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妊娠しやすいカラダづくり No.523 2013/6/23
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今週の内容__________________________________________________________
・更新情報
・連載企画：第７回：授かるもの パート１
・授かりまちのあなたのためのメディカルヨガ：実践編の開始にあたって
・編集室からのお知らせ：
・編集後記
更新情報____________________________________________________________
サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2013年6月21日 授かりまちのあなたのためのメディカルヨガ
実践編その１ 簡単な鷲のポーズ
http://www.akanbou.com/medical_yoga/2013/06/post-2.html
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アンガーマネジメントで妊娠しやすいココロづくり______________________
第７回 授かるもの パート１
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こんにちは。
今日は、あかちゃんを待つ期間に失っていくものについて少し考えてみましょ
う。あ、でも悲観的になったりせず、現実を冷静に見直すだけです。みなさ
んにもあてはまるものはありますか？
時間、お金、仕事、友情・・・
あかちゃんを「待っている」のですから、当然時間は失ってゆくもののひと
つと考えられます。でも実際、自分の持っている時間は生まれた瞬間から減っ
てゆくもの。だったら。時間は「失う」のではなく、「大切に生きる」もの
として、あかちゃん待ちの時間も自分の人生の一部として受け入れ、自分を
責めたりせずに慈しんでみて欲しいと思います。
お金も、高度な治療に進むほど現実的な問題として減ってゆくもののひとつ
です。でもお金は「持って貯めておく」のが目的ではなく「使う」ために持っ
ているもの。夫婦で納得した上で使う（あるいは使わない）と決めたお金は、
自分たちへの投資だと考え、ネガティブな「失った」という気持ちこそが、
失うべきものなのかもしれません。
他に、治療と両立できずに辞めた仕事、自分より後に結婚したのに先にお母
さんになったのをきっかけに疎遠になった友人・・・、挙げればたくさん出
てくるかもしれません。
ですが、ここで今日はひとつ、みなさんにひとつご自身に思い当たる節がな
いか、考えて頂きたいことがあります。繰り返しますが、決して悲観的な気
持ちになってもらうのが目的ではありません。
実は私自身、あかちゃん待ちの間に失った大切なことがひとつあります。そ
して、それは本来絶対失ってはならないものであるどころか、人によっては
あかちゃん待ち期間に、より豊かに育てられるものでもあるのです。
みなさんには是非、私のようにはならず後者になっていただきたい、そんな
気持ちで今日の内容をみなさんにお届けしています。
私があかちゃん待ちのあいだに失ったもの。
それは、最も大切な人からの「信頼」でした。
今でも当時の自分の気持ちや、大切な人に対する自分の言動を思い出すと、
胸のあたりをえぐられる感覚に陥ります。みなさんの中には、私の気持ちや
言動は理解できない、と思われる方もいらっしゃるでしょう。それはとても
素晴らしいことですし、そんなみなさんを私は尊敬します。
でも、もし、私のような気持ちになって辛い思いをしたり、ひとり悩んでい
る方がいらっしゃるのなら、いっしょにそれを改善していきたい、そう思っ
ています。また、ご自分には当てはまらないと感じる方も、これからの人間
関係に役立つヒントが見つかるかもしれません。特に、この先お子様に恵ま
れてお母さんとして、夫や子供（たち）とかかわってゆく時に、「知ってい
てよかったな。」と思える情報も交えてお伝えしてゆけると思うので、是非
おつきあいください！
今日は前置きだけになってしまいました。
また再来週、お会いいたしましょう。
（ロワ佐奈子）
＊この連載は隔週でお届けしています。
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授かりまちのあなたのためのメディカルヨガ____________________________
実践編のスタートにあたって
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授かり待ちのあなたのためのメディカルヨガ、エッセイ編に続いて、実践編
が、ようやく、スタートしました。大変、お待たせしました。
ヨガについて、私自身、感じていたことがありました。
それぞれに"流派のようなもの"があり、それぞれの流派の型を受け入れる
ための"壁"を乗り越える努力を続けるうちに、手段と目的が混同してしま
うことがある、というものです。
そんな折、紹介されて読んだのが「メディカルヨガ」という本です。
ティモシー・マッコールというアメリカの内科医が、自分の健康のために始
めたヨガを、医科的アプローチにあてはめた「ヨガの処方箋」とありました。
その中に不妊症セラピーがあるのですが、当然、流派やポーズの壁など、あ
りませんし、ヨガにできること、できないことが明確にされていて、妊娠率
を高めるためにストレスの緩和を目指し、無理なく、安全に楽しむことを第
一義にしていました。
ヨガ教室に通い、その奥の深さにしびれながらも、ポーズを会得することの
壁に跳ね返され続けていましたので、すぐ、ピンときました。
そして、その本を監修されているのが岡部朋子先生です。
実際に、"これってヨガなの？"と思ってしまうくらい、ポーズは簡単です。
型を身につけることではなく、妊娠にふさわしいカラダやココロの状態にす
ることを目的にしているからだと思います。
岡部朋子さんは「授かり待ちのあなたのためのヨガ」について、このように
おっしゃっています。
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ヨガが不妊症に効くというけど・・・、ヨガスタジオに行ってみたけど私に
はついていけそうにない・・・、みんなヨガに夢中な人たちばっかりで退い
ちゃう・・・、ヨガの何が妊娠に効果的なのかがよくわからない・・・、そ
ういう不安から、ヨガはまだ、十分にその効果を実感してもらってはいない
と思います。
なぜなら日本には、まだ、そのような方々が安心して通える「子宝のための
ヨガクラス」、「男性のための子宝ヨガクラス」 という教室が数えるほどし
か存在しないからなのです。
日本のヨガ界は、ヨガの先生やヨガの愛好家たちが牽引している世界ですが、
北米ではＮＩＨ（国家保健機構）が中心となり、「ヨガセラピー」という学
問領域が、ヨガの持つ補完・代替医療としての可能性の研究、検証発表に、
日々、取り組んでいます。
未妊に限らず、ヨガによって副作用の無い症状改善を期待できる「未病」の
患者さんが日本にもたくさんいます。ヨガのよさを十分に学んできた私たち
がこのような患者さんたちに、ヨガ界の内輪の言葉ではなく、誰にでも分か
る平易な言葉でヨガを紹介し、ヨガへの入り口に誘ってあげることからはじ
めて行けたらと思います。
ヨガは単なる体操ではなく、呼吸と動きを連動させ、さらにそこに心の平安
に向けたメッセージを乗せた楽しみです。
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一人でも多くのカップルがメディカルヨガを知って、活用してもらえたらと
思います。
まずは、一人でも出来る実践編からご紹介していきます。
■授かり待ちのあなたのための「メディカルヨガ」
http://www.akanbou.com/medical_yoga/
■実践編その１
http://www.akanbou.com/medical_yoga/2013/06/post-2.html
■書籍「メディカルヨガ」
http://p.tl/9vyC
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私たちはお子さんを望まれるカップルを応援します。
▼不妊に悩む夫婦の自己決定を支援する情報サイト
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http://www.akanbou.com/
▼妊カラ・男性不妊編
→「男性不妊 ～ ふたりで知っておきたいオトコのこと」
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▼ツイッター
→「妊娠しやすいカラダづくり」
http://twitter.com/ninkara
編集後記____________________________________________________________
妊娠しやすいカラダ、具体的には、育む力をそなえたカラダをつくる基本は、
食生活、運動、睡眠の３つのバランスに尽きると思います。
ただ、食生活にしても、運動にしても、なにをどう取り組めばいいのか、多
少の混乱があるようにも思います。
その原因の一つに、「こうすれば、こうなる」という思考回路があるように
思えてなりません。
適度な運動として、メディカルヨガをお勧めしていますが、「ヨガに取り組
めば妊娠できる」ということを期待し過ぎると、続けるのが苦痛になるかも
しれません。
反対に、メディカルヨガを続けることで、「私たちが生きていくうえで起こ
るさまざまな問題に万能薬は存在しない」ということに気づくことができる
と、岡部さんはおっしゃいます。
とにかく、毎日を、元気に、気持ちよく、そして、出来れば、楽しく、いき
たいものです。
そのための有効な処方箋がメディカルヨガだと思います。
授かり待ちのあなたには、始めは遠回りと思われるかもしれませんが、最適
なルートになると信じています。
今週も最後までお読みいただきありがとうございました。
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妊娠しやすいカラダづくり［毎週末発行］ VOL.523
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理して、自分たちに最適な答えを出すためのヒントになるような情報を、出
来る限り客観的な視点で、お届けしています。
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発 行：株式会社パートナーズ
編 集：細川忠宏（日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー）
サイト：http://www.akanbou.com/
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・自社配信： 912部
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・合計部数： 5,340部（6月23日現在）
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