メルマガ

VOL.529 してはいけない話し方3か条

2013年08月04日

____________________________________________________________________

 妊娠しやすいカラダづくり No.529 2013/8/4
____________________________________________________________________

                        
今週の内容__________________________________________________________

・更新情報
・今週の必読記事:35歳が精子力の曲がり角
・連載企画:第10回 授かるもの 最終章
・読者からのメールをご紹介します
・編集後記


更新情報____________________________________________________________

サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
--------------------------------------------------------------------
2013年7月30日 メディカルヨガ実践編
その2 ブリッジのポーズ
http://www.akanbou.com/medical_yoga/2013/07/column02-02.html
--------------------------------------------------------------------
2013年7月29日 編集長コラム
善玉とか、悪玉とか、いうよりも・・・
http://www.akanbou.com/column/henshuuchou/20130729.html
--------------------------------------------------------------------
記事についてのご質問は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
info@akanbou.com


今週の必読記事_______________________________________________________

「35歳が精子力の曲がり角」 
---------------------------------------------------------------------
やっぱり、精子力は35歳以上で低下するのだ。

最新の、米国生殖医学会雑誌(Fertility and Sterility)に掲載された記事を
解説しよう。

*続きはこちらから
http://maleinfertility.jp/blog/?p=395

▼「男性不妊バイブル」
http://maleinfertility.jp/
--------------------------------------------------------------------
記事についてのご意見やご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
info@akanbou.com


アンガーマネジメントで妊娠しやすいココロづくり______________________

 第10回 授かるもの 最終章
--------------------------------------------------------------------
こんにちは。

今日は、パート1から続いた「授かるもの」についての最終章です。

誤解がもとでパートナーと気持ちがすれ違っているのでは?と思いながらも、
なかなか上手く自分の気持ちを冷静に話せない、ついイライラしてしまう、
夫やまわりの人に当たってしまう・・・。

そんな負のサイクルを断ち切りましょう。

それでは、「してはいけない話し方 3か条」です。

1)感情的に話す 
2)強いことばを使う 
3)過去を持ち出す (今、その場で解決したいことだけを話題にする)


1)感情的に話す

怒ったり泣いたりしながらヒステリックに話している内容は、相手にまずほ
とんど伝わりません。ほんとうに伝えたいことは、自分も相手も冷静に落ち
着いた時にだけ、話すこと。

2)強いことばを使う

「いつも私の言うこと聞いてくれないよね。」や、「私の気持ちなんてあな
たに絶対わからないわ。」ついつい、口にしてしまうフレーズかもしれませ
んね。

でもこの「いつも」や「絶対」、ほんとうにそうでしょうか?

気持ちが高揚していると、つい強いことばが口をついて出てきてしまいます。
でもこれは、真実を語っていません。ほんとうのこと以外は口にしない、そ
れが信頼というものです。言われて良い気もしないこれらの表現は使わない
こと。

3)過去を持ち出す (今、その場で解決したいことだけを話題にする)

上の「いつも」や「絶対」といった表現には、「あの時もこうだった(怒)!」
と過去に生じたトラブルや嫌な経験を脳が呼び戻している場合が多々ありま
す。怒っているうちにだんだんそうなってしまうという人も多いでしょう。
でもこれでは「今、この場で解決したいこと」から遠のく一方で何の問題解
決にもつながりません。過去は持ち出さない。今問題にしたいことだけに集
中して話すこと。

みなさんがいま「授かりたい」ものはもちろん、新しい家族。そして、その
日が一日も早くやってくることをまずは願ってやみません。

でも、辛いと感じることが多い、あかちゃん待ち期間に授かることができる
ものを、是非積極的に自分たちのものにしてみてください。自分の気持ちの
コントロール法を知っていれば、パートナーとのコミュニケーションをとり
やすくなる上、ふたりの絆が強まるのは自然の流れとなるでしょう。

そして、これらのコミュニケーションテクニックを知らなかった、つまり問
題なくあかちゃんに恵まれた自分たちよりも、今という時間を過ごすことで、
よりよい家族を作ってゆける自分たちを現在「授かり中」であることに、少
しだけ感謝してみてください。

私は感謝の気持ちが人生のターニングポイントになる、あるいは自分が走ら
せたい方向へ人生を運んでゆく機動力となる、そんなふうに思うことがよく
あります。

辛い時期であることに間違いはありませんが、人生の終わりではない。なん
て言うと、開き直りのようにも聞こえますが・・・、実際、「今」いっしょ
に人生を歩むパートナーとの良好な関係なしに、子供が加わった新しい家族
関係が良好になることはあり得ません。

あかちゃん待ち期間に、誤解を生みづらい土壌をぜひパートナーとの間に耕
しておいてください。

その強みは将来お子さんに恵まれて、それぞれ父親、母親の役割を持った時
にも、健康な家族関係を築いてゆくのにきっと役立つでしょう。

(ロワ佐奈子)

*この連載は隔週でお届けしています。
--------------------------------------------------------------------
記事についての感想やご意見は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
info@akanbou.com


読者からのメール____________________________________________________

アンガーマネジメントで妊娠しやすいココロづくり の感想
--------------------------------------------------------------------
今週も「アンガーマネジメントで妊娠しやすいココロづくり」への感想メー
ルをご紹介します。

---[ぽぽさんからのメールここから]---

はじめまして。

いつもロワ佐奈子さんの記事を楽しみに読ませていただいています。

私は、治療を開始してから5年目を迎えました。

毎年妊娠するものの出産まで至りません・・・。また、治療で結果が出ない
度に一喜一憂しています。

そんな日々が続く中、自分に言い聞かせてきましたが、去年の春くらいから
周りから言われる言葉や治療から目をそむけていました。

そんな時にロワさんの記事に出会い、言葉に引き寄せられるように読み心に
響きました。

それ以来、主人と治療や周りの人に気持ちなど話をし逃げないで向き合って
いこうと、二人で乗り切っていこうと前向きに進み始めました。

逃げていても、必ずぶつかることなので、二人で乗り切っていく心の強さを
持っていかなくてはいけないと思うようになってから・・・・、治療や周り
人の気持ちも少しずつですが受け止められるようになってきました。

ありがとうございます。

今月から治療を開始しました。主人と二人で新しい命に出会えるように楽し
く過ごしていきたいと思います^-^

ありがとうございました。
                 
---[ぽぽさんからのメールここまで]---

こんにちは、ロワ佐奈子です。

この度は、当連載へのご感想をお送りくださいまして、誠にありがとうござ
います。

「目をそむけていたいこと」から逃げ続けることは難しい上に、逃げること
自体がストレスになってしまいますよね。

必ずぶつかってしまうこと。

ならば逃げずに「受け止めつつ、時にはうまくかわしてゆくココロの余裕と
いうか、適当さ=ほんとうの強さ」なのかもしれないなぁ・・・と、ぽぽさ
んからのお便りを読みつつ思いました。

ご自分が変わることで、周りも変わってゆくのを感じていらっしゃるのでは
ないでしょうか。

そんな変化をぜひ楽しみながら、今を大切になさってくださいませ。

ぽぽさんファミリーに新たな命が舞い降りてくる日が一日も早くやって来る
ことを心より祈っております。

ありがとうございました。

--------------------------------------------------------------------
記事についての感想やご意見は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
info@akanbou.com


運営サイト__________________________________________________________

私たちはお子さんを望まれるカップルを応援します。

▼不妊に悩む夫婦の自己決定を支援する情報サイト
→「妊娠しやすいカラダづくり」
http://www.akanbou.com/

▼妊カラ・男性不妊編
→「男性不妊 ~ ふたりで知っておきたいオトコのこと」
http://www.akanbou.com/dansei-funin/

▼医師がサポートするサプリメントセレクトショップ
→「ネイチャーズギフト」
http://www.nature-g.com/

▼ドコモ、au、ソフトバンク公式携帯サイト
→「おしえて!不妊ナビ」
http://funinavi.edia.ne.jp/index.html

▼ツイッター
→「妊娠しやすいカラダづくり」
http://twitter.com/ninkara


編集後記____________________________________________________________

ビスフェノールAが卵の成育に障害になるとの研究報告が発表されています。

ハーバード大学医学部の関連病院であるブリガム・アンド・ウィメンズ病院
で体外受精を受けている患者さんの卵子を、試験管内でビスフェノールAに
暴露させものとさせなかったものに分けてみたところ、ビスフェノールAに
暴露させた卵子はうまく成熟しなかったとのこと。

以前からビスフェノールAの影響については、いろいろと言われています。
http://www.akanbou.com/news/news.2012100201.html

研究に携わったドクターは、BPAフリーの製品を選ぶようにしたり、缶詰
めを避けたり、プラスティック容器は電子レンジを使わないようにアドバイ
スしています。

日本の厚労省のビスフェノールエーについてのQ&Aのページです。
http://p.tl/iwAe

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] VOL.529
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お子さんを望まれるカップルの"選択"や"意志決定"をサポートします
--------------------------------------------------------------------
不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、二人で話し合い、考えを整
理して、自分たちに最適な答えを出すためのヒントになるような情報を、出
来る限り客観的な視点で、お届けしています。
--------------------------------------------------------------------
発 行:株式会社パートナーズ
編 集:細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
サイト:http://www.akanbou.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎発行部数
・自社配信: 984部
・まぐまぐ: 4,371部
・合計部数: 5,355部(8月4日現在)
--------------------------------------------------------------------
◎免責事項について
当メールマガジンの提供する情報は医師の治療の代わりになるものでは決し
てありません。プログラムの実行は各人の責任の元で行って下さい。プログ
ラムの実行に伴う結果に関しては、当社の責任の範囲外とさせて頂きます。
--------------------------------------------------------------------
◎注意事項
読者の皆さんから寄せられたメールは、事前の告知なく掲載させていただく
場合がございます。匿名などのご希望があれば、明記してください。また、
掲載を望まれない場合も、その旨、明記願います。メールに記載された内容
の掲載によって生じる、いかる事態、また何人に対しても一切責任を負い
ませんのでご了承ください。
--------------------------------------------------------------------
◎著作権について
当メールマガジンの内容に関する著作権は株式会社パートナーズに帰属しま
す。一切の無断転載はご遠慮下さい。