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妊娠しやすいカラダづくり No.810 2018/12/23
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今週の内容__________________________________________________________
・更新情報
・2018年を振り返って:賢い選択について考える
・お知らせ
・当社製品&サービス
・編集後記
更新情報____________________________________________________________
サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2018年12月23日 曇り時々雨、のち晴れますように
年賀状
https://www.akanbou.com/column/reproductivecounseling/20181223.html
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2018年12月22日 曇り時々雨、のち晴れますように
遠隔相談、始めます
https://www.akanbou.com/column/reproductivecounseling/20181222.html
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info@akanbou.com
2018年を振り返って ______________________________________________
賢い選択について考える
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今年も残すところあと10日になりました。今年も、ほぼ毎日、お子さんを望まれるカップルからのご相談やご質問に接してきました。
で、この1年を振り返って思うのは、不妊治療に臨むカップルにとっての選択肢が増えたなあということです。
検査方法しかり、治療法しかり、凍結や培養技術などの生殖医療そのものだけでなく、遺伝子解析やIT技術などの急速な進歩のおかげだと思うのですが、とにかく、これまでわからなかったことがわかるようになったり、できなかったことができるようになってきている感があります。
また、専門クリニックの数も増えましたし、治療を取り巻く環境やサービスなんかも、この10年ほどで、ずいぶん整備されてきたように思います。
そんなふうに選択肢が増えることはとても歓迎すべきことであるということは間違いありません。
ところが、その一方で、肝心の不妊治療の成功率が全体で高くなっているという話しは聞きません。
このことは、さまざまなオプションやサービスの増加が成功率の上昇に直結していないということを物語っています。
それは、おそらくは、多くの選択肢は、誰にとっても有効に働くようなものではなく、効果は個別的であり、限定的であるということを意味するのではないでしょうか。
もしも、そうであれば、たくさんある選択肢の中から、自分たちに必要な方法を、ふさわしいタイミングで選択することが、とても、とても大切だということになります。
よくよく考えてみると、技術が高いことや新しいこと、すなわち、これまでできなかったすごいことができるようになったことと、その技術が自分たちにとって必要なものかどうかは、全く別のことです。
そして、他のカップルがうまくいった方法が、自分たちにも同じようにうまくいくかどうかも、また、全く別のことです。
賢い選択が本当に求められる時代になったというわけです。
こんな時代はかつてありませんでした。
選択肢の多さに戸惑いながらも、あれもこれもやっておかなければならないと、焦り、翻弄され続けるのか、それとも、自分たちにふさわしい方法を選択し、着実に進めていくのか、自分たちの選択の技術にかかっていると言っても過言ではないと思います。
であれば、どうすれば賢い選択ができるようになるのでしょうか。
手っ取り早いノウハウなどありませんが、試行錯誤を繰り返しながらも、自分たちで身につけていくしかない、そう思います。
まずは、情報は集めるよりも評価することのほうが、よっぽど、大切です。
つまり、情報をあつめて、選択肢の比較検討に役立てる前に、その情報源や情報の内容が信頼できるものかどうかを確かめ、取捨選択する必要があるということです。
そして、情報を選りすぐり、情報の質を高めたあとは、そこからどうやって、正しい結論、すなわち、自分たちにふさわしい選択、賢い選択を導くためには、自分たちのことをもっと知るということから避けては通れません。
もちろん、先人の経験、専門家の意見や助言は必要で、大切なものと思います。
ただ、やはり、照らすべきは、「外」ではなく「内」の基準でしょう。
わたしはどう思っているんだろう?、わたしはどうしたいんだろう?、あなたはどうしたい?、わたしたちは本当はどうしたいんだろう?、なにが好きで、なにが嫌いなんだろう?、なにを大切にしたいんだろう?、どうなりたいのだろう?、どう生きたいのだろう?、わたしたちはなにがしたかったのだろう?、そんなやりとりを自分自身と、そして、パートナーと繰り返してみる。
自分のことやパートナーのことで、それまで知らなかったこと、気づいていなかったことを、少しでも、減らすことができればよいですね。
なりたい自分たちに、一歩、近づけるはずです。
最後に他人と比較しないこと、結果の原因を追求し過ぎないこと。
なぜ、これまで自分たちにところに赤ちゃんがやってこないのだろう?、いったい、いつになったらやってくるのだろう?ということを他人と比較したり、その原因を追求し過ぎたりすると、行き着くのは、自分がダメだからとか、自分が悪いというように、自分を責めることになってしまいます。
それは完全な間違いであり、自然のメカニズムへの冒涜と言っても過言ではありません。
そのような誤解からは、次の賢い選択につながらないだけでなく、それまでの貴重な経験則をも無駄にしてしまいかねません。
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お知らせ____________________________________________________________
■不妊治療と経済的負担に関するアンケート2018へのご協力のお願い
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・お勧めの本:妊娠しやすいカラダづくり BOOK GUIDE
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編集後記____________________________________________________________
なんとか日曜日中に配信することが出来ました。
よい連休をお過ごしください!
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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] VOL.810
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お子さんを望まれるカップルの"選択"や"意志決定"をサポートします。
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発 行:株式会社パートナーズ
編 集:細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
サイト:http://partner-s.info/
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