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妊娠しやすいカラダづくり
VOL.391
2010年12月5日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.akanbou.com ━
じぶんたちにあったこたえをだすために・・・
なかなかお子さんが授からないことに悩むカップルが、
悩みを克服するために、"二人で話し合い、考えを整理"して、
"自分たちにふさわしい答えを出す"上でのヒントになるような情報を、
出来る限り客観的な視点で、毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。
━[今週の内容]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼今週の更新情報
▼今月の特集(今年の総集編)
リズム&バランス
▼妊カラ編集室から
▼編集後記
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今 週 の 更 新 情 報 一 覧
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2010年12月3日 妊娠報告
2回の採卵、3回の胚移植の後、自然妊娠
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2010120301.html
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2010年12月2日 最新ニュース
子宮卵管造影検査と腹腔鏡検査の卵管の通過性を把握する精度
http://www.akanbou.com/news/news.2010112901.html
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2010年11月29日 最新ニュース
ダイオキシン毒性と子宮内膜症の関係
http://www.akanbou.com/news/news.2010112901.html
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記事についてのご質問は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
info@akanbou.com
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今月の特集
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リズム&バランス
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2010年も残すところあと1ヶ月、妊カラもこの号を入れてあと4回の配
信となりました。
この4回は、今年の総集編的に「リズム&バランス」をテーマにお送りしよ
う思います。
思うように授からないという悩みを克服するためのキーワードは、結局は、
この"リズム"と"バランス"という2つに尽きるのではないかと考えるか
らです。
★リズムをとるとバランスが整い、バランスをとるとリズムが整う
→「妊娠力はホルモン系、免疫系、自律神経系のリズムとバランス次第」
妊娠、出産という、私たち人間に備わっている「生殖」という身体の働きは、
ホルモンと免疫、自律神経がコントロールしています。
少し、立ち入ってみてみます。
ホルモンや免疫、自律神経が、システムとして正常に作動するということは、
生殖ホルモンが適切なタイミング(リズム)で、適切な量(バランス)で分
泌されること、免疫細胞が適切な標的に、適切なパワーで反応すること、交
感神経と副交感神経が適切な力関係(バランス)で働くということです。
また、この3つのシステムは、それぞれが独立しているわけではなく、お互
いに密接に連携しています。
ですから、妊娠する力は、突き詰めれば、ホルモン系と免疫系、自律神経系
の"リズム&バランス"次第と言えるわけです。
→「ココロやカラダを介して"リズム&バランス"を整える」
悩ましいのは、この3つのシステムは、私たちの意志ではコントロール出来
ないことです。
ところが、ホルモン系や免疫系、自律神経系に、直接的に働きかけることは
出来ませんが、間接的に働きかけることは可能です。
それは、私たちのココロやカラダのあるところを介して、リズムをつけたり、
バランスを整えたりするのです。
たとえば、呼吸をゆっくりとした一定のリズムで繰り返すことで、自律神経
のバランスが整うようになります。
また、規則正しいリズムで生活することで、ホルモンのバランスが整うよう
になり、食生活の脂肪の摂取バランスを整えることで、局所的に働くホルモ
ン様物質のバランスも整い、さまざまな機能が正常化します。
このような「関係」を挙げていけばきりがないほど、日頃は意識することは
ありませんが、両者の関係は密接なのです。
★仕組みを理解して、自分たちのスタイルをみつける
→「妊娠する力を高めるための取り組み方を考える」
普段の生活や食事、運動のリズムやバランスが大切であるといことは、言い
替えると、これさえやっていれば、これさえ摂っていれば、これさえ食べて
いれば、妊娠力が高まるなんてことはないということです。
ですから、あれがいい、これがいい、あっちもいい、そっちもいいというふ
うに、あまり方法論にこだわり過ぎると、きりがなくなり、効率が悪すぎま
す。
また、ともすれば、義務的になって、かえってストレスになったりするわで、
あまり賢い取り組み方とは言えません。
大切なことは、次のようなサイクルをつくることです。
「仕組みを理解すること」
↓
「自分たちでいろいろ試してみること」
↓
「自分たちのスタイルをみつけること」
まずは、仕組みを理解し、実際に自分たちで試行錯誤を繰り返し、自分たち
の生活環境や嗜好にあったスタイルをみつけることです。
最初に"形や方法ありき"になると、継続し、習慣化するのが辛くなってし
まいます。
なぜなら、自分たちの生活があるからです。
それよりも、まずは、仕組みを理解して、自分たちの生活にあった方法をみ
つけることで、スムースに取り入れることが出来るようになると思います。
★食を中心としたライフスタイルのリズム&バランスを整える
最新のアメリカ生殖医学会誌に掲載された論文によりますと、食事から摂取
する脂肪のバランスがいい女性ほど、体外受精で形態のよい胚が得られると
の報告がなされています。
http://www.fertstert.org/article/S0015-0282%2810%2902807-4/abstract
また、男性の運動習慣と精液の質の関係を調べたところ、全く運動習慣のな
い男性と週に5時間以上サイクリングする男性は精子濃度と運動率が悪かっ
たとのこと。
http://www.fertstert.org/article/S0015-0282%2810%2902776-7/abstract
いずれも食やライフスタイルのバランスは、生殖能力に影響を及ぼすことを
物語る内容です。
→「私たちが生きていく上で絶対に必要なもののバランスやリズムを整える」
日常生活のリズムやバランスを考える場合にベースになる考え方は、「私た
ちが生きていく上で絶対に必要なもののバランスやリズムを整える」という
ことです。
私たちが生きていく上で絶対に必要なものとは、空気や水、そして、3大栄
養素と呼ばれている炭水化物やたんぱく質、脂質、また、微量栄養素と呼ば
れているビタミンやミネラル、さらには、食物繊維、最後に、睡眠です。
これらのバランスやリズムを整えましょうということです。
まずは、この号では、食を中心としたライフスタイルと生殖能力の関係につ
いての仕組みについての理解のために、特集記事「ファティリティダイエッ
ト」のバックナンバー一覧を以下に挙げます。
→ファティリティダイエット
連載企画「ファティリティダイエット」は、ハーバード大学の公衆衛生大学
院の研究チームが、18555人の女性の看護師を対象とした疫学調査から、
食生活と妊娠しやすさの関連性について、調査分析を実施し、その結果を一
般向けにをまとめた書籍「Fertlity Diet」を解説したものです。
https://www.health.harvard.edu/books/Fertility-Diet_index
第1回 科学的根拠に基づいた食事法を考える
http://archive.mag2.com/0000116311/20080203194642000.html
第2回 妊娠力を高める食べ方10ヶ条
http://archive.mag2.com/0000116311/20080302163915000.html
第3回 炭水化物は量より質
http://archive.mag2.com/0000116311/20080331230541000.html
第4回 脂肪もまたバランスが命(前半)
http://archive.mag2.com/0000116311/20080504153056000.html
第5回 脂肪もまたバランスが命(後半)
http://archive.mag2.com/0000116311/20080511233145000.html
第6回 コーヒーや清涼飲料水の影響は?
http://archive.mag2.com/0000116311/20080622182459000.html
第7回 たんぱく質は生殖活動に極めて重要
http://archive.mag2.com/0000116311/20080817114024000.html
第8回 乳製品がホルモンバランスに及ぼす影響
http://archive.mag2.com/0000116311/20090201170555000.html
第9回 妊娠の可能性を最大にするダイエット(前半)脂肪細胞の真実
http://archive.mag2.com/0000116311/20090322224856000.html
第9回 妊娠の可能性を最大にするダイエット(後半)ダイエットの真実
http://archive.mag2.com/0000116311/20090329182752000.html
第10回 人間は動くようにできている
http://archive.mag2.com/0000116311/20090510151501000.html
「ファーティリティダイエット」は、そのタイトル通り、食生活と妊娠する
力の関係をテーマとしていますが、ハーバード大学の研究チームは、運動と
妊娠する力の関係についても、18555人の女性の看護師を対象とした疫
学調査、「Nurses' Health Study」から分析しています。
いかがでしょうか?
メカニズムを理解したうえで、自分たちにあった方法をみつけ、そして、習
慣化することは、どんなことでも大切なことだと思います。
次の号では、「ココロのリズム&バランス」をテーマにお送りします。
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記事についての感想やご質問は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
info@akanbou.com
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妊カラ編集室から
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NPO法人Fineからのお知らせ
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昨年、一昨年と、私たちもブースを出展させていただきました「Fine祭り」、
今回はどんなイベントになるのでしょうか?
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「Fine祭り おしゃべり会special」のお知らせ
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不妊体験者のセルフ・サポート・グループNPO法人Fine (ファイン)は、
2008、2009年と好評をいただいたあのイベントをまたまた開催します!
ただいま、参加申込み受付中です。
タイトルは・・・、
「Fine祭り おしゃべり会special
~日ごろ言えない不妊の思い、仲間たちといっぱい話そう!」
今回は、な・ん・と!
2011年1~3月に、全国3カ所(名古屋、大阪、東京)で開催!
しかも・・豪華2
第1部は・・・有名ドクターの話が聴ける講演会!
不妊治療の最前線のドクターの講演、
名古屋・大阪ではFineスタッフによる不妊体験談発表もやります。
第2部は・・・不妊体験者同士で気兼ねなくなんでも話せる「おしゃべり会」
日ごろの悩みや治療の話など、
他ではなかなか話しづらいことも、
みんな同じ不妊の悩みを抱える仲間同士だから話しやすくて、
共感できることがいっぱい!
あなたの抱えているいろんな思い、
ここで話してスッキリしちゃいましょう!
ぜひ、お友だち作りのきっかけにもしてくださいね♪
さらになんと!
講演してくださったドクターとおしゃべりできるグループもありますよ!
ドクターとお話したいっていう方はぜひぜひ早めのお申込みを♪
※「Fine祭り おしゃべり会special」詳しくはこちら↓
パソコンから http://j-fine.jp/matsuri/2011/matsuri.html
携帯から http://j-fine.jp/matsuri/2011/matsuri-k.html
【開催概要】
※時間はいずれも12:30~16:30(予定)
●名古屋:日時:2011年1月30日(日)
場所:栄ガスビル 4階会議室
●大 阪:日時:2011年2月20日(日)
場所:大阪研修センター3F 大会議室
●東 京:日時:2011年3月27日(日)
場所:全国町村議員会館
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株式会社パートナーズ運営サイト
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私たちはお子さんを望まれるカップルを応援しています。
▼不妊に悩む夫婦の自己決定を支援する情報サイト
→「妊娠しやすいカラダづくり」
http://www.akanbou.com/
▼妊カラ・男性不妊編
→「男性不妊 ~ ふたりで知っておきたいオトコのこと」
http://www.akanbou.com/dansei-funin/index.html
▼医師がサポートするサプリメントセレクトショップ
→「ネイチャーズギフト」
http://www.nature-g.com/
▼ドコモ、au、ソフトバンク公式携帯サイト
→「おしえて!不妊ナビ」
http://funinavi.edia.ne.jp/index.html
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編 集 後 記
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考えてみると、現代の社会では、自分のリズムで生活するのが難しいところ
があるのかもしれません。
それが、カラダやココロのストレスになることも多いのでしょう。
その原因は、いろいろとあると思いますが、だからこそ、通り一遍なノウハ
ウではなく、自分たちにあった取り組みが大切になってくると思います。
皆さんのご意見をお聞かせください。
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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] VOL.391
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◎発行部数
・自社配信: 201部
・まぐまぐ:5,370部
・合計部数:5,571部(12月5日現在)
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◎ご意見、ご希望は下記メールアドレス宛にお願いいたします。
info@akanbou.com
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◎「妊娠しやすいカラダづくり」のバックナンバーはこちらから
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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【発 行】 株式会社パートナーズ
【編 集】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【サイト】 http://www.akanbou.com
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