妊孕性に影響する因子
10.12.20
血液中のビスフェノールA濃度と体外受精の治療成績との関係
化学物質のビスフェノールAの血中濃度が高い女性ほど、体外受精の際の受精率が低いことが、アメリカで実施された試験で確かめられました。
10.10.15
喫煙が子宮外妊娠のリスクを高めるメカニズム
喫煙が子宮外妊娠のリスクを高めるのは、体内でニコチンから代謝されできるコチニンが卵管内で、卵管の筋肉の収縮を妨げる「PROKR1」というたんぱく質を増やすためではないかと、イギリスのエジンバラ大学で実施された試験から結論づけています。
10.09.02
BMIや喫煙習慣が体外受精の治療成績に及ぼす影響
喫煙習慣や肥満は、高齢とともに体外受精の治療成績を低くすることが、ニュージーランドとオーストラリアの治療成績を比較することで明らかになりました。
10.03.04
酸化ストレスと胚のグレードと妊娠率との関係
体外受精で3日目の培養液中の活性酸素の濃度が高いほど、胚のグレードや妊娠率が低くなることが、アメリカで実施された試験で明らかになりました。
09.11.19
喫煙習慣が及ぼす過排卵や人工授精の治療成績への影響
喫煙習慣のある女性は、喫煙習慣のない女性に比べて、人工授精の際の過排卵刺激の注射の量が多くなり、hcg注射時の子宮内膜の厚さが薄いことがイスラエルで実施された試験で明らかになりました。
09.10.27
飲酒と体外受精の治療成績の関係
女性、男性、ともに、週に6単位※以上のアルコールを飲む夫婦は、体外受 精で妊娠、出産に至る確率が25%低下することが、ハーバード大学医学部の研究チームが実施した試験で明らかになりました。
09.10.13
流産後の処置の方法とその後の妊娠率の関係
妊娠初期の自然流産後にどのような方法で処置を行うかは、その後の妊娠率や出産率に影響を及ぼさないことが、イギリスで実施された長期間の追跡調査で明らかになりました。
09.10.06
体格指数(BMI)は子宮内の着床環境を悪化させる可能性
BMI(体格指数)が35以上の代理母は35以下の代理母に比べて、体外受精による妊娠率が低く、移植のキャンセル率が高いことが、アメリカで実施された試験で明らかになりました。