ゆだねて、心地よく リストラティブヨガ実践編

岡部 朋子 岡部 朋子 先生
ルナワークス代表
第1回 フレッシュな空気を吸い込んで、新しい自分になろう「簡単な鷲(わし)のポーズ」 イライラしたら、なぜか肩がこっていた・・・・・・そんな経験、ありませんか? ストレスで身体が緊張すると、知らないうちに肩がこったり、また眉間やこめかみまでこることも。 そんなときは、自分の手を使って身体をやさしくいたわりましょう。   肩の力を抜くことは、肩の荷を下ろすこと。 ゆっくりと呼吸しながら身体に意識を向けていくと、心も落ち着いてきます。   私たちの身体をつくる細胞は、新陳代謝を繰り返して、日々新しくなっています。 気持ちも同じです。   自分をいたわり、大切にする「鷲のポーズ」で、イヤなことや不安な気分を毎日リセット。 新しい自分になりましょう。

簡単な鷲のポーズ

左右の手のひらをこすり合わせて、あたためる。
目を軽く閉じて、手のひらの親指下のふくらんだ部分をまぶたに当てる。目をいたわる気持ちで、やさしく当てて。
人差し指と中指、薬指をそろえてこめかみに当て、指をくるくる回して、こめかみをほぐす。
眉間も同じように、3本の指でやさしくなでる。眉間のしわをゆるめて溶かすイメージで。
腕を胸の前でクロスして、手のひらを肩の上にのせ、鼻から息をいっぱい吸い込む。吸う息とともに肩が上に上がるように。吸い切ったら、一瞬息を止める。
鼻からゆっくりと息を吐き、吐く息とともに手のひらと肘を床に落とし込むイメージで下げていく。「息を吐き切った」と感じたところで、さらにもうひと息吐く。
腕を組み替えて、(5)(6)を行う。
続けるコツは、毎日同じ環境でやること

岡部 朋子 先生ルナワークス

ルナワークス主宰、リストラティブヨガの指導者育成に取り組む。

慶応大学卒業後、総合商社勤務を経て、同大学院にてMBA(ファイナンス)を修了、米国税理士、会社設立を経てヨガを始め、日本人として初めてYoga Fit RYT 200時間を修了、Yoga Fitのパートナーとなり、2009年2月、RYT500修了、国際ヨガセラピスト協会(IAYT)会員として医療としてのヨガの普及につとめている。2010年にはヨガの処方箋としての世界的な手引書である『Yoga as Medicine』の日本語版『メディカルヨガ』を出版。2012年全米ヨガアライアンス E-RYT200修了。