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VOL.675 何を食べるかだけでなく、どう食べるかも同じくらい大切

2016年05月22日

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 妊娠しやすいカラダづくり No.675 2016/5/22
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今週の内容__________________________________________________________

・トピックス:何を食べるかだけでなく、どう食べるかも同じくらい大切
・編集室から:不妊治療の終結を共に考える「講演会&お話し会」
・当社製品&サービス
・編集後記


今週のトピックス May.2016___________________________________________
 
 何を食べるかだけでなく、どう食べるかも同じくらい大切
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お子さんを望まれるカップルにふさわしい食生活と言えば、たいていは、「何を食べるか」という話しになります。

もちろん、食べたものが使われて、新しい命が育つわけですから「何を食べるか」はとても大切なのですが、「どう食べるか」も、同じくらい大切なことです。

なぜなら、せっかく、あれこれ考えて食べるものにこだわっても、いい加減な食べ方だと、言ってみれば、不完全燃焼、すなわち、新しい命が育つためのエネルギーや材料としてうまく使われなくなってしまいかねないからです。

なんともったいないことかと思ってしまいます。

私(細川)は、この一週間、東伊豆の断食道場「やすらぎの里」に滞在してきました。私にとってココロとカラダをリセットするための、1年に1回のなくてはならない恒例行事です。

http://www.y-sato.com/" target="_blank">「やすらぎの里」は断食道場というイメージからは程遠い快適なリゾートです。

ここで滞在することのよさの1つは、普段は無意識にいい加減にしてしまっている、「本当に大切なこと」に気づかせてくれることで、このことは本当に得がたいことだと思っています。

さて、今回の滞在中、代表の大沢先生による「食のワーク」があり、そこで、「どう食べるか」の大切さを改めて痛感しました。

━ 食べることに集中する

まずは、食べるときは食べる、ながら食いはしないということです。テレビを見ながら、新聞や雑誌を読みながら食べるのはよくあるパターンです。最近はスマホでしょうか。かくいう私も朝食はテレビと新聞のダブルです、恥ずかしながら。

脳と体の働きは密接で、意識を食べることに集中すると消化器官をサポートし、読んだり、見たりするほうに意識が向くと、当然、その分、消化がおろそかになってしまいます。

全く、カラダを間違って使っているとわけです。

食べることに意識が集中すると、身体も消化に集中するようになり、食べたものがしっかり消化、吸収されるようになるということですね。

━ 味わって食べる

食べることに集中すると、より味わって食べられるようになります。反対に、他のことをしながら食べていると、あんまり、味わっていないというか、惰性で食べているという感じでしょうか。

味わうことで、美味しさに脳が喜ぶと、カラダは総動員して取り込もう(消化・吸収・活用)とするようになるだろうことは、理屈でなくわかります。

そして、大沢先生がよく言われるのは、美味しくいただくと、少ない量で満足できるようになるということ。

反対に、惰性で食べていると、流し込む感じになり、脳は味(質)で喜べない分、量を求めるようになり、その結果、たくさん食べてしまうようになるというのです。

味わって食べることで食べたものが、よいエネルギーとなり、よいカラダをつくってくれるのに対して、流し込み、食べ過ぎると、不完全燃焼で余分な分だけ脂肪としてたまっていくのでしょう。

━ よく噛んで食べる

よく噛んで食べることの効果は計り知れないと言っても過言ではないほどに大切なことです。

まずは、当然のごとく、口の中で消化が進む分、胃の負担が減り、胃が本来の働きに集中できるようになります。

そして、唾液は消化酵素であるだけでなく、抗菌や抗がんの働きもあり、よく噛むことは消化吸収がよくなるだけでなく、免疫力も向上するのですね。

さらには、それらに付随して、脳の血行がよくなり、脳細胞が活性化し、自律神経が安定し、ストレスに強くなり、歯が丈夫になり、なんと、あごの筋肉が鍛えられることで顔が引き締まる効用まであるというのです。

よく噛んで食べると、結果として、ゆっくり食べることになり、味わって食べるのと同様、食べ過ぎることがなくなります。

目安は、一口で30回噛むことだそうですが、なかなか、大変かもしれません。一口食べて、箸を、一旦、箸置きにおいて、口の中が空になるまで、食べ物を入れないようにするといいかもしれません。

━ 食べ物を、食べることを、大切にする

食べることに集中し、味わって、よく噛んで、ゆっくり食べることは、結局、食べものや食べることを大切にし、ひいては、自分のカラダや生活を大切にすることにつながっていることがよくわかります。

そして、お子さんを望まれるカップルにとっての体内環境は、新しい命の成育環境になるわけですから、食べものや食べることを大切にするということ、すなわち、自分のカラダを大切にすることは成育環境を大切にするということであり、未だ見ぬ赤ちゃんのことを大切に思うことにつながるのではないでしょうか。

━ 本当に大切なことに目を向けたい

妊活食とか妊活レシピについての情報が、いっぱい、あります。冒頭にも書いたように「何を食べるか」は、もちろん、大切だと思います。

ところが、「どう食べるか」をおろそかにしたまま、いくら、妊活食や妊活レシピにこだわっても、本末転倒です。

妊活食や妊活レシピが妊活になるように、まずは、どう食べるかに目を向けて、食べものや食べること、そして、家族を大切に思うことからはじめたいですね。

━ 年齢対策として優先すべきこと

若い頃は、いい加減な食べ方をしていても、若さでカバーでき、それがカラダにどのような影響を及ぼしているのか意識されませんが、年齢とともにカバーできなくなるのは明らかです。年齢対策としても「何を食べるか」に関心が向きがちですが、年齢対策だからこそ、「どう食べるか」に目を向けるべきだと思います。

━ 最後に

こう並べると、本当に誰でも知っている「当たり前なこと」ばかりですが、知っていることと出来ていることの間に大きな溝があります。

意識して、この溝を埋めていくことが大切なのですが、「やすらぎの里」での断食経験は理屈ではなく、自然にそうなります。

ココロとカラダがリセットされるからだと思います。興味のある方は週末断食にチャレンジしてみればいかがでしょうか?http://www.akanbou.com/mailmagazine/20160515.html" target="_blank">順番が逆ですが先週号でご紹介しました。


▼やすらぎの里のサイト
http://www.y-sato.com/

▼やすらぎ通信(メールマガジン)
http://www.y-sato.com/mailmaga.html

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記事についての感想やご意見は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
info@akanbou.com


編集室からのお知らせ______________________________________________
 
 不妊治療の終結を共に考える「講演会&お話し会」開催のお知らせ
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夫婦の困難 どう乗り越える? 第1回 不妊治療の終結を共に考える ~医療者の立場から・当事者の立場から~  
(港区立男女平等参画センター "リーブラ" 助成事業)

さまざまな思いから不妊治療をやめられない方々が増えています。なかなか人には話せない話、聞けない話。でも女性にとっても男性にとっても大事なこと。人生の大事な岐路。ドクターの話や体験者の話を聞いたり、同じ経験者と話したりしながら、"不妊治療を終わりにすること"について一緒に考えてみませんか。

・開催日程:2015年6月18日(土)
・開催時間:13:00〜16:00(12:30開場)
・開催場所:港区立男女平等参画センター "リーブラ" 2階
・開催内容:
 1部:講演(1時~2時15分)
 杉本公平先生(東京慈恵会医科大学 産婦人科医師)
 永森咲希(不妊(ピア)カウンセラー/キャリア・コンサルタント/産業カ
 ウンセラー/家族相談士)
 2部:お話し会(2時25分~3時50分)
 ひとりで考えず、同じ経験をしている人たちとお話しなさってみませんか。
 進行役は心理学を学んだ者が担当(10人前後のグループに分かれます)。

・定員:45名
・参加費:無料
・対象
1部の講演:不妊治療中の方・その家族・医療関係者・支援者
2部のお話し会:不妊治療中の方のみ(お一人でもご夫婦でも)
・申込先
タイトルを「6月18日講座申込み」とし、下記の必要項目と、1部のみ参加か、1部2部共参加かを記入の上、Eメールにてお申込みください(担当:永森)。
Eメール:saki.nagamori@molive.biz
【必要項目】
1部に参加の方
・氏名(ハンドルネイム可)
・電話番号(緊急時用)
・ご自身の立場「(1)当事者 2)家族 3)医療従事者 4)支援者」
2部に参加の方
上記に加え、年齢(「1)20代 2)30代前半 3)30代後半 4)40代前半 5)40代後半」

メール受信後、当方からの確認連絡をもって受付完了となります。

【会場地図】
港区立男女平等参画センター "リーブラ" 東京都港区芝浦1-16-1

*詳細なパンフレットはこちらから
http://www.akanbou.com/docs/Libra-FinalFinal-Poster.pdf
*一般社団法人 MoLive(モリーヴ)のサイトはこちらから
http://molive.biz/


当社製品&サービス________________________________________________

・サプリメント:BABY&ME~新しい命のための環境づくり
 http://babyandme.jp/

・翻訳書:妊娠しやすい食生活
 http://www.akanbou.com/shoku/

・妊娠しやすいカラダづくり BOOK GUIDE
http://www.akanbou.com/bookguide/


編集後記____________________________________________________________

暑くもなく、寒くもなく、1年で最も爽やかな気候ですね。

普段、あまりアウトドアに出かけることがない方も、出かけてみてはいかがでしょうか?

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] VOL.675
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お子さんを望まれるカップルの"選択"や"意志決定"をサポートします
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不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、二人で話し合い、考えを整理して、自分たちに最適な答えを出すためのヒントになるような情報を、出来る限り客観的な視点で、お届けしています。
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発 行:株式会社パートナーズ
編 集:細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
サイト:http://www.akanbou.com/
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◎発行部数
・自社配信: 1,838部
・まぐまぐ: 3,700部
・合計部数: 5,538部(5月22日現在)
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