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VOL.601 男性の肥満の妊娠、出産に際しての影響について考える

2014年12月21日

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 妊娠しやすいカラダづくり No.601 2014/12/21
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今週の内容__________________________________________________________

・今月の特集:男性の肥満の妊娠、出産に際しての影響について考える
・連載企画:第7回 太り過ぎや肥満の予防のための食事・栄養
・お知らせ:「体外受精のためのヨガセラピー」受講申込受付中
・私たちが運営するサイト
・編集後記


今月の特集 Dec.2014_________________________________________________

 男性の肥満の妊娠、出産に際しての影響について考える
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女性が太りすぎると妊娠しづらくなるだけでなく、妊娠後も合併症や出産の
リスクが高くなることはよく知られています。ところが、今月、発表された
厚生労働省の国民健康栄養調査平成25年度版によると、この10年で女性
の肥満は減少していて、反対に男性の肥満が増えているというのです。そこ
で、今週は男性の肥満が妊娠、出産にどのように影響を及ぼすのかについて
まとめてみたいと思います。


━ 日本の成人男性の3人に1人が肥満

厚生労働省の国民健康栄養調査の平成25年度版の概要が発表されました。
その中で肥満の状況についての報告があります。それによると、20歳以上
の男性の肥満は28.6%、平成15年から22年までは増加傾向で、現在
まで同じレベルです。その一方、女性の肥満は20.3%であり、10年間
で減少傾向で、やせのほうは12.3%で、10年間で増加傾向にあるとの
ことです。

要は、成人男性の3人に1人は肥満であり、女性は肥満よりもやせの問題の
ほうがより深刻だいうわけです。

因みに、ここでいう「肥満」はBMIが25以上、「やせ」は18.5未満
です。

妊娠、出産に際しては、女性だけでなく、男性もいろいろな問題が起こり得
ます。


━ 男性の肥満と精液所見

男性の肥満が精液中の精子数や精子運動率などに及ぼす影響についてはこれ
まで多くの研究が実施されています。

BMIと精液所見(精液検査結果)との関係を調べた研究をみてみると肥満
と精子濃度では23の研究中15の研究で、精子運動率では19の研究の内
7の研究で、正常精子形態率では16の研究中7の研究で、肥満により悪化
したとの報告がなされています。

そもそも、男性の精液中の精子数や運動率、正常な形態の精子の割合は変動
が大きいもので、また、研究で対象とした男性が一般の男性か、男性不妊の
男性か、さらには、喫煙や栄養状態なども精液検査に少なからず影響を及ぼ
しますので、肥満の影響だけを正確に確かめるのはとても困難ですが、概ね、
肥満は精液所見に悪い影響を及ぼすと考えてよいと思います。


━ 男性の肥満と妊娠させる力

パートナーの男性のBMIが高くなればなるほど妊娠するまでに長い期間か
かる、すなわち、不妊症のリスクが高くなるとの研究報告があります。

ノルウェイの国家プロジェクト「ノルウェー母と子のコホート調査」では、
被験者の26303の妊娠例を対象に両親の身長と体重、そして、妊娠に要
した時間を調査したところ、父親のBMIが高いほど妊娠までに1年以上要
するカップルが多かったと報告しています。

また、アメリカ国立環境健康科学研究所が実施した「農業健康調査」におい
ても1468組の農家の夫婦を対象に父親のBMIと不妊症リスクの関係に
ついて調べたところ同様の結果が報告されています。

肥満は精液中の精子の質を低下させるだけでなくED(勃起不全)や性欲減
退のリスクが高まることから妊娠させる力が低下するのではないかとのこと。


━ 男性の肥満と体外受精や顕微授精の治療成績

パートナーの男性のBMIと体外受精や顕微授精の治療成績の関係を調べた
研究がいくつかなされています。

アメリカの研究で体外受精や顕微授精の290の治療周期で男性パートナー
のBMI別の妊娠率は、標準(25未満)では53%、肥満(25以上)で
は36%、そして、超肥満(30以上)では36%だったのですが、女性の
年齢やBMI、移植した胚の数などの影響を排除した結果、男性の肥満によ
る妊娠率の低下は、体外受精では79%だったのに対して顕微授精では25
%だったとのこと。

オーストラリアの研究で体外受精や顕微授精を受けている305組のカップ
ルを対象に父親になる男性のBMIと治療成績の関係を調べたところ、男性
のBMIが高くなるほど胚盤胞到達率(受精卵が5日目の胚に成育する確率)
や妊娠率、出産率が低下することが分かりました。ただし、男性のBMIと
初期胚(2日目、3日目)の成育については関連性は見られなかったとのこ
と。

また、アメリカの研究では970名の非閉塞性無精子症の肥満男性を対象に、
精巣精子採取術で得られた精子を用いた顕微授精の治療成績を調べたところ、
BMIが高い男性ほど顕微授精の治療成績が悪かったと報告しています。

男性の肥満と体外受精や顕微授精の成績との関連は、すなわち、肥満が精子
のDNAの損傷など、精子の質への影響を調べることになります。

その結果は、男性の肥満は体外受精の妊娠率にマイナスの影響を及ぼすもの
の、顕微授精ではそれほどでもなく、また、初期胚の成育にはそれほどの影
響を及ぼさないものの、胚盤胞への成育には影響を及ぼすというものでした。

無精子症の男性の精巣から回収された精子を用いた顕微授精の治療成績が男
性の肥満により悪くなるということは精子の質への影響についてのなにより
の証拠になります。

このことは、男性の肥満は精子をつくる働きだけでなく、精子の機能性にも
影響を及ぼしていることを証明しています。

つまり、肥満は精子の数や運動率を悪化させるだけでなく、精子のDNAの
悪化を通して、受精能力や初期胚から胚盤胞に成育させる力を低下させる可
能性があるというわけです。

━ 男性の肥満と出生児の健康

最近、妊娠前の母親の栄養状態は出生児の成人後の生活習慣病のリスクに影
響を及ぼすという「生活習慣病胎児期発症説」が注目されていて、子宮内の
栄養状態が子の遺伝子の発現に影響を及ぼすことがわかってきました。

そして、驚くべきことに、男性の栄養状態も、また、精子の遺伝子を通して、
子どもの出生後の健康状態に影響を及ぼす可能性があるというのです。

そもそも、糖尿病の父親の子どもの出生時体重が低いことや成人後の糖尿病
を発症するリスクが高いことはあ知られていましたが、オーストラリアの研
究で、ラットを用いてそのことを確かめています。

高脂肪食を与えた雄のラットの娘は肥満状態ではなくても、インスリンの効
き目が悪く、父親の肥満が精子の遺伝子発現を通してその娘の膵臓の働きに
影響を及ぼすことを確かめています。

また、アメリカの大学の研究では、父の肥満が次世代遺伝子に悪影響を及ぼ
し、将来、子供がんなどの疾患を発症する危険性を高めるかもしれないと報
告しています。


━ 男性の肥満が健康に及ぼす影響

そもそも、肥満は生活習慣病のリスクを高め、男性の健康そのものによくあ
りません。

そして、肥満による生活習慣病の要因は、見事に男性不妊のリスクを高める
ことがよくわかります。

たとえば、脂肪細胞の増加が男性ホルモンを低下させ、女性ホルモンを増加
させることでホルモン環境を変え、精子をつくる働きを低下させたり、ED
のリスクを高めたり、そして、インスリン抵抗性による高血糖は酸化ストレ
スを高め、精子のDNAを傷つけたり、また、睡眠の質が低下することもホ
ルモン環境を変えるおそれがあるというふうにです。

さらには、肥満による性生活の数や質の低下も、男性不妊と診断されなくて
も、妊娠の可能性を大きく低下させてしまうおそれがあります。

このように、男性の肥満は妊娠させる力を低下させるだけでなく、高度生殖
医療の治療成績をも低下させ、さらには、たとえ、妊娠、出産が叶っても、
その子どもが、将来、糖尿病やがんなどの生活習慣病に苦しめられるおそれ
まであるというわけです。


━ 食生活や生活習慣で改善できる可能性が大きい

男性の肥満は妊娠、出産に際して、さまざまなリスクを高めてしまうことが
わかりましたが、食生活をはじめとした生活習慣を改善することでさまざま
なリスクを低下させることが可能です。

男性の場合、精子は毎日つくり続けられています。そのため、体内の栄養環
境を改善することで、新たにつくられる精子の質もよくなるというわけです。

デンマークの研究では43名の肥満男性を対象に14週間の減量プログラム
を実施した結果、精子数や精子運動率が著しく改善したとの報告があります。

つまり、既に卵巣内にある卵子で妊娠を目指す女性に比べて、毎日、あたら
しい精子がつくり続けられている男性は、適切な食生活や運動で体内の環境
を改善することで、質のよい精子を得られる可能性が高いと言えるわけです。

妊娠や出産にむけて、また、生まれくるお子さんの健康のためにも、男性の
カラダづくりは実質的な効果を伴うのでとても大切です。

さらに、そのことは男性の健康にも大きく寄与し、長いレンジで生活の質が
高まることは間違いありません。

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記事についての感想やご意見は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
info@akanbou.com


連載企画____________________________________________________________

 納得して、美味しく、楽しく食べよう
 ~妊娠、出産にふさわしい「食」を考える
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この連載では、健康なお子さんの妊娠、出産を目指していらっしゃる皆さん
が、それにふさわしい体をつくるために、どのように食べたらいいのかとい
うことについての知識をお伝えし、日常生活で実践しやすい食事についてア
ドバイスさせていただきます。

第7回 太り過ぎや肥満の予防のための食事・栄養

とても寒い日が続いたり、各地で大雪となったりという日々ですが、皆様い
かがお過ごしでしょうか。もう年末年始はすぐそこですね。お正月はぜひ心
身ともに楽しんでいただきたいのですが、新年に向けてより良い自分の状態
にするために、今回は太りすぎや肥満の予防をテーマにお送りします。

まずご自身が今どういう状態かをチェックしてみましょう。指標をご紹介し
ます。

一つ目の指標はBMIです。これは身長に対する体重の割合であり、「体重
÷身長(m)×身長(m)」で計算できます。例えば、身長158cm、体重55kg
ならば55÷(1.58×1.58)=22で、BMIは22ということになります。

このBMIが22の時にもっとも疾病にかかる人が少ないという統計調査の結
果から、日本では標準体重をBMI22と設定しています。そして、18.5未満
だと「やせ」、25.0以上だと「太りすぎ」という分類になり、体重は少なす
ぎても、多すぎても体にとって良くありません。

その他に肥満を見分ける指標としては、腹部の周径囲(おへそ周り)が90cm
以上あると内臓脂肪型肥満であり、内臓の周りなど体の深部に脂肪がついて
いるタイプの肥満です。また、体脂肪率が女性で30%以上あっても肥満型で
あると言えます。

肥満の指標ではありませんが、血液検査にて高コレステロール、低LDLコ
レステロール、高トリグリセリド(中性脂肪)という脂質代謝異常がある場
合も生活習慣病にかかるリスクが高く要注意です。以上述べた全てにおいて
ご自身がクリアしているかどうか確認をしてみて、もしもひっかかってしま
うところがあれば食事の量と質を見直ししていきましょう。

まずは食事の量についてです。太るということは摂取カロリー(飲食で得ら
れるカロリー)と消費カロリー(主に動いて燃えるカロリー)のバランスが
偏り、摂取カロリーが増している状態です。その傾きを反対にすると体重が
減っていきます。摂取カロリーを抑えて、消費カロリーを増やすには食事の
量をおさえる、もしくは運動量を増やす、もしくは両方を行うことです。健
康的な減量の場合は食事量の制限と運動の両方を行うことが効果的でしょう。

食事の量を減らす場合、何かを全く食べない(たとえばごはんやパンなどの
炭水化物抜きダイエットをしたり肉類を一切食べないなど)という方法はお
勧めしません。そのようにすると栄養のバランスが崩れ、体調不良の原因と
なります。「栄養フルコース型」の食事「(1)主食、(2)おかず、(3)
野菜、(4)果物、(5)牛乳、乳製品」を守り、食事の全体の量を通常よ
りも減らしてみましょう。このようにするとリバウンドがしづらく、お肌つ
るつる、疲れ知らずのダイエットとなります。

食事の量を減らしても一日の食事の回数は減らさないほうがいいでしょう。
なぜなら食事の回数が少ない人ほど脂肪を溜めこみやすいと言われているか
らです。

また食事量を減らすタイミングは日中の朝食や昼食よりも、夕食や夜食を減
らしたほうが太りにくく痩せやすいでしょう。寝る時間に近い食事のほうが
体脂肪率の増加につながりやすいので、その反対を行うのです。

食事の質についてですが、摂り過ぎを注意していただきたいのは油脂と砂糖
です。簡単なチェックポイントとしては普段口にしているもののうち揚げ物、
お菓子、脂っこいものが多くないかをチェックしてみてください。お菓子は
甘いお菓子もしょっぱいお菓子も両方該当します。脂っこいものとは肉の脂
を多くとりがちな肉料理メニュー(焼肉、ステーキ、ハンバーグなど)と
チーズや生クリームがたっぷりの料理(グラタン、ドリア、ピザなど)です。

これらのメニューや食品の頻度を少なくすること、全体的に和食をメインと
すること(天ぷらやとんかつなど揚げ物は少なめに!)、そしてお野菜をたっ
ぷりととれるお料理を増やすとストレスが少なく、健康的に太り過ぎや肥満
を予防できます。


もう一つ食事の質でお勧めしたいのは未精白のものを選ぶこと。白米を玄米
や雑穀米にしたり、精白していないパスタを食べたり、白いパンよりも胚芽
パンを選ぶなど、精白されたものよりもあまりされていない食品が肥満予防
にはお勧めです。これらはGI値(血糖上昇指数)が低く、血糖を上げにく
いので余分な糖質が体脂肪として蓄えられることが少なくなります。さらに、
精白したものよりも食物繊維やミネラルなど微量栄養素を多く含みますので、
健康的なダイエットには一石二鳥です。

もしも正月太りをしてしまったら、一気に体重を落とすのではなく1か月に
2~3kgほど落とすぐらいのペースで減量してください。急な減量はリバ
ウンドにつながります。そして日頃から無理のない範囲内で太りにくい食事
としていきましょう。

*この連載は月1回お届けしています。

▼著者プロフィール
山田聡子(やまだあきこ)
管理栄養士。日体協公認スポーツ栄養士。健康運動指導士。
現在、Jリーグ大宮アルディージャの専属栄養士として、また、これまで、
全日本男子柔道やプロスポーツ選手をスポーツ栄養士としてサポート。さら
に、一般の方への栄養サポートの他、専門学校や栄養セミナー講師として活
動中です。
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記事についての感想やご意見は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
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体外受精のヨガセラピーとは体外受精の補完療法として、「リストラティブ
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→「おしえて!不妊ナビ」
http://funinavi.edia.ne.jp/index.html


編集後記____________________________________________________________

ICMARTという世界各国の高度生殖医療を監視する機関があって、各国の
高度生殖医療の実施数や成績を毎年報告していますが、このほど2007
年度の集計結果が発表されました。
http://urx2.nu/frdF

2007年も日本は世界で最も体外受精や顕微授精を実施している国だっ
たようです。

刺激周期が111130周期で、2位のアメリカが79038周期ですか
ら、もはや、ダントツの1位です。また、高度生殖補助医療を実施してい
る施設数も600と同じくダントツで1位です。

それに反して、刺激周期あたりの出生率が8.3%で、こちらも、悲しい
かな、ダントツで、最下位です。因みに治療周期数で2位のアメリカは、
というと、33.3%です。

一方、体外受精の普及度はイスラエルが最も高い国です。それは100万
人あたりの治療周期数でみています。イスラエルは4140周期で、2位
がオーストラリアの2485周期です。日本は1260周期となっていま
す。

要するに、日本は体外受精の治療数が世界最高で、その成績は世界最低だ
というわけです。

さて、日本の治療成績は世界で最も低いからといって、医療技術が最低か
というと、全くそうではなく、最高レベルにあると言われています。特に、
凍結融解技術は、ダントツでナンバー1とのこと。

その理由は日本では40代の割合も世界最高(34.8%)であるという
ことに尽きます。

つまり、日本は不妊症というよりも、高齢による卵子の老化のために妊娠
しづらくなった女性は何回も体外受精や顕微授精を繰り返しているという
世界でも特殊な状況にある現実をあらわしているということです。

もちろん、結婚年齢の高齢化による不妊治療患者の高齢化は先進国に共通
の現象ですが、アメリカやヨーロッパでは40代では若い女性から卵子の
提供を受けることを勧められますので、自分の卵子で治療を繰り返さざる
を得ないという辛い状況に、今の日本は置かれているということになりま
す。

年齢による妊娠率の低下は体外受精や顕微授精も有効な方法にはなり得ま
せんので、治療成績は低くならざるを得ない、だから、数を繰り返すこと
になる、このことが、日本は体外受精の治療数が世界最高で、その成績は
世界最低である根本的な原因です。

体外受精が盛んなイスラエルやオーストラリア、ヨーロッパ各国は体外受
精はほぼ全額国が負担していますから、日本やアメリカは自費である不妊
治療にそれだけのお金をかえられるという経済的な要因も大きいのかもし
れません。

もちろん、いつまで、どのくらい、体外受精や顕微授精を繰り返すべきか、
正解はありません。それぞれのカップルが自分たちの意志で決めることで
はあります。

ただ、このように、日本は世界でも特殊な状況にあることを客観的に知っ
ておくことはとても大切なこととおもいます。

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] VOL.601
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お子さんを望まれるカップルの"選択"や"意志決定"をサポートします
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不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、二人で話し合い、考えを整
理して、自分たちに最適な答えを出すためのヒントになるような情報を、出
来る限り客観的な視点で、お届けしています。
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発 行:株式会社パートナーズ
編 集:細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
サイト:http://www.akanbou.com/
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◎発行部数
・自社配信: 1,746部
・まぐまぐ: 4,061部
・合計部数: 5,807部(12月21日現在)
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