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妊娠しやすいカラダづくり
2008/1/6 No.240
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http://www.akanbou.com
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このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。
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こんにちは!
今年が皆さんにとって、
皆さんの年で、素晴らしい年であることを祈念しつつ、
2008年はじめての妊カラをスタートします。
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妊娠体質をつくるための日常生活の3つのポイント
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2008年の妊カラのメインテーマは、
ココロやカラダを妊娠体質に変える、
また、ココロやカラダの妊娠体質を強化するためのお手伝いです。
昨年12月の編集長コラム「妊娠法ではなく、妊娠体質」には、
http://www.akanbou.com/column/henshuuchou/20071216.html
皆さんから多くのメールをいただきました。
新しい年のスタートにあたって、
その「妊娠体質」をつくり、強化するために、
ふだんの生活で、なにを、どうすべきかについて、
3つのポイントをお話ししてみたいと思います。
まず、1つ目は「リズムやペースを大切にする」ということです。
皆さん、よくよく、ご承知の通り、
妊娠、出産へのプロセスを進めているのは、
脳や生殖器官から分泌される多くのホルモンたちです。
このプロセスが支障なく進むために最も大切なのは"ホルモンバランス"、
すなわち、全てのホルモンが適切なタイミングと量で分泌されることです。
そして、そのタイミングと量を支配する脳の中の司令塔は、
日常生活のリズムやペースと、ある程度、シンクロしているのです。
ですから、生殖に関わるホルモンたちにいい仕事をしてもらうためには、
ふだんの生活に、一定のリズムとペースを持ち込むことが大切です。
具体的には、どうすればよいのでしょう?
毎日、同じ時間に、同じ事をするのです。
もちろん、毎日、全て同じ行動をするというのは非現実ですから、
可能な、柱の部分だけ、パターン化してしまいます。
例えば、毎朝、同じ時間に起きる、
窓をあけて、深呼吸する、
ウォーキングして、ストレッチする、
ほぼ同じメニューの朝食、
歌を歌いながら、着替えて、家を出る。
こんな感じで、昼食や休憩時間、
そして、帰宅してからの行動も同じ時間に同じことをします。
また、オフの週末も、
起床や就寝、食事の時刻や朝の行動だけは、
平日と同じようにしたいものです。
要するに、何も考えずに(脳が命令しなくても)、
身体が自然に動くように習慣化してしまうということですね。
次に「新たな習慣は"入れ替え"や"ながら"で導入する」ということ。
健康的な習慣をはじめたり、悪習慣を止めたりするのは、
決して、簡単なことではありません。
三日坊主になってしまうのは、
これまでの習慣の上の新たに"追加"してしまうことが一因です。
習慣化するためには、
"追加"するのではなく、
"入れ替え"たり、"ながら"にするのです。
新しく何かを始めたかったら、何かを止めること、
または、今までの習慣と一緒にしてしまうこと、
反対に、何かを止めたかったら、替わりに何かを始めることです。
時間的にも、嗜好的にも、です。
例えば、朝のウォーキングをはじめたかったら、
朝、早く起きるか、今まで乗り物に乗っていたところを歩くのです。
また、バランスボールに座りながら、テレビを見るとか、
タバコを止めて、呼吸法を始めるのです。
自分の生活をパーツに分解して、組み換える際に大切なのは、
やりたいことややるべきことを追加するのではなく、
やめたいことややめるべきことと入れ替えたり、
これまでの習慣と抱き合わせてしまうのが現実的に長続きするコツです。
最後に、「"見える化"や"ご褒美"を意識すること」です。
いくら現実的なプランニングに成功しても、
継続するためには、やはり、それ相応の努力が必要です。
それは、"楽しむ"ということです。
例えば、日々、やることをスケジュール表にして、
それぞれの項目を実行したら、チェックを入れていくと、
チェック印が続くことが、
次第に、快感になってきたりするから不思議なものです。
そして、人間の脳は同じことを繰り返していると、
快感をもたらす神経伝達物質が分泌されてくるそうで、
反対に、やらないと気持ち悪くなってくるはずです。
また、カラダやココロを妊娠体質にすること、
カラダやココロの妊娠体質を強化することは、
早く授かる可能性を高めるだけでなく、健全な妊娠、
もっと言うと、間違いなく、
ココロやカラダの全体のポテンシャルが高くなります。
そのことは、夫婦の関係がよくなることであり、
仕事の成果が高まることであり、
日々の生活が楽しく、充実することでもあるはずです。
今年が皆さんにとって、
皆さんの年で、素晴らしい年であることを祈念しつつ、
2008年はじめての妊カラを終わります。
今年もよろしくお願いいたします。
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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] No.240
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【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)
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