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妊娠しやすいカラダづくり No.618 2015/4/19
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今週の内容__________________________________________________________
・更新情報
・曇り時々雨、のち晴れますように：外国の不妊カウンセリング事情
・美味しく楽しく食べよう：高血圧予防の食べ方
・私たちが運営するクラス：体外受精のためのヨガセラピー
・当社製品＆サービス
・編集後記
更新情報____________________________________________________________
サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2015年4月17日 曇り時々雨、のち晴れますように
妊娠したら・・・
http://u111u.info/k711
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2015年4月16日 最新ニュース
食生活パターンによって子宮液の栄養素の組成が変わる
http://www.akanbou.com/news/news.2015041601.html
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2015年4月13日 ドクターに訊く
不育症を正しく理解する～不妊症と不育症はひと続き
http://www.akanbou.com/doctor/interview21/
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記事についてのご質問は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
info@akanbou.com
連載企画____________________________________________________________
曇り時々雨、のち晴れますように
不妊で悩まれている方たちへの生殖心理カウンセラーからのお便り
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生殖心理カウンセラーで臨床心理士の小倉智子先生のコラムです。タイトル
の「曇り時々雨、のち晴れますように」には、このコラムを読むことで、も
やもやが少しすっきりしたり、悲しみが和らいで、気持ちもいつかは晴れて
もらえば、と願いが込められています。
今週のテーマ：外国の不妊カウンセリング事情（１）アメリカ
みなさま、
こんにちは！
心理士の小倉です。
春らしくなりましたね～。
まだちょっと不安定な感じですが、
外の樹木は緑色になってきましたし、
地面の雑草がすくすくと育っています！
今回は海外の不妊カウンセリング事情について
お伝えしたいと思います。
現在はネットをみれば海外で
治療をされている方のブログを読むことはできますよね。
なので、海外の不妊事情を知ることは
簡単になりました。
とはいっても海外といっていも様々で、
アメリカ、ヨーロッパ（おもに西ヨーロッパ）
オーストラリア、アジア（の中でもいろいろなのですが）
と一口には言えないので、
今回はアメリカについて書きますね。
アメリカもまた州によって
異なりますが、
おおまかにいえば、まずはGP（General Physician)
と呼ばれる一般医、つまりかかりつけの医者に
診察をしてもらい、紹介状をもって不妊専門の病院に行きます。
そこで治療となりますが、
タイミング、AIHも行われますが、
IVF、ICSIへのテンポは日本より早いかもしれません。
というのは４０歳以降になって実子を
望むよりは卵子提供、もしくは養子縁組をすすめる
傾向にあるからです。
とはいえ、みんながみんな、
すんなり卵子提供を受けたり、
養子を迎えているわけではありません。
わりきっているように
みえるアメリカ人もやはり、実子にこだわる人の
ほうが多いのです。
そんなときにカウンセリングを利用する人は
アメリカでは日本より多いと思います。
アメリカでは小さいころから、
カウンセラーは身近にいます。
親が子供のことで心配があれば、
上記したGPがカウンセラーを紹介し、
習いごとのようにカウンセリングに
通うこともよくあります。
思春期になればスクールカウンセラー、
就職を考える際は進路のためのカウンセラー、
働いていれば、産業カウンセラー、
結婚のときはマリッジ（結婚）カウンセラー、
家族の問題があれば家族カウンセラー、
などように、
うつ病でなくても、身近にカウンセラーは存在するので、
不妊で悩んでいるのなら
不妊カウンセラーのところにいく、
というのはアメリカ人には自然なようです。
だからといって、
悩みが解決されている、というわけではありません。
アメリカ人の不妊カップルも
日本の不妊カップルとほとんど同じように
悩んでいます。
友人の妊娠を喜べない、
妊娠できない自分は欠陥品に感じる、
何もできない自分は無力感で一杯というご主人、
子どもがいない自分たちは一人前ではない、
などなど。
文化が異なっていても、
子どもを持つことに関しては驚くほど共通しています。
一方で養子や卵子提供の選択肢もさかんで、
血縁にこだわる感情は
日本とは異なるかもしれません。
それでも
養子縁組にしても
卵子提供にしても
しっかりカウンセリングがおこなわれています。
アメリカでは心理的なサポートは
日本よりはあるようですが、
だからといって悩みの内容は
日本と共通していることも多いので、
サポートがたくさんあれば、
悩みが解決できる、というものではありません。
ただ、サポート先が多いことは、
当事者には心強いことですし、
また、サポートを受けることに対する抵抗感を
和らげます。
日本もかなりカウンセリングなどの
心理的なサポートが増えてきましたが、
まだまだ必要な時に必要なサポート、とまでは
いかないと感じますので、
私もサポート側として、
今後も努力してまいりたいと思います。
その一環として、
面接カウンセリング、グループカウンセリングを
千葉で行っています。
４月３０日にはグループ・カウンセリングとして
「治療中の気持ちの付き合い方」
を行いますので、
興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
お待ちしています。
http://www.takahashi-w-clinic.jp/counseling/
◎生殖心理カウンセラーで臨床心理士の小倉智子先生のコラム
「曇り時々雨、のち晴れますように」
http://www.akanbou.com/column/reproductivecounseling/
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連載企画____________________________________________________________
納得して、美味しく、楽しく食べよう
～妊娠、出産にふさわしい「食」を考える
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この連載では、健康なお子さんの妊娠、出産を目指していらっしゃる皆さん
が、それにふさわしい体をつくるために、どのように食べたらいいのかとい
うことについての知識をお伝えし、日常生活で実践しやすい食事についてア
ドバイスさせていただきます。
第１１回 高血圧予防の食べ方
こんにちは。新年度開始から一息つき、もうすぐ楽しいＧＷですね。旅行や
レジャーを計画している方も多いのではないでしょうか。この季節の旬の食
材はアスパラガスです。私はいつも母から伝授した特製ソースをつけて茹で
たアスパラガスを楽しみます。作り方や材料はとてもシンプルです。梅肉
（梅干しを潰したものでもＯＫ）、砂糖、かつおぶし、マヨネーズを適量混
ぜるだけ。梅肉のさっぱりとした味がアスパラガスと合います。ぜひお試し
ください！
さて、今回は「高血圧を予防する食事」についてお伝えします。
妊娠高血圧症候群の原因の一つは、非妊娠時の血圧が収縮期130～130mmHg、
あるいは拡張期80～89mmHgと高めだと発症しやすいと言われています。妊
娠をしていない時でも高血圧は病気の原因となりますので早めに対処をして
いきましょう。
高血圧の病因は様々ですが、意外と知られていない原因の一つは体重が多い
ことです。心臓がポンプ、血管がホース、血圧がホースの中を通る血液の水
圧だとします。私たちが動くと体内のポンプが動き、血液がホースを通って
移動します。たくさん体を動かせばその分ポンプも一生懸命動き、血液の移
動が増え、水圧が高くなる、つまり血圧が高くなります。
では重たいリュックを背負って歩いた場合、どうでしょうか。水圧はより高
くなりますね。体重が多いということは重いリュックを背負っているのと同
じです。もともと肥満気味だったり、最近体重が増えて、かつ血圧が高めの
方は体重を落としましょう。その際急に激しい運動を始めると心臓に負担を
かけて逆効果になりますので、まずは食事を工夫して体重を落としてからウ
ォーキングや水中歩行などゆるやかな運動から始めましょう。
体重とともに高血圧の原因となるのは水分代謝です。脱水症状を起こしやす
い人、あまり日頃から水分を摂らない人、塩味が強い食べ物が好みの人は要
注意です。一日に摂る水分の量は個人差がありますが、約1.5～2リットル
ほどの水分が摂れれば良いでしょう。緑茶、コーヒー、ウーロン茶などは抽
出の度合いにもよりますが、カフェインを含むため利尿作用が大きく、より
体を脱水へと導きます。これらの飲料は1日1、2杯とし、水分補給には水や
カフェインの少ない飲料（麦茶、ほうじ茶、番茶など）をお勧めします。
塩味（えんみ）が強いものを好む方は日頃から漬物、佃煮、練り製品、汁物
などを好んで食べていませんか。麺類の汁は全て飲み干していないでしょう
か。塩分が高いこれら食材を控えるだけで日頃の塩分はぐっと抑えられます。
また塩味は慣れで高くなったり低くなったりします。以前はしょっぱくて食
べづらかった味が、次第に慣れていき、今ではその濃さでなくては薄く感じ
ることがあります。外食や加工食品は塩分が高めのものが多く、これらに慣
れてしまうと家庭料理の味が薄く感じ、醤油をたくさんかけてしまうことが
あります。反対にはじめは薄いと感じても次第にその味に慣れていきます。
日頃から薄味に慣れるよう意識しましょう。
これらのほかに飲食で高血圧の原因となるのはアルコールです。アルコール
の適量は個人差が大きいものです。ご自身にとっての適切な量を把握し、体
に害がないように楽しみましょう。また、高血圧になりやすい体質もありま
す。ご自身だけの場合もありますし、親御さんやご親戚も血圧が高いという
遺伝性のものもあります。体質だからしょうがないというものではないので、
上記にご紹介したことを日頃の生活に取り入れてみてください。
＊この連載は月１回お届けしています。
▼著者プロフィール
山田聡子（やまだあきこ）
管理栄養士。日体協公認スポーツ栄養士。健康運動指導士。これまで、全日
本男子柔道やプロスポーツ選手をスポーツ栄養士としてサポート。さらに、
一般の方への栄養サポートの他、専門学校や栄養セミナー講師として活動中。
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私たちが運営しているクラス__________________________________________
体外受精のためのヨガセラピー
～ 体外受精に臨む女性の"リラックス"をお手伝いするプロジェクト
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只今、受講申込受付中！（４月コースは未だ間に合います）
http://www.akanbou.com/yoga/
体外受精のヨガセラピーとは体外受精の補完療法として、「リストラティブ
ヨガ」をベースにしたプログラムです。
体外受精の補完療法とか、リストラティブヨガとか、わかりづらいところが
あると思いますので、以下のページで解説しています。
http://www.akanbou.com/yoga/idea.html
体外受精を受けていらっしゃる方、計画していらっしゃる方だけでなく、不
妊治療を受けていない方も大歓迎です。
受講の申込を受け付けています。コース内容の詳細や受講に関して、ご不明
な点等ありましたらお気軽にお問い合わせください。
とにかく、本当のリラックス状態を経験してみてください。
▼体外受精のためのヨガセラピー公式サイト
http://www.akanbou.com/yoga/
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ヨガセラピーに関してのお問い合わせは下記のアドレス宛お寄せ下さい。
info@akanbou.com
当社製品＆サービス________________________________________________
・サプリメント：ＢＡＢＹ＆ＭＥ～新しい命のための環境づくり
http://babyandme.jp/
・ヨガクラス：体外受精のためのヨガセラピー
http://www.akanbou.com/yoga/
・翻訳書：妊娠しやすい食生活
http://www.akanbou.com/shoku/
編集後記____________________________________________________________
出産ジャーナリストの河合蘭さんが、一昨年の「卵子老化の真実」に続く新
刊を出されました。今回は「出生前診断 出産ジャーナリストが見つめた現
状と未来」です。
http://u111u.info/k7Lg
さきほど読み終えました。
テーマは、出生前診断ですが、お子さんを望まれるすべてのカップルとその
家族に読んでほしい、読むべき本だと思います。
次号でご紹介します。
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妊娠しやすいカラダづくり［毎週末発行］ VOL.618
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お子さんを望まれるカップルの"選択"や"意志決定"をサポートします
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不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、二人で話し合い、考えを整
理して、自分たちに最適な答えを出すためのヒントになるような情報を、出
来る限り客観的な視点で、お届けしています。
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発 行：株式会社パートナーズ
編 集：細川忠宏（日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー）
サイト：http://www.akanbou.com/
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◎発行部数
・自社配信： 1,968部
・まぐまぐ： 3,941部
・合計部数： 5,909部（4月19日現在）
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