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妊娠しやすいカラダづくり No.506 2013/2/24
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今週の内容__________________________________________________________
・更新情報
・最新ニュース解説
・不妊治療のためのヨガ 第3回 自分の中の"薬"を生かす
・編集後記
更新情報____________________________________________________________
サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2013年2月22日 妊娠報告
2年間で体外受精を4回受けた後、お休みして自然妊娠
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2013022201.html
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2013年2月18日 最新ニュース
片側卵管切除後に反対の卵管に取り組まれて自然妊娠する確率
http://www.akanbou.com/news/news.2013021801.html
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2013年2月18日 トピックス
自然なものだから安心できる?
http://www.akanbou.com/topics/topics/56.html
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info@akanbou.com
最新ニュース解説 Feb.2013___________________________________________
片側卵管切除後に反対の卵管に取り組まれて自然妊娠する確率
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子宮外妊娠で片側の卵管を切除した場合、卵管を切除したほうの卵巣から排
卵があった周期は妊娠は望めないだろうとあきらめるのが普通でしょう。
ところが、そのようなケースで自然妊娠した場合、3回に1回の割合で反対
側の卵管に取り込まれて妊娠していたことが、イギリスで実施された研究で
明らかになったというのです。
イギリスのキングスカレッジ病院の研究チームは、過去に子宮外妊娠のため
に片側の卵管を切除した707名の女性が、その後、自然妊娠した842例
で、黄体(排卵後の卵胞)が確認された卵巣と切除した卵管の位置関係を調
べたところ、31.6%の266例で反対側の卵管取り込まれて妊娠したこ
とが判明したとのこと。
片側卵管切除後、卵管のない側の卵巣から排卵された卵子が反対側の卵管か
ら取り込まれることは、「あり得る」こととはされていましたが、あくまで、
「まれ」なことであり、これほどの頻度で「起こっている」とは考えられて
いなかったのではないでしょうか。
よくある女性の生殖器官のイラストでは卵巣は左右対称に描かれていますが、
実際には子宮の裏側に位置しているために、想像しているよりも近くにある
ようです。
片側の卵管を切除した後でも、卵管のない側の卵巣から排卵でも妊娠が期待
できるということは知っておくべきですね。
▼最新ニュース
片側卵管切除後に反対の卵管に取り組まれて自然妊娠する確率
http://www.akanbou.com/news/news.2013021801.html
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不妊治療のためのヨガ________________________________________________
こんにちは。ヨガインストラクターの岡部朋子です。
まだ寒い日が続いていますね。
もしかして、背中が丸くなって、体がちぢこまっていませんか?
そんなときは、肩を後ろにぐーっと反らして、胸を張って、ゆっくりと体を
伸ばしましょう。
ゆっくり、ゆっ〜くり、です。そして、深?く呼吸を。
そう、「のんびり、ゆっくり」がヨガの基本です。
身体をのばしてストレッチすると血行がよくなるので、冷え対策にもおすす
め。
気づいたときにやってみてくださいね。
第3回 自分の中の"薬"を生かす____________________________________
私がこの考え方に出会ったのは、ヨガの発祥地、インドでのこと。
インドの伝統医学である「アーユルヴェーダ」という言葉を聞いたことがあ
る人も多いことでしょう。
心や身体、環境の調和が健康にとって重要であり、健康を維持して病気にな
りにくい心身を保つという、いわば予防医学の考え方でもあります。
そして、それを実践する食事やマッサージ、ヨガなどが、長い歴史の中で生
活に根付いています。
例えば、多種多様のスパイスを活用した料理などは、日本でもおなじみです
ね。
インドの人々はこうした健康法を日常的に行っていて、いわばみんなが"健
康オタク"。
でも、これってとても大切なこと。
自分の身体・健康は自分で守る、つまり「自分の身体に責任を持っている」
ということなのですから。
そんな環境に身を置いた私の心に、すっと落ちてきたのが・・・、
「私たちの身体の中には、もともと薬が揃っている」という言葉でした。
私たちの身体は筋肉や血管などが働いて、さまざまな臓器が動いています。
妊娠にまつわるホルモンの分泌もその一つです。
これらがスムーズに働くことで、私たちの健康は保たれています。
一方、うまく働かなくなると調子が悪くなってしまうのですが、それは身体
の中で何かが足りなくなっているということ。
そんなとき、足りないものを補うのが"身体の中の薬"なのです。
この薬は、もともと身体に備わっているもの。
"自然治癒力"というとわかりやすいでしょうか。
通常であれば、足りない部分があっても自然にサポートされて大きな不調に
ならないのですが、あまりにも疲れていたり、弱っていると、この薬がうま
く働くことができません。
なかなか妊娠しないという方は、自分の薬を引き出す力がちょっと弱まって
いるのかもしれませんね。
だから、妊娠できる身体にととのうのに時間がかかっているのかも。
ヨガの考え方では、適切に身体を動かし、深い呼吸をすることで、身体が本
来の力を取り戻すように働きかけます。
身体を動かすといっても、激しい運動などは必要なし。
まずは、疲れた身体と心を休めて、脱力&リラックスしましょう。
前回お話ししたように、何もしないでボーッと。
動作も呼吸も、ゆ〜っくり、の〜んびりです。
考えてみると、私たちは「何かが足りないと外から加える」ということに、
あまりにも慣れてしまっているようです。
例えば、「ホルモン分泌が足りないからホルモン剤で補充する」というよう
に。
どうしても必要な人もいると思いますが、たまたま調子が悪くて、自分本来
の力が発揮されていないこともあるでしょう。
あなたの身体は、あなた自身のもの。
ほんのちょっぴり、自分に意識を向けてみませんか?
頑張っている身体に、「いつもお疲れさま、ありがとう」とねぎらいの言葉
をかけましょう。
力を抜いて十分に休んだら、あなたの"薬"もきっと活躍してくれるはず。
自分の身体を、もっと信じてみましょう。
2週間後に、またお会いしましょう。
▼不妊治療のためのヨガ
http://www.akanbou.com/expert/interview01/
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編集後記____________________________________________________________
片側の卵管を切除した後でも、卵管のない卵巣から排卵した卵子が反対側の
卵管から取り込まれて自然妊娠することがあるとは聞いていましたが、これ
ほどの確率で起こっているとは驚きました。
女性のお腹の中で起こっていることですから、簡単に確認するわけにはいき
ませんし、また、「たまたま」なのか、「よくあること」なのかは、たくさ
んの事例を確認してみないことにはわかりません。
一概には言えないことはたくさんあるのですね。
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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] VOL.506
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