不妊改善・生殖医療関連
05.05.05
着床にかかわるたんぱく質を発見
アメリカと日本の研究者グループは、マウスの子宮内膜に、着床にかかわる「LPA」と呼ばれる受容体分子を発見しました。もしも、人間でも同じようなメカニズムがあれば、着床障害に悩む女性への治療が可能になるかもしれないとしています
05.03.19
ダイエット薬がPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)に有効
ダイエット薬のオーリスタット(orlistat、製品名は「ゼニカル」)は、多嚢胞性卵巣症候群)に対して、糖尿病薬のメトフォルミンと同程度の効果があるようだと、イギリスの研究者が医学専門誌に発表しました。
05.03.16
初期であれば子宮ガンの治療後に妊娠も可能
子宮体(内膜)がんや子宮頸がんを治療することは、必ずしも、将来の妊娠を諦めるというわけではないということを、新たに発表された研究によって報告されました。
05.01.24
45%の施設で卵子の提供が必要な女性患者
日本産科婦人科学会による全国調査で、第三者から卵子の提供を受けないと妊娠できない女性患者を抱える不妊治療施設が、全体の45%あることが明らかになりました。
05.01.17
66歳の女性が提供卵子による体外受精で子供を出産
報道によりますと、ルーマニアの首都ブカレストで、66歳の女性が双子の女児を出産しました。これは、出産時の年齢としては世界最高齢とのこと。
04.12.07
子宮筋腫の遺伝子療法
子宮筋腫のエストロゲン受容体を不活性化させる遺伝治療が筋腫を小さくすることが、マウスを使った実験で確認され、医学誌「American Journal of Obstetrics and Gynecology 11月号」に発表されました。これは、女性の妊孕性(妊娠する力)を損なうことなしに、子宮筋腫を治療する方法として期待できるものであると研究者は指摘しています。
04.11.25
体外受精時の胚移植後の安静は、1時間でも24時間でも妊娠率に変化なし
体外受精時の胚移植後の安静時間は、1時間であろうと、24時間であろうと、妊娠率には影響がみられないことが、ヨルダンとサウジアラビアの研究者の調査で判明しました。
04.11.05
精子のもとの細胞を体外で増殖に成功
精巣の細胞3000~5000個に1個しかない精原幹細胞という精子のもとの細胞を、体外で大量に増やす方法を開発したと、アメリカのペンシルベニア大学の久保田浩司助手(細胞生物学)らのチームが、アメリカ科学アカデミーに発表しました。この技術は、将来的には男性不妊の治療や希少動物の保護に応用が期待できるそうです。
04.10.30
10年後には50歳代の妊娠も珍しくなくなる?
生殖医療の専門家は、生殖医療技術は急速に進んでおり、10年以内には、50歳代で健康な赤ちゃんを出産することが当たり前になるだろうと主張しています。さらに、遺伝子診断によって、がんを含むほとんどの重い遺伝病が子供に遺伝しないように、胚を選別することが出来るようになるとのこと。