂肪酸です。週2回以上食べましょう。
・パイナップル
 一切れ食べると、15分で末梢皮膚温が上昇します。缶詰めでも可。

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冷え体質は複合的な要因から
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結局、冷え性は、一発勝負で克服出来るようなものではありません。

仮に、医療の力を借りて、妊娠、出産できたとしても、
冷え体質を抱えたままの身体では、
いつかは、また、別の体調不良に悩むことになる可能性が大です。

この機会に、生活を見直してみませんか?

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▼長谷川先生の治療室「ルナホリスティックケア」のサイト
http://www.iyashinet.net/
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記事についてのご意見ご感想等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


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        妊娠しやすいカラダづくり編集室から

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編 集 後 記
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お盆休みの真っ最中でしょうか。

不妊治療と仕事の両立についての連載の第2回目を、
来週に変更し、夏の冷え対策をお送りしました。

毎年、夏にお送りしている恒例の記事なのですが、
今年も、このタイミングで、
どうしても、皆さんにお知らせしておかねばということで、
急遽、内容が変わったことをお許し下さい。

それでは、それぞれの夏を楽しんでください!

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] No.219
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◎発行部数
・自社配信: 1,001部
・まぐまぐ: 5,303部
・合計部数: 6,304部(8月11日現在)
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【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)
荻田浩司(医師・医学博士)  
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