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妊娠しやすいカラダづくり
VOL.380
2010年9月19日
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じぶんたちにあったこたえをだすために・・・
なかなかお子さんが授からないことに悩むカップルが、
悩みを克服するために、"二人で話し合い、考えを整理"して、
"自分たちにふさわしい答えを出す"上でのヒントになるような情報を、
出来る限り客観的な視点で、毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。
━［今週の内容］━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼今週の更新情報
▼妊娠カラフォーラム
夏の終わりのセルフケア
▼読者からのメール
▼編集後記
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今 週 の 更 新 情 報 一 覧
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2010年9月17日 最新ニュース
亜鉛は卵子の正常な成熟に不可欠な役割を果たす
http://www.akanbou.com/news/news.2010091701.html
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2010年9月13日 妊娠報告
体外受精１回、顕微授精６回、移植10回目でやっと妊娠出産できました
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2010091301.html
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記事についてのご質問は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
info@akanbou.com
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妊カラフォーラム
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夏の終わりのセルフケア
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今年の夏は、今まで経験したことがない暑さでした。その分、体には相当な
負担がかかったはずです。
自然治癒力を高めるためのセルフケアについて、多くのことを教えていただ
いている、断食のプロでいらっしゃる、伊豆高原のやすらぎの里の大沢先生
は、夏のセルフケアのポイントの１つとして、"エアコン対策"を挙げてお
られます。
私たちの身体には、暑くなれば、汗をかくことで、寒くなれば、筋肉をふる
わせることで、体温を３７℃前後に保つ働きが備わっています。
その働きは、自律神経によるものです。
ところが、エアコンがばっちりきいた環境でいると、この働きを戸惑わせ、
自律神経のバランスに、影響を及ぼし、ホルモンバランスが崩れてしまった
り、さまざまな身体の不調を招くことになってしまいかねません。
夏の終わりのセルフケアのテーマは、自律神経を整えるということになりま
す。
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動くこと、息を吐き、吸うこと、そして、笑うこと
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そもそも、自律神経とは、「意志とは無関係に作用する神経」です。ホルモ
ンバランスを自分で立て直すことが出来ないゆえんです。
ですから、自律神経を整えるには、直接働きかけるのではなく、間接的に働
きかけなければなりません。
具体的には、動くこと、息を吐いて、吸うこと、そして、笑うことで、自律
神経に働きかけるのです。
★動いて、汗をかく
エアコン浸けになると、体温を調節する働きが低下し、汗をかきにくくなり
ます。
そこで、とにかく、身体を動かして、汗をかくことで、体温調節機能を回復
させます。
今年のような猛暑では、外で運動なんて、とんでもありませんでしたが、涼
しくなってくると、アウトドアが爽やかに感じられるようになります。
★呼吸法で、意識的に息を吐いて、吸う
ゆっくりと、深く、息を吸うと、交感神経優位になり、反対に、ゆっくりと、
深く、息を吐くことで、副交感神経が優位になります。
このことを繰り返すことで、自律神経のバランスが整ってきます。
ポイントは、呼吸という文字の通り、吐いてから吸うということです。
★笑う
大笑いすると、交換神経優位になり、笑いがおさまると、副交感神経が優位
になります。
呼吸法と同じで、大笑いすると、自律神経が整うのです。
自律神経は免疫をコントロールしていますから、笑うと免疫力が高まって、
病気になりにくくなるのはこのためです。
いかがでしょうか？
ポイントは、気持ちよく、身体を動かし、汗をかき、意識的に呼吸法を取り
入れ、大笑いして、リラックスし、楽しむことです。
驚くほど、体調がよくなり、ホルモンバランスが整うことで、生命力のある
卵子や精子が育まれるようになるに違いありません。
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伊豆高原「やすらぎの里」のサイトです。自然治癒力を高めるためのいろい
ろな有用な情報も紹介されています。
▼伊豆高原「やすらぎの里」のサイト
http://www.y-sato.com/
呼吸法についての本です。「超」お勧めです。詩人の谷川俊太郎さんが生徒
になっている呼吸のレッスンＣＤが付録でついていますから、自宅で自習で
きます。
▼「呼吸の本」谷川俊太郎＋加藤俊朗
http://www.samgha.co.jp/products/shinkan/kokyuubook.html
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読者からのメール
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毎回、多くの読者の皆さんからメールを頂戴しています。今週は、その中か
らＴさんからのメールをご紹介します。
前号の特集記事「治療方針を決めるための３つのよりどころ」の感想として、
ご自身の体験を綴っていただきました。
---［Ｔさんからのメールここから］-----------------------------------
毎回、ためになる情報をありがとうございます。
楽しみに拝見しております。
私は39歳で結婚し、
すぐに子どもが授かると思っていましたが、
主人が乏精子症だとわかり、
すぐに不妊治療専門のクリニックにかかりました。
当時は40歳。
私は検査して特に異常は見つからなかったのですが、
某有名クリニックの最初の受診で有無を言わさず、
先生からいきなり、
「顕微授精しか妊娠する方法はありませんね」と言われ、
私達の意思や希望などは、全く聴き入れてもらえず、
自然周期で顕微授精妊娠しましたが、
９週で自然流産しました。
悲しかったです。
その後、クリニックへの不信感もあり、
主人が訴えると怒るほど、
患者の意見を無視した治療法を押しつけられたので、転院。
去年まで３回移植しましたが、妊娠に至っていません。
今年で４５歳になりますが、転院先の先生から、
「御夫婦の希望ならステップダウンしてもいいんですよ」
とおっしゃって頂いて、
それが何よりも私の心の支えでした。
結局、不妊治療に疲れてしまい、
もうギャンブルと同じ治療はしたくないと思い、
今は自己タイミングで治療はしていません。
ホルモン剤の影響で体調も崩してしまい、心身共に疲れ果てました。
経済的にも苦しい状態で、
貯金を全て使い果たし、
高度生殖医療は諦めなくてはいけない状況です。
仕事を再開して、お金が貯まったら、
養子を考えようかと主人と話合っています。
彼が外国人なので、
海外からの養子縁組も視野にいれつつ、
あと１回か２回、初めての人工授精をしようかと迷っています。
しかし、ステップアップは、
喜んで受け入れてくれるクリニックは沢山ありますが、
ステップダウンを、
心良く受け入れて取り組んでくださるクリニックはなかなかありません。
何処へ行っても、
顕微授精しか勧められず、
私達の意志は尊重してもらえないのか？
高額な治療費を払うのは私達なのに...ってつくづく思います。
３５歳までがリミットと言うなら、
４０代は治療方針すら選ばせてもらえないんでしょうか？
そこをなんとかするのが高度生殖医療じゃないでしょうか？
ステップダウンして、もしダメだったとしても、
もし私達の意志を尊重してくれる医療スタッフがいたら、
それで気持ちが救われるんです。
長々すみません。
私達のように沢山苦しんで悩んでいる４０代夫婦は沢山いると思い、
メールさせて頂きました。
これからもよろしくお願いします。
---［Ｔさんからのメールここまで］-----------------------------------
ありがとうございました。
ステップダウンして、
もしダメだったとしても、
もし私達の意志を尊重してくれる医療スタッフがいたら、
それで気持ちが救われるとのＴさんの思いを打ち明けていただき、
大切なことを教えていただいたように思います。
本当にありがとうございました。
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編 集 後 記
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妊カラフォーラムでご紹介した本、「呼吸の本」は本当にお勧めしたい本で
す。
あの詩人の谷川俊太郎さんが、「毎日３０分でも続けているとそれが習慣に
なっていって、やがて少しずつからだを心に効果が現れている。」と、ご自
身の経験を書いていらっしゃいます。
私（細川）も実践していますが、いろいろな気づきがあります。
是非とも、試してみてください。
それでは、よい連休をお過ごしください。
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妊娠しやすいカラダづくり［毎週末発行］ VOL.380
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◎発行部数
・自社配信： 209部
・まぐまぐ：5,374部
・合計部数：5,583部（9月19日現在）
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当メールマガジンの提供する情報は医師の治療の代わりになるものでは決し
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【発 行】 株式会社パートナーズ
【編 集】 細川忠宏（不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー）
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