妊孕性に影響する因子
17.05.13
卵胞液中のメラトニン濃度はART成績や卵巣予備能の指標になり得る
卵胞液中のメラトニン濃度は卵子の量や質を反映し、体外受精治療成績や卵巣予備能を予測する指標になる可能性があることが中国で実施された試験で明らかになりました。
17.04.01
高温相の長さと妊娠しやすさとの関係
短い高温相は短期的に妊娠にマイナスの影響を及ぼすかもしれませんが、単発であれば1年でみれば妊娠率には影響しないことがアメリカで実施された試験で明らかになりました。
17.02.23
職場での肉体的負担や夜勤と卵巣の予備能や反応性の関係
夜勤や肉体的負荷のかかる仕事は卵巣年齢や排卵誘発剤への反応の低下を招くおそれがあることがアメリカのハーバード大学とその関連病院のマサチューセッツ総合病院の共同チームによる研究(EARTH Study)で明らかになりました。
16.09.17
不妊原因になる病気妊孕性に影響する因子生活習慣・食事・サプリメント
大豆イソフラボン摂取でPCOS女性の代謝状態の指標が改善
大豆イソフラボンの摂取はPCOS女性のインスリン抵抗性やホルモン状態、中性脂肪、そして、酸化ストレスの指標を改善することがイランで実施された試験で明らかになりました。
16.09.03
飲酒と妊娠する力の関係
妊娠を望む女性にとって週に14サービング以上の飲酒は妊娠する力のわずかな低下に関連する傾向がみられるものの、週に14サービング未満の飲酒は妊娠する力への明らかな影響はみられないことがデンマークの研究でわかりました。
16.08.27
ビタミンD濃度と体外受精の治療成績の関係
体内のビタミンDレベルの指標である血中25(OH)D濃度が高いほど受精率も高くなりましたが、妊娠率や出産率とは関連しないことが、アメリカの研究で明らかになりました。
16.08.21
運動や日常生活の活動と体外受精の治療成績の関係
治療開始前1年間のトータルの身体活動は体外受精の治療成績とは関連しないものの、エアロビクスやボート漕ぎ、スキー、ステアマシン(踏み台昇降のマシン)などの特定の運動活動やBMIが適正範囲の女性にとっての高程度の運動は治療成績に良好な影響を及ぼす可能性があることがアメリカで実施された研究で明らかになりました。
16.08.14
葉酸はBPAによる体外受精治療成績の低下を緩和させるかもしれない
食事からの葉酸摂取はビスフェノールAによる体外受精の治療成績低下を緩和させる可能性があることがアメリカで実施された研究で明らかになりました。
16.06.18
コエンザイムQ10補充による卵巣予備能維持効果
コエンザイムQ10の補充はミトコンドリアの働きの低下や加齢による卵巣の老化による卵巣予備能の低下を遅らせる可能性があることをトルコのラットを使った動物実験で確かめました。