男性不妊治療方法
09.04.07
クロミフェン+ビタミンEで乏精子症が改善される
抗エストロゲン作用のあるクロミフェンと抗酸化作用のあるビタミンEの摂取は、原因不明の乏精子症の男性の精子数や妊娠率を高めることが、エジプトで実施されたランダム化比較試験で確かめられました。
09.03.24
精子正常形態率は顕微授精の治療成績に影響を及ぼさない
精子正常形態率が基準を大きく下回る場合でも、顕微授精によって、正常な形態の精子を選択し、受精させることで、良好な治療成績が得られることが、アメリカの病院が実施した試験で確かめられました。
08.08.22
精索静脈瘤の手術は男性の年齢が高い場合でも有効
精策静脈瘤の手術による男性の妊孕性の回復は年齢の影響を受けないことが、 カナダのモントリオールのMcGill大学の試験で明らかになりました。
08.06.10
精液の採取場所は病院よりも自宅のほうが精液の質が高くなる
精液検査や人工授精、体外受精のための精液の採取する場所は、病院の採精室よりも自宅のほうがトータルの精液の質が高くなることが、スウェーデンの大学病院の試験で明らかになりました。
08.04.18
コエンザイムQ10(CoQ10)は原因不明の精子無力症に有効
原因不明の精子無力症による男性不妊と診断された男性は、1日に200ミリグラムのコエンザイムQ10を摂取することで、精子の運動率が改善されることが、イタリアの大学の二重盲検法による臨床試験によって確かめられました。
07.10.04
精索静脈瘤の手術療法で自然妊娠の確率が高まる
男性不妊の原因になり得る、触知可能な 精索静脈瘤への手術療法は、その後の自然妊娠率を高めることが、アメリカのRobert Wood Johnson Medical SchoolのJoel Marmarらの研究チームによるメタアナリシスによって、確かめられました。
07.07.18
顕微授精においては精子回収法による妊娠率に差はない
さまざまな精子の回収法による顕微授精と、通常の体外受精による胚盤胞移植の妊娠率を比較したところ、有意な差はないことが、スウェーデンの研究チームの試験により明らかになりました。
06.01.14
クラインフェルター症候群の男性からの精子採取は35歳以降は厳しい
クラインフェルター症候群のよる無精子症の男性不妊患者からの精子の採取は、35歳を超えると困難になると、帝京大学医学部の岡田 弘助教授らの研究チームが発表しました。