不妊改善・生殖医療関連
06.06.20
未受精卵の有効な凍結保存法が開発、発表さる
チェコのプラハで開催されているヨーロッパ生殖医学会において、東京の加藤レディースクリニックの桑山博士は、未受精卵を質を損なわずに凍結保存する方法を発表しました。
06.05.06
ガン治療後の生殖力温存のための新たなガイドライン
ガン治療を受けなければならない患者に向けた治療後の生殖力温存のための新たなガイドラインが、専門家によって作成されました。このガイドラインは、6月20日発行の「the Journal of Clinical Oncology」に掲載される予定です。
06.04.25
事実婚カップルへの体外受精を日本産科婦人科学会が容認
昭和58年の日本産科婦人科学会(日産婦)の会告"「体外受精・胚移植」に関する見解"により、体外受精等の高度な不妊治療は、法的に婚姻関係のある夫婦に限定されていましたが、このほど、事実婚カップルへの治療が容認されることになったようです。
06.04.24
セトロタイド(GnRHアンタゴニスト)が承認、今年の9月から販売スタート
体外受精や顕微授精時に採卵を確実にするために、LHサージを抑え排卵を止める薬で、これまで、日本で認可されていなかったGnRHアンタゴニスト製剤の「セロトタイド」が、承認されました。
06.04.22
不妊治療でのレトロゾールの使用について
クロミフェンと同等の排卵誘発効果がありながら、子宮内膜を薄くしたり、頸管粘液を少なくしたり、質を悪くするような副作用のない乳ガン治療薬、レトロゾール(商品名はフェマーラ)の不妊治療への使用については、昨年12月に、流産や胎児の奇形を引き起こす可能性があるとの理由で、使用を控えるように警告が発せられていましたが、このほど、カナダの大学の研究グループは、そのような心配には根拠がないとの論文を発表しました。
06.04.08
ガン治療前の男性の精子凍結保存
凍結保存された精子による治療の成功率は比較的高いにもかかわらず、生殖能力を損なうリスクのあるガン治療前に精子を凍結保存する男性はされほど多くないことが、このほど発表されたスペインの調査によって明らかになりました。
06.03.17
単一胚移植における5日目胚(胚盤胞)と3日目胚の成功率比較
体外受精において、5日目胚(胚盤胞)の単一胚移植は、3日目胚の単一胚移植に比べて、出産迄に至る確率が48%高いことが、ベルギーの研究グループによる試験で明らかになりました。