不妊改善・生殖医療関連
05.12.17
選択的単一胚移植は2個胚移植と妊娠率は変わらない
シアトルのワシントン大学の研究グループは、体外受精において、1個の胚盤胞を移植する選択的単一胚移植が、2個の胚移植に比べて、妊娠率において、さほど差はなく、双子の妊娠が大きく減ることを生殖医学専門誌「Fertility and Sterity」に発表しました。
05.12.01
乳がん治療薬レトロゾール(フェマーラ)は排卵誘発剤として使用すべきでない
最近の研究では、子供への潜在的な副作用があるとして、排卵誘発剤として使うべきではないとしています。レトロゾール(フェマーラ)を処方された女性では胎児異常のリスクが3倍になるというもの。
05.10.25
腸管子宮内膜症の腹腔鏡手術後の妊娠率
腸にできた子宮内膜症の女性が、腸の病変を取り除く腹腔鏡手術を受けることによって、妊娠する確率が大きく改善されることが、このほど「Fertility and Sterility」に発表された調査研究で明らかになりました。
05.10.15
体外受精児の健康状態の追跡調査
スウェーデンの研究グループは、体外受精によって出生した子供の健康状態を調査するため、16000以上の体外受精出生児(30%は顕微授精)の入院日数やガンの発病等について、1~20年間に渡り、追跡調査を実施しました。
05.10.07
子宮を温存する子宮腺筋症の手術が「高度でない先進医療」に認定
独立行政法人国立病院機構「霞ヶ浦医療センター」の西田正人院長が開発した、「高周波切除器を用いた子宮腺筋症核出術」が、厚生労働省の定める「必ずしも高度でない先進医療」に認定されました。
05.07.23
排卵誘発剤が効きにくいのはエストロゲン受容体βの遺伝子変異の可能性
不妊治療で使う排卵誘発剤は、エストロゲン受容体β遺伝子に変異のある女性には効きにくい可能性のあることが、マウスによる実験で明らかになりました。
05.06.02
子宮筋腫核手術が体外受精の妊娠率を改善する
子宮筋腫のある女性は、体外受精の治療前に子宮筋腫核手術を受けることで、妊娠率の改善が期待できることを、アメリカの研究者の調査が明らかにし、「Fertility and Sterlity」に掲載されました。
05.06.01
体外受精で授かったものの・・・(双子や三つ子で感じるストレス)
体外受精などの高度な生殖補助医療によって、双子や三つ子を産んだ母親はうつになるリスクが高いことが、このほど発表されたアメリカの調査によって明らかになりました。
05.05.10
9割が精子の提供は匿名を希望
夫以外の第三者の精子を使ったAID(非配偶者間人工授精)で、ドナー(精子を提供した男性)のほぼ9割は精子の提供は匿名のままでよいと考えていることが、厚生労働省研究班による調査によって明らかになりました。