不妊改善・生殖医療関連
06.08.19
2004年度体外受精・胚移植等の臨床実施成績が発表さる
日本産科婦人科学会倫理委員会は、8月16日に2004年度(平成16年1月1日から同年12月31日)の、体外受精・胚移植等の臨床実施成績を公表しました。
06.08.14
不妊治療施設、学会の施設基準クリアは17.3%
体外受精や顕微授精の実施施設として、日本産婦人科学会に登録している不妊治療施設のうち、同学会が「備えることが望ましい」としている施設や人員をすべて備えている施設は、2割に満たないことが、厚生労働省研究班の調査で分かりました。
06.08.09
46歳女性が10年間凍結の受精卵で出産(国内最長)
46歳の女性が、10年間凍結保存していた受精卵を母体に戻し、出産しました。凍結受精卵の保存期間は、これまで、国内では6年2ヶ月が最長だったとのこと。
06.08.02
腹腔鏡による子宮筋腫核出術後の妊娠率
腹腔鏡下手術による子宮筋腫核出術後の女性の妊娠率は良好で、経験豊富な医師による手術であれば安全であると、イタリアのボローニャ大学のDr.Renato Seracchioliらが生殖医療専門誌に発表しました。
06.07.29
4つの薬の組合せが原因不明の習慣性流産に有効
原因不明の流産を繰り返す女性にとって、プレドニゾンやアスピリン、葉酸、プロゲステロンの4つの組合せが有効であると、オーストリアの研究グループが 試験によって確認し、生殖医療専門誌に発表しました。
06.07.28
鉄分の過剰が子宮内膜症を悪化させる可能性
ベルギーのCatholic University of LouvainのJaques Donnez教授の研究チームは、鉄分の排泄効果のあるキレート剤(親鉄剤)が、子宮内膜症の治療に使えるかも知れないと、生殖医療専門誌「Human Reproduction」に発表しました。
06.07.15
アメリカの新生児の8人に1人が未熟児
アメリカの2004年に生まれた全新生児の8人に1人が未熟児であると、ワシントンの非営利団体である米国医学研究所(IOM)の発表によって明らかになりました。
06.07.14
原因不明不妊の治療方針について
不妊に悩むカップルにとって、場合によっては、不妊治療を受けても、不妊治療を受けないで待っても、結果は変わらないことが、このほど「The Lancet」に発表されたオランダのアムステルダムにある、Pieternel Steures of the Cenyer for Reproductive Medicineの調査研究によって明らかになりました。
06.07.11
ES細胞からつくった精子でマウスの子が誕生
ドイツのUniversity of GettingenのKarim Nayermia教授らの研究グループは、マウスの初期胚からES細胞(胚性幹細胞)を取り出して、精子に成長する細胞を選別し、受精可能な段階まで成熟させた後、体外受精させて雌のマウスの子宮に移植したところ、7匹の子供が誕生しました。