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妊娠しやすいカラダづくり
2007/12/23 No.238
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http://www.akanbou.com
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このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。
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》今週の更新情報
》妊カラフォーラム：読者の皆さんからのメールをご紹介します。
》妊娠しやすいカラダづくり編集室から
》編集後記
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今 週 の 更 新 情 報
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2007年12月12日 妊娠報告
主人とよく話し合い、二人で納得しながら治療を受けて
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2007122201.html
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2007年12月21日 最新ニュース
オメガ３脂肪酸は子宮内膜症を軽減する可能性
http://www.akanbou.com/news/news.2007122101.html
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2007年12月18日 最新ニュース
体外受精時に移植する胚の数の上限を２個、可能な限り１個に
http://www.akanbou.com/news/news.2007121801.html
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2007年12月17日 編集長コラム
妊娠法ではなく、妊娠体質
http://www.akanbou.com/column/main.html
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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com
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妊カラフォーラム
読者の皆さんからのメールをご紹介します
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クリスマスイヴを含む３連休の真っ最中ですから、
連休明けに読まれる方も少なくないかもしれませんね。
今週に妊カラフォーラムは、
読者の皆さんからのメールをご紹介したいと思います。
★コラム「妊娠法ではなく、妊娠体質」へのメール
前号のコラム「妊娠法ではなく、妊娠体質」について、
Ｊさんからのメールです。
---[Ｊさんからのメールここから]-------------------------------------
こちらのメールマガジンを見るようになって早２年が経ちます。
ちょうど２年前、義両親と同居が始まり、
子どもが幼稚園に入園、周りは妊娠・出産の嵐．．．。
どうして私には赤ちゃんが．．．と言う思いから、
生理になるたびに泣いていました。
確かに、「何がいけないんだろう？」
「どうすれば赤ちゃんが出来るのだろう？」と、
そればかり考えて、
主人や子どもの事を思いやる気持ちすら忘れていた気がします。
今年に入って少しずつですが考え方も変わり、
体に良い事を！と、
整体に行ったり漢方薬を飲んだり体を動かしたりと、
カラダづくりに気をつかうようになりました。
赤ちゃんはつくるものじゃなくて授かるもの。
わかっていながらストレスをため、
自分からマイナスを招いていたんだなと感じました。
生理になってがっかりして落ち込んでしまう事もあるし、
いつも元気でいる！とまではいきませんが、
今は少しずつ、赤ちゃんが私たち家族のもとに来てくれる日を夢見て、
『カラダを妊娠体質にする』を実践していきたいと思います。
これからもメールを楽しみにしています。
---[Ｊさんからのメールここまで]-------------------------------------
どうしても心に余裕がない時は、
頭では分かっていても、
気持ちはなかなかついてゆけない状態になってしまいがちですね。
ストレスを避けたり、
ストレスを無くしたりする"方法"ではなく、
ストレスに強い"体質"づくりが大切だということになるでしょうか？
そのためには、それまでの視点や考え方を、
少し、変えたり、ずらしたりすることで、
少しずつでも、心に余裕を持てるようになれそうです。
Ｊさん、ありがとうございました。
"妊娠体質"について、もう一通、Ｋさんからのメールです。
---[Ｋさんからのメールここから]-------------------------------------
いつも、メルマガを拝読しております。
先日の、「妊娠法より、妊娠体質」を読んで、
まさに私の今後のテーマと同じだと共感しました。
３年ほどの治療のなかで、いろんな情報に振り回され、
体も心も普通に健康でいられたことがどのぐらいの時間あったか。。。
忘れた頃にといわれても、
忘れることなどできず、
ステップアップを重ねることに。
そのたびに、結果が出ずに落ち込んで、の悪循環でした。
今年初めて臨んだ顕微授精で、失敗。
次の凍結胚移植でも失敗。とつづき、
どちらも先生の言葉は「原因がわかりません」でした。
主人も幸い前向きで、
常に結果が悪くても頑張ろうと私を励ましてくれたのに、
この先生の言葉に、主人も「もう、次頑張ろうと思えない」と。。。
原因がわからないという辛さは、
どのように乗り越えればよいのでしょうか？
思い返せば、妊娠しない現実を、
自分の体には欠陥があるんだという認識をしていたように思います。
探しても見つからない欠陥を探し続けて、
そのために必要のない治療やストレスを感じていたのかもしれません。
なぜ妊娠しないのか？ということを
「そのうち妊娠する」と思えるようになるには時間がかかりますが、
顕微授精を終えて、
先生にも原因がわからないといわれて、
なんだか力尽きました。
もう、神のみぞ知る、という領域に達してしまった気がして。。。
そんな今、「もう、やるべきことはやった」という気持ちと、
諦めにも似た、ばかばかしい、と思うような気持ちと、
それでもあきらめきれない悔しい気持ちが交差しますが、
本来持っていた自分の妊娠力というものを、
信じなければいけないと気づきました。
気功のあんどうよしみ先生の言葉に、
「精子の数が少なくても、健康な子宮と卵巣があれば必ず妊娠する」
と言う言葉があります。
治療によってできなくても、
自然妊娠をしたという例も聞きます。
私も、自分を信じて、
心も体も健康でいられるように過ごして行こうと決めました。
妊娠体質になるためのアドバイス、今後も期待しています。
---[Ｋさんからのメールここまで]-------------------------------------
Ｋさん、ありがとうございました。
原因がわからないということは、もちろん、辛いことなのですが、
原因がわからないということ、そのものは、
異常なことでもなんでもありません。
顕微授精というと、不妊治療においては、
ともすれば"最後の砦"のような印象を持ってしまいがちなんですが、
単に、卵子と精子を"確実に"出会わせて、
受精卵を、より、確実に得られるようにしているだけなのですね。
妊娠に至るプロセスの一部を確実にすることに過ぎないということです。
健康な若い男女でも、
周期あたり７０％以上は妊娠しないわけで、
そして、その原因は、誰にも分からないのですから、
そもそも、生殖活動は"神のみぞ知る"領域で進むものなのですね。
ですから、顕微授精"でも"、
妊娠出来なかったからといって、
改めて、原因が分からないと言うのも、
考えようによっては、おかしな話しなのかもしれません。
生殖医療に過度に期待してしまうこと、
すなわち、生殖医療で解決可能な範囲以上の期待を抱いてしまうことは、
ある意味"奢り"を招いてしまい、
誤った認識がストレスを大きくしてしまいかねないものですし、
かと言って、単なる"精神論"で片付けてしまうのも、
違った意味で"奢り"を招いてしまい、
えも言われぬ違和感を感じてしまいます。
自分たちにコントロール出来ないのであれば、
その時まで、どのようにして待つべきか、待ちたいのか、
二人で、心を合わせて、考え抜くことが大切なんだと思うのです。
それが、結果として、後悔しない選択につながるに違いありません。
ココロとカラダの妊娠体質について、一緒に、考えていけたらと思います。
★他人の妊娠の報に接するのが辛い
次にご紹介するのは、Ｓさんからのメールの一部です。
友人の妊娠報告に接して、辛くて、心が壊れそうだと、
Ｑ＆Ａに相談を寄せられたクロさんへのメッセージをいただきました。
http://www.akanbou.com/qa/qa.matsumoto-009.html
---[Ｓさんからのメールここから]-------------------------------------
このクロさんのレスを見て涙があふれでました。
差し出がましいようですが、
自分も妊娠をしてすぐに繋留流産となりました。
<中略>
流産後、父親のうつ病発症、母親の愚痴、
主人は仕事で帰ってもすぐ寝てしまう、友達は子育て・・
流産後から３か月は子づくりは控えるようにということでしたので、
仕事もしていない私は、悪い結果ばかり考えていました。
毎日、毎日、孤独との戦い、不安でとうとう自分が壊れてしまい、
自律神経失調症と診断されました。
今は甲状腺も疑わしいということで、検査結果待ちです。
でも私、思うんです。
人間ってそんなに強くないじゃないですか。
だから、病気にもなると思うんです。
孤独に打ち勝つ人もいます。
でも人ってそんなにつよくありません。
それに人間っていう動物は、すべて自然界と一緒で、
子供を作ることを本能としているので、
他人が授かって自分が授からないことに対して、
他人に嫉妬するって、当たり前のことだと思うんです。
ある虫の話を動物奇想天外でやってたんですけど、
卵をたくさん産んだ虫に対して、
産めなかった虫は、葉っぱに卵を産んだお母さん虫と卵をくるくる巻いて、
枝からその巻いた葉を落としてしまうんです。
これは、ペンギンでもあります。
自分の産んでない子を自分の子供にしてしまうなど。
もちろん私たちは人間です。
そんな悪い気持ちは抑制できます。
でもでも、人間でも普通に子どもを産んだ人、妊婦さんに対して
話を聞いたりするのが嫌だって、うらやましいって、
それ普通のことだと思うんです。
それを悪いことだと思うから悪くなっちゃうんです。
孤独になっちゃうんです。孤独は払拭できません。
だから自分は普通だ。健全なんだって思ってください。
でもこれは簡単に言えますが、
難しいっていうのも分かってます。
頑張らなくっていいんです。
ただ、ムカつく人がいたら素直になって心の中での舌うちも必要です。
思いっきり"チッ"ってやってやりましょうよ。
そして忘れましょう。
それが、きっとクロさんの人生にとって、
幸せにつながってくれるんじゃないかって思います。
<中略>
---[Ｓさんからのメールここまで]-------------------------------------
Ｓさん、本当にありがとうございました。
Ｓさんからクロさんへのメールは全文転送させていただきましたが、
ここでは、その一部をご紹介させていただきました。
これからクリスマスから年末年始を迎え、
いろいろな感情や思いが錯綜する時期でもあります。
そんな時期のために、
Ｓさんから応援をいただいたとも、思っています。
子どもについての誰かの"心無い言葉"、
友人や知人、そして、見ず知らずの他人の"妊娠の報告"に接して、
辛く、悲しい、そして、悔しい思いをすることもあるかもしれません。
じっと、耐えるしかないなんてことは、絶対に、ありません。
自分を守るのです。
そうです、サバイバルするのです。
そのためには、予め、地雷が埋まっていそうなところには、
出向かないことも必要かもしれません。
そうです、まずは、可能な限り避けることです。
ところが、避けることが難しいこともありますし、
思わぬところに地雷があったなんてことも、十分に有り得るでしょう。
そんなときには、仕方ありません。
ただ、やられっぱなしはいけません。
そうです、Ｓさんに教えてもらったように、
"心の中での舌うち"をしてやりましょう！
そして、心の中で言うんです。
『傷ついた分だけ、幸せになってやる！』って。
そうです、幸せになることが最高の復讐なのです。
★そして、武器はいろいろあります！
辛く、悲しいとき、孤独を強く感じるとき、
そんな時、あなたに大きな力を与えてくれる"武器"は、
いろいろあるのです。
この武器を持っているのといないのとでは、
その差はあまりに大きいものがあります。
全部、タダ（無料）です。
◎呼吸法
最も、簡単で、手軽であるにもかかわらず、効果的な武器は呼吸法です。
理屈は言いません。
今回は、アンドルー・ワイル博士のリラクゼーションのための呼吸法を、
ご紹介しておきます。
１）舌の先を前歯の裏側に軽くふれるように休めて、
そのままの位置で以下の呼吸を行う。
２）「フゥーッ」という音をたてながら、息をぜんぶ吐ききる。
３）口は閉じたまま、１から４まで数えながら、鼻から静かに深く息を吸う。
４）息をとめて、１から７まで数える。
５）１から８まで数えながら、ゆっくりと、軽く音をたてながら息を吐く。
６）上記の３から５までのステップを４回繰り返す。
◎ウォーキング
ただ、自分のペースで歩くだけです。
最初は、億劫に感じるかもしれません。
でも、思い切って、歩いてみて下さい。
３０〜４０分も歩いて、
少し、汗ばむくらいになってくると、
頭がとってもスッキリしてきて、
それまで、思い悩んでいたことが、
ちっぽけなことに思えてくるから不思議です。
専門家によりますと、そのくらいになると、
頭の中で、脳内麻薬が分泌されるからなんだそうです！
この麻薬なら、中毒になっても、全然問題ありませんね。
◎ＦｉｎｅのＳＮＳ
ここに、避難場所、心のリゾートがあります。
Ｆｉｎｅというのは、
子どもを授からないことで、
少しでも悲しい思いを味わったことのある人を対象とした 、
「現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会」です。
http://j-fine.jp/
ＳＮＳというのは、あの「ミクシー」のようなやつです。
そのＦｉｎｅ版のコミュニティーで、
同じ不妊に悩む方々が、現在、４００名以上登録されていて、
いろいろな話題で盛り上がり、交流しているのです。
私（細川）も登録させてもらいました。
決して、ひとりじゃないってことが実感できると思います。
詳しくは、以下のページから。
http://j-fine.jp/sns-qa.html
★ストレスに強い体質をつくること
皆さんは、ストレスを感じたとき、
どのように発散したり、リラックスしたりしていますか？
前々から思っているのですが、
ヤケ○○というのは、それほど効果がないんですね。
逆効果になることも少なくないと思うのです。
また、社会生活を営んでいる限りは、
ストレスはゼロにはなりません。
もちろん、一時的に逃げ出したり、
避難することも有りなんでしょうが、
大切なことは、単なる"発散法"ではなく、
"ストレスに強い体質"です。
よいクリスマスと年末年始をお過ごし下さい！
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フォーラムについてのご意見、ご感想等は下記宛にお寄せ下さい。
info@akanbou.com
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妊娠しやすいカラダづくり編集室から
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※内容によっては、回答に時間を要する場合、回答できない場合があります。
━［妊娠報告をお願いします］━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼皆さんからの妊娠報告をお待ちしています。
とにかく、不妊を克服された方々の体験は本当に励みになります。
↓以下のページからどうぞ
http://www.akanbou.com/houhoku/main.html
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編 集 後 記
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いよいよ、今年も残すところ、あと１週間になってしまいました。
そして、今年も例年通りに、
クリスマスや年末年始が今から憂鬱で仕方ないとうメールが・・・。
そんな皆さんからのメールに、
妊カラフォーラムでお応えしたつもりです。
いかがでしたでしょうか？
Ｓさんのメールは、
パッションに溢れていて、
とてもインパクトがありました。
顔は笑っていても、心の中で舌打ちしようということを、
是非とも、皆さんにお伝えしたく、ご紹介させていただきました。
本当にありがとうございました。
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妊娠しやすいカラダづくり［毎週末発行］ No.238
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◎発行部数
・自社配信： 1,006部
・まぐまぐ： 5,420部
・合計部数： 6,431部（12月23日現在）
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http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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場合がございます。匿名などのご希望があれば、明記してください。また、
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【発 行】 株式会社パートナーズ内
［妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト］
【編集長】 細川忠宏（不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー）
【監 修】 西川 浩（医師・心斎橋中央クリニック院長）
荻田浩司（医師・医学博士）
【ＷＥＢ】 http://www.akanbou.com
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