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妊娠しやすいカラダづくり
2007/9/9 No.223
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http://www.akanbou.com
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このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。
-[INDEX]------------------------------------------------------------
》今週の更新情報
》今週のニュース解説:不妊治療に伴うリスクをどう考え、理解するか
》今週のトピックス:"油"は妊娠する力や母子の心身の健康に影響する
》妊娠しやすいカラダづくり編集室から
》編集後記
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今 週 の 更 新 情 報
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2007年9月8日 最新ニュース
肥満は子宮内の着床環境にも影響を及ぼす
http://www.akanbou.com/news/news.2007090801.html
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2007年9月7日 妊娠報告
7年の不妊期間、6回の人工授精の後、自然妊娠
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2007090701.html
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2007年9月6日 Q&A
流産後の月経周期が安定しません
http://www.akanbou.com/qa/qa.2007090601.html
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2007年9月5日 最新ニュース
選択的単一胚移植実施のためのガイドライン
http://www.akanbou.com/news/news.2007090501.html
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2007年9月4日 最新ニュース
不妊治療に伴うリスクとしての妊娠高血圧について
http://www.akanbou.com/news/news.2007090401.html
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2007年9月3日 最新ニュース
流産の夫婦の精神面への影響について
http://www.akanbou.com/news/news.2007090301.html
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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com
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今週の最新ニュース解説
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【テ ー マ】----------------------------------------------------------
不妊治療に伴うリスクをどう考え、理解するか
【結 論】----------------------------------------------------------
不妊治療に伴うリスクのほとんどは多胎妊娠が誘発するものである。という
ことは、多胎妊娠を予防することで、不妊治療に伴う異常妊娠や出生児の健
康へのリスクのほとんどは避けることが出来る。
取るべき対策としては、一般不妊治療(タイミング指導・人工授精)では、
過排卵(複数の卵子を排卵させる)を目的とした排卵誘発剤を不必要に使用
しないこと。また、体外受精においては、移植する胚の数を可能な限り、1
つに制限すること。
【コメント】--------------------------------------------------------
読者の方々からさまざまなメールをいただきます。
もちろん、その内容はさまざまなのですが、
不妊治療を受けることによって、
"母子の健康に何らかのマイナス面の影響がありはしないか"
そんな懸念を訴えられるメールの数は、常に、少なくありません。
この数年の体外受精、特に、顕微授精の急増ぶりをみていると、
もはや"高度な治療は当たり前"という時代になったのかもしれません。
世間でもそんな雰囲気が"なきにしもあらず"のように思います。
ところが、そんなデータや空気が示す情勢とは裏腹に、
皆さんの"生の声"に接していると、
決して、それほど気軽に治療を受けているわけではないこと、
要するに、これで授かるならと、
止むに止まれぬ気持ちを抱きながらの治療であり、
また、自分たちは一般の治療までと決めておられる方々も少なくなく、
さらには、実は、不妊治療は受けない、
或いは、受けていたが止めてしまったという方々が、
読者の半数弱はおられるのです。
http://www.akanbou.com/an/houkoku-top.html#0
ほとんどのケースは、
命のかかわる病気ではないわけですから、
どんな治療をどこまで受けるのか、
それを決めるのは患者側あり、いろいろな価値観があって当然です。
そのためにも、不妊治療によって得られる恩恵だけでなく、
不妊治療で起こり得るかもしれないマイナス面の情報も、
発信していくことがとても大切なことであると、私たちは、考えています。
さて、前置きが大変長くなってしまいました。
不妊治療の伴うリスクについてどう考えるべきかというテーマです。
最新ニュースでは、
不妊治療を受けた女性のほうが、
妊娠高血圧や妊娠高血圧腎症にかかるリスクが高いこと、
そして、そのことは、不妊治療に伴う多胎妊娠が原因であることが、
アメリカのボストン大学の研究チームが発表しています。
http://www.akanbou.com/news/news.2007090401.html
また、先月、信頼性の高い研究報告が発表されています。
体外受精に伴う未熟児や低体重児、死産、流産、
妊娠合併症や異常妊娠のリスクの増加は、
体外受精による胚の操作というよりも、
体外受精に伴い増加する多胎妊娠が原因であると、
ロンドン大学の研究者が、
1980年から2005年までのデータを収集、分析し、結論づけています。
http://www.akanbou.com/news/news.2007081401.html
そして、多胎妊娠を予防するために、
体外受精に移植する胚の数を少なくする、
出来れば1個に限定するというのが世界的な傾向になっています。
そこで、自治医科大学の柴原教授らの研究チームは、
妊娠率を下げずに、単一胚移植を実施するためのガイドラインとして、
母親になる女性が35歳以下で、
初めての治療周期で、
少なくとも媒精後2日目に2個以上の4細胞期胚、
もしくは、媒精後 3日目に2個以上の6細胞期胚が存在すること、
そして、母親になる女性の過去の妊娠、出産経験から、
一定の妊孕性が確認されることとしています。
http://www.akanbou.com/news/news.2007090501.html
また、多胎妊娠が増えるのは、決して、高度な治療だけでありません。
タイミング指導や人工授精のおいても、
妊娠率を高めるために、
排卵誘発剤で複数の卵子を排卵させると、当然、多胎妊娠は増えます。
ですから、排卵障害の治療のための使用は別として、
過排卵のための排卵誘発剤の使用については、
慎重を期す必要があると言えます。
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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com
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今週のトピックス
油の取り方は妊娠する力や母子の心身の健康に大きく影響します
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このメールマガジンでは、
妊娠する力を高めるためだけでなく、
例えば、健全な妊娠のために、
そして、未だ見ぬお子さんの健康のために、
さまざまなセルフケア法を考えているつもりです。
もちろん、これさえ飲めば!とか、
これさせ食べれば!、これさせやれば!
なんていうような"魔法の杖"は存在しないのですが、
妊娠する力を高め、母子の将来も含めた長期間の心身の健康を増進する、
要するに、全てのテーマに共通して大きく寄与するのが、
"油のとり方"なのです。
実は、この"油のとり方"については、
いろいろな機会に取り上げているのですが、
正しい油の取り方を特集して欲しいという声が少なくありません。
そして、油の種類やその名前がややこしいということもよく聞かされます。
確かに、油については、ややこしい、です。
たとえば、妊娠前から妊娠3ヶ月迄、
葉酸を1日400マイクログラム摂れば、
お子さんの先天性異常のリスクが70%低下しますというのは、
大変明解ですね。
まあ、妊娠が判明した時点では遅くて、
妊娠する前から飲んでおかないといけないとか、
葉酸のサプリも何でもいいというわけではないのですが、
"こうすれば、こうなる"という関係が単純です。
ところが、油の場合は、
現実的には、油そのものを飲んでいるわけではなくて、
毎日、食べる食べ物に入っていることから、
油のとり方を変えることは、食生活全般を見直すことになるわけです。
この辺りが、ちょっと、邪魔くさいというか、
相当な覚悟が要るところかもしれません。
ただ、基本的な知識を身につけて、
自分たちの食や生活習慣に応じて工夫して、
正しい油の摂り方を習慣化することが出来れば、
その恩恵は、とてつもなく大きいものです。
以下はこれまで報告されているもののほんの一例です。
→男女ともに、妊娠する力が高まります。
→妊娠異常や一部の流産を予防します。
→未だ見ぬお子さんの脳の発育が促進されます。
→未だ見ぬお子さんが、
アトピーやぜんそく等のアレルギー疾患にかかるリスクが低くなります。
→母親の出産、育児ブルーのリスクも、また、低くなります。
→家族の将来のガンや心臓病にかかるリスクまが低くなります。
それほどに、毎日、摂取する油の"影響力"はとても大きいのです。
それでは、本題に入ります。
★正しく油をとるために
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【鉄則1】油は摂りすぎてはいけない
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これは、もう、ほとんどの方が知っていて、了解していると思います。
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【鉄則2】油は正しい摂取バランスで摂らなければいけない
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意外にも知られていないことのようです。
さて、"摂取バランス"というのはどういうことかと言いますと、
油には、いくつかの種類があって、
それぞれの種類を正しい摂取バランスで摂りましょうということです。
そのためには、油の種類を知ることから始めることが大切です。
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【鉄則2の1】油の種類を知ることから始めましょう
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大きく分けると飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。
(1)飽和脂肪酸
肉の脂肪やバターなどに多く含まれます。
特徴は、常温では固体であるということです。
(2)不飽和脂肪酸
植物や魚に多く含まれます。
液体で存在します。
さらに、この不飽和脂肪酸は3つのグループに分けられます。
(2−1)オメガ6系脂肪酸(n-6系脂肪酸)
リノール酸など。
・コーン油、ゴマ油、大豆油、紅花油、ひまわり油、サフラワー油等。
(2−2)オメガ3系脂肪酸(n−3系脂肪酸)
アルファリノレン酸、EPA、DPAなど。
・魚の油、フラックスオイル(亜麻仁油)、エゴマ油、シソ油等。
(2−3)オメガ9系脂肪酸(n−9系脂肪酸)
オレイン酸など。
・オリーブオイル、菜種油、パーム油等。
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【鉄則2の2】正しい摂取バランスで摂るために
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〔 オメガ6系脂肪酸:オメガ3系脂肪酸 = 3〜4:1 〕
オメガ6系脂肪酸を3か4に対して、
オメガ3系脂肪酸を1の割合で摂るのが、
正しい摂取バランスだとされています。
ところが、一般論として、現代の食生活の特徴として、
リノール酸に代表されるオメガ6系脂肪酸を摂り過ぎていて、
オメガ3脂肪酸が不足していると言われているのです。
そして、この摂取バランスの悪化が、
さまざまな疾患や身体の不調、アレルギー疾患を招き、
さらには、不妊の遠因になっているのではないかと考えられます。
さて、正しい摂取バランスを比率で示されても、あまり意味がありません。
具体的な方法としては、
まずは、摂りすぎているオメガ6系脂肪酸の摂取を減らし、
不足しているオメガ3系脂肪酸の摂取を増やすことになります。
★オメガ6系脂肪酸の摂取を減らすために
炒め物や揚げ物などの加熱料理に使う油をオリーブオイルやバターに変える
★オメガ3系脂肪酸の摂取を増やすために
その1 魚を週に2回以上は食べる
※イワシ、アジ、サバ、さんま、かつお、サケ、まぐろ等。
その2 サラダのドレッシングにはフラックスオイル(亜麻仁油)を使う
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【鉄則3】悪い油(酸化した油・トランス脂肪酸)を摂らない
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最後は悪い油を摂らないように注意するということです。
悪い油とは、まずは、酸化した油、古い油です。
そして、今、何かと話題のトランス脂肪酸を摂らないようにすることです。
トランス脂肪酸は排卵障害を招く可能性があると報告されています。
http://www.akanbou.com/news/news.2007011301.html
このトランス脂肪酸という脂肪のことは、
日本では、まだ、それほど知られていないかもしれません。
普通、植物油は、動物脂肪と違って、液体で、酸化しやすいのですが、
マーガリンやスナック菓子などに使われているショートニングは、
植物油であるにもかかわらず、半固形で、安定し、保存がききます。
なぜかと言いますと、
植物油に化学的な操作を加えて、加工しているからなんです。
そして、その加工の過程で生じるのがトランス脂肪酸なのです。
あと、高温下で抽出精製、脱臭されたり、
あのエコナのような人工的に加工した油脂などにも、
同じように、それぞれの行程で、トランス脂肪酸が生じます。
ですから、トランス脂肪酸は、
マーガリン、ショートニングを使ったお菓子や食品、
また、ファーストフードや加工食品、冷凍食品、
さらには、人工的に加工した植物油などに含まれています。
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ま と め と し て
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簡単にまとめます。
★妊娠する力を高める油のとり方
→控えた方がよい油・・・飽和脂肪酸、オメガ6系脂肪酸
→もっと摂りたい油・・・オメガ3系、オメガ9系脂肪酸
→摂ってはいけない油・・・トランス脂肪酸、酸化した油
★そのために実践したいこと
→肉は少なくする
→加熱料理に使う油をオリーブオイルやバターに変える
→魚を週に2回以上は食べる
→サラダのドレッシングにはフラックスオイル(亜麻仁油)を使う
→外食は出来るだけ控える
→マーガリン、ショートニングを使ったお菓子や食品、
また、ファーストフードや加工食品、冷凍食品は控える。
さらには、人工的に加工した植物油は使わない。
いかがでしょうか?
要は、バランスの問題です。
油においても、バランスが命、なんです。
正しい油の取り方を追求することは、
結局、正しい食生活を実現することになり、
それは、具体的には、バランスよく食べることに尽きるように思います。
また、上記の具体策はほんの一例です。
あとは、さらに勉強することで、
それぞれの食生活に合った方法を考え、工夫し、実践してみて下さい。
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最後に、もろもろのアドバイスとして
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★よい油の見分け方
一言で言いますと、自然な状態に近いことになります。
例えば、オリーブオイルでは、
化学溶媒ではなく、自然に搾ったもの、
そして、コールドプレスといって、低温下で製造していること。
反対に、化学溶媒を使って、
工場で大量生産している油は極力避けたいものです。
たとえ、トクホと言えども、です。
★亜麻仁油(フラックスオイル)について
オメガ3脂肪酸が最も豊富に含まれているのが、
亜麻仁油(フラックスオイル)です。
ですから、オメガ3系脂肪酸を効率よく摂取するのは、
最も適したオイルと言えます。
まだまだ、知られていませんが、
健康に敏感な方から、徐々に、注目されるようになりました。
そのまま飲んでもよいのですが、
このオイルでサラダのドレッシングを作って食べるのがよいと思います。
私たちが、さまざまな製品を使用し、比較検討した結果、
カナダのフローラ社の亜麻仁油をお勧めしています。
オイルタイプとカプセル(サプリメント)タイプがあります。
カプセルタイプは手軽ですが、
オイルタイプは、酸化しやすいため、冷蔵庫で保管する必要があります。
そのため、多少、煩わしいのですが、
オイルをドレッシングとして使うことで、
それまでのドレッシングに含まれていたオメガ6系のリノール酸を減らし、
フラックスオイルをとることでオメガ3系を増やすことになり、
この摂り方がお勧めではあります。
■亜麻仁油(オイルタイプ)
http://www.nature-g.com/shohin/flora/01.html
■亜麻仁油(カプセルタイプ)
http://www.nature-g.com/shohin/flora/02.html
★魚油(EPA・DHA)のサプリメントについて
植物の場合は、
その生産、栽培について、
安全管理を徹底することが可能ですが、
魚の場合の安全管理はどこまでもグレイな部分があるようです。
要するに、汚染の問題です。
いまや、北極海の魚でも水銀汚染は避けられないと報告されています。
ですから、大量の魚から濃縮した油のサプリメントは避けて、
実際に魚をたくさん食べるのが無難ではないかと考えています。
魚油(EPA・DHA)のサプリメントはたくさん出回っていますが、
実際に、原料の魚が、天然なのか、養殖なのか、
また、いつ、どこで、どのように獲ったものかを、
明らかにしている製品は、たとえ、大手の製品でもみたことはありません。
わざわざ、リスクを負うことはありません。
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上記記事についてのご意見、ご感想等は下記宛にお寄せ下さい。
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編 集 後 記
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9月に入って、幾分、過ごしやすくなったでしょうか。
昨日の日経新聞の夕刊に、
「食品不正表示後絶たず」という見出しで、
コメの精米日付を偽装していた卸売会社に農水省が、
業務改善命令に踏み切った背景が書かれています。
なぜか、北海道のミートホープの食肉偽装だけが、
マスコミで大騒ぎされていましたが、
実際には、それは、ほんの氷山の一角のようです。
また、雪印食肉偽装事件から、数年経過しましたが、
その数は減っていないそうですから、
もはや、業界では常識化しているに違いありません。
私たちが想像している以上に、
異常なことが常識化しているのは、
もはや、社会保険庁だけではないようです。
そして、そのことを嘆いているだけでは、被害を被るのは私たちです。
コメや調味料など、影響の大きい、
毎日、口にするものの安全性については、
やはり、消費者側で防衛するしかないようです。
そのためには、知識も大切ですが、
実は、舌や身体でチェックすることが一番間違いないのかもしれません。
気功教室のいで先生は、
「身体が最も信頼できるセンサーであるはず、
いや、そうなっていないといけないの」とおっしゃいます。
要するに、いくら精米日付が偽装されていても、
食べてみてコメの古さを察知しなければならないということです。
今回、特集した油も同様ですね。
悪い油を食べると、
気分が悪くなるくらいの感度が、
この偽装表示社会をサバイバルするためには必要ではないでしょうか?
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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] No.223
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◎発行部数
・自社配信: 1,003部
・まぐまぐ: 5,305部
・合計部数: 6,308部(9月9日現在)
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ませんのでご了承ください。
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【発 行】 株式会社パートナーズ内
[妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【編集長】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)
荻田浩司(医師・医学博士)
【WEB】 http://www.akanbou.com
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