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妊娠しやすいカラダづくり No.525 2013/7/7
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今週の内容__________________________________________________________
・更新情報
・連載企画:第8回:授かるもの パート2
・最新ニュース解説:体外受精児は精神障害や知的障害にかかりやすいのか
・妊カラスペシャル:妊カラ読者だけに特典つきで予約販売を開始します
『男を維持する「精子力」』
・編集後記
更新情報____________________________________________________________
サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2013年7月7日 最新ニュース
不妊治療と出生児の幼年期から青年期の精神障害
http://www.akanbou.com/news/news.2013070701.html
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2013年7月6日 最新ニュース
体外受精と自閉症や知的障害の発症リスク
http://www.akanbou.com/news/news.2013070601.html
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2013年7月5日 最新ニュース
無精子症の男性はがんの発症リスクが高い
http://www.akanbou.com/news/news.2013070501.html
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記事についてのご質問は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
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アンガーマネジメントで妊娠しやすいココロづくり______________________
第8回 授かるもの パート2
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こんにちは。
前回パート1では、みなさんにあかちゃん待ちのあいだに是非「失わず」に、
「育んで」頂きたいものがあることについて、少し触れました。
私が失ってしまった大切なもの・・・それは、「信頼」でした。
それも、一番身近にいる、一番大切な人からの。
当時、気持ちが沈んでしまうとどうしても自分でそれをまた持ち上げること
ができなくなってしまっていた私は、夫の勧めで心理カウンセラーに通いま
した。夫も、「自分にはもう助けられない。」という気持ちがあったのでしょ
う。本来、「あかちゃんを授かり、一緒に育てる」目的を持ったパートナー
である夫に対して、私は自分のカラダが思うように機能/反応してくれない
ことに感じる悲しみや怒りをぶつけていました。はじめの頃こそ、そんな私
を優しく見守っていてくれていた夫でしたが、彼だってあかちゃんが欲しい、
彼だって毎月悲しい思いを経験していたのに、私は大切な人の気持ちを汲む
ことやいたわることがまったくできない人になっていました。それどころか、
彼の優しさを理解できず「どうして私のこの悲しみがわからないかしら!」
と夫に攻撃的な気持ちさえ持ったのです。
そして、私の言動は少しずつ夫を変えていってしまったのです。
夫は私に対する「信頼」を失っていったのだと思います。それは「ことばの
暴力」と言ってもよいでしょう。私は、夫を傷つけていました。自覚はあり
ました。これはよくない、とも思っていました。でもどうしてもやめられな
かった。
程度はそれぞれかもしれませんが、同じような経験をされた方、していらっ
しゃる方、是非知っておいて頂きたいことをひとつあります。
高いところから低いところへ。
身近な人へほど強くなる。
自分のところへ戻ってくる。
上に記した三つは、「怒りの性質」です。
イライラする。悲しく気持ちが落ち込む。攻撃的な気持ちになる。これらの
ネガティブな感情は、高いところから低いところへ流れます。例えば、会社
なら上司から部下へ、家庭では親から子供へ。そして、その感情は身近な人
へほど強くなるものです。
そして、その負の感情は連鎖してゆきます。キャッチボールみたいなもので、
自分が投げた球は必ず自分に返ってきます。これについてはまた、別の機会
にお話しさせて頂きますが、今日は「高いところから低いところへ流れ、身
近な人にほど強くなる」負の感情の性質を覚えておいて頂きたいと思います。
そしてそれは、自分に必ず返ってくるのです!夫の信頼を失った私は、彼を
辛い気持ちにさせただけではなく、彼の優しさを失い、家庭内の雰囲気を壊
し、自分にも彼にも居心地の悪いものにしてしまいました。
次回は、それから時間が経って「現在の私」のお話しもしつつ、あかちゃん
を授かるまでのあいだに、是非、みなさんに「授かって」頂きたい夫婦の絆
について、です。
(ロワ佐奈子)
*この連載は隔週でお届けしています。
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記事についての感想やご意見は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
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最新ニュース解説 Jul.2013___________________________________________
体外受精児は精神障害や知的障害にかかりやすいのか?
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日本は世界で最も体外受精が行われている国ですが、体外受精、特に、顕微
授精が生まれてくる子どもになんらかのマイナスの影響を及ぼさないかとい
うご相談が多く寄せられます。
本当のところは、やはり、結果をみてみるしかありません。要するに、体外
受精や顕微授精で生まれた子どもの"その後"をフォローしていくというこ
とです。
今回、スウェーデンとデンマークから、不妊治療を受けた子どもの精神障害
や知的障害の発症リスクについて、大規模な追跡調査の結果が発表されまし
た。この手の研究は北欧が独壇場のようです。それは、全ての出生児にID
番号が付与され情報が登録、管理されていること、ほとんどの人は生まれた
場所から移動しないので追跡調査がしやすいなどの事情があるようです。
スウェーデンの報告は、1982~2007年に生まれた子どもを対象に、2009年末
までに自閉症や知的障害の発症を調べ、高度生殖医療の方法別にそれらの発
症リスクとの関連を調べています。
その結果、体外受精児は自然妊娠児に比べて、自閉症のリスクは変わらない
ものの、知的障害のリスクがわずかながら高く、男性不妊による顕微授精児
は体外受精児に比べて、自閉症や知的障害のリスクが高かったとのことです。
デンマークの報告は、1995~2003年に生まれた子どもを対象に、2013年末ま
でに精神障害の発症を調べ、一般不妊治療や高度生殖医療別に関連を調べて
います。
こちらも、体外受精児が精神障害の発症するリスクは自然妊娠児と変わらな
ず、排卵誘発剤を使って生まれた子どものほうはわずかながら高かったとの
ことです。
いずれの研究でも、精神障害や知的障害の発症リスクが不妊治療を受けて生
まれた子どもが自然妊娠で生まれた子どもに比べて、とても高かったわけで
はありません。
要するに、そのことを理由に体外受精や顕微授精を避けるという判断をする
ほどのことはないというものです。
そもそも、自然妊娠で生まれた子どもでも一定の割合で精神障害や知的障害
を発症する可能性があります。
ただし、影響が全くゼロかと言い切れるかというと、そうではなく、顕微授
精などでわずかながらリスクが高くなるとの報告もあります。
ですから、"介入度"の低い方法で妊娠の可能性があるのであれば、まずは、
介入度の低い方法で妊娠を目指すに越したことはないということだと思いま
す。
▼体外受精と自閉症や知的障害の発症リスク
http://www.akanbou.com/news/news.2013070601.html
▼不妊治療と出生児の幼年期から青年期の精神障害
http://www.akanbou.com/news/news.2013070701.html
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妊カラスペシャル____________________________________________________
妊カラをご覧の読者の方だけに特典つき予約販売を開始します
『男を維持する「精子力」』
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男性不妊の第一人者でいらっしゃる、獨協医科大学越谷病院泌尿器科教授の
岡田弘先生が男性不妊についてわかりやすく解説された本を出版されました。
前号に引き続き、妊カラ読者の方だけの特典つきで予約を受け付けます。
こんなカップルや男性はなんらかのヒントが得られるかもしれません。
1)体外受精を繰り返してもなかなか妊娠に至らない
2)精液検査の結果が思わしくなかったので悩んでいる
3)男性不妊なのに女性側の治療しか行われていないことに疑問を感じる
4)射精ができなくて困っている
5)精子力を高め、パートナーの治療負担を少しでも軽くしてあげたいと密
かに思っている男性
6)男性不妊を治療したい
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妊カラ読者限定販売『男を維持する「精子力」』
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■書 籍 名:男を維持する「精子力」
■著 者:岡田弘(獨協医科大学越谷病院泌尿器科教授)
■販売価格:1,500円(税込)
■発 売 日:2013年7月10日
■出 版 社:ブックマン社
■目 次:
はじめに
第1章 知っておきたい男の健康・新常識
第2章 健全な精神に健全な精子が宿る
第3章 あなたの「精子力」を知ろう!(原因別男性不妊治療法)
第4章 男性不妊という新しい社会問題
巻末付録(1)男性不妊の原因と治療法チェックシート
巻末付録(2)男性不妊専門医のいる病院一覧リスト
おわりに
■妊カラ読者限定特典つき予約販売
妊カラの読者の方々には是非ともご覧いただきたいと思い、運よくご縁もあっ
て、出版社に協力いただくことができ、妊カラをご覧いただいている読者の
方だけに、特典つき予約販売できるようになりました。
●内容:
6月30日(日)から7月10日(水)まで、書籍購入を予約いただいた方
に限り、以下の特典がつきます。
1)当社のサプリメント10%割引購入チケット
http://www.nature-g.com/
2)送料無料
3)ご希望される方には著者の岡田弘先生へのメールによる男性不妊に関す
るご相談やセカンドオピニオンを確実にお受けします。
●予約方法
・メールにてお申込みください。
・タイトルは「書籍予約」としてください。
・必ず、お名前、郵便番号、ご住所、お電話番号、お支払方法(コンビニ払
い・代金引換・クレジットカード)をご指定ください。
・折り返し、予約内容確認メールをお送りし、予約完了となります。
・発売日以降、お支払確認後、クロネコヤマトメール便にてお送りします。
●予約メール送付アドレス
info@akanbou.com
●特典の引き渡し方法
・書籍とともに当社サプリメント10%割引ご購入方法をお知らせします。
・書籍とともに岡田弘先生へのご相談内容内容の送付先をお知らせします。
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運営サイト__________________________________________________________
私たちはお子さんを望まれるカップルを応援します。
▼不妊に悩む夫婦の自己決定を支援する情報サイト
→「妊娠しやすいカラダづくり」
http://www.akanbou.com/
▼妊カラ・男性不妊編
→「男性不妊 ~ ふたりで知っておきたいオトコのこと」
http://www.akanbou.com/dansei-funin/
▼医師がサポートするサプリメントセレクトショップ
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▼ドコモ、au、ソフトバンク公式携帯サイト
→「おしえて!不妊ナビ」
http://funinavi.edia.ne.jp/index.html
▼ツイッター
→「妊娠しやすいカラダづくり」
http://twitter.com/ninkara
編集後記____________________________________________________________
『男を維持する「精子力」』、たくさんの方から予約をいただきありがとう
ございました。10日の火曜日まで引き続き受け付け中です。
さて、アメリカのスタンフォード大学の研究で、無精子症の男性は、その後、
がんにかかるリスクが高いことがわかったそうです。
男性不妊と診断された男性は精巣がんにかかるリスクが高いとの報告はなさ
れていましたが、無精子症の男性はさまざまながんにかかるリスクが高いと
いうのです。
このことは、精子をつくる働きが低いとか、止まっているということは、単
に、パートナーの妊娠の確率だけでなく、本人の健康にも問題があるという
ことの証拠です。
ところが、現実には男性不妊と診断された場合、どのように妊娠を目指すの
かについてはよく検討され、実施されますが、男性の健康という観点でなん
らかの対策を講じられることは滅多にありません。
男女とも健康の延長線に、健康な赤ちゃんを授かるということをみつめなお
すことが大切だと思いました。
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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] VOL.525
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お子さんを望まれるカップルの"選択"や"意志決定"をサポートします
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不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、二人で話し合い、考えを整
理して、自分たちに最適な答えを出すためのヒントになるような情報を、出
来る限り客観的な視点で、お届けしています。
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発 行:株式会社パートナーズ
編 集:細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
サイト:http://www.akanbou.com/
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◎発行部数
・自社配信: 942部
・まぐまぐ: 4,410部
・合計部数: 5,352部(7月7日現在)
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