不妊改善・生殖医療関連
10.12.28
単一胚移植は2個胚移植に比べて健康な単胎児を出産する確率が高い
選択的単一胚移植は2個胚移植に比べて健康な単胎児を出産する確率が約5倍になることが、 イギリスで実施されたメタアナリシスで明らかになりました。
10.12.02
子宮卵管造影検査と腹腔鏡検査の自然妊娠の可能性を予測する精度
子宮卵管造影検査と腹腔鏡検査の自然妊娠の可能性を予測する精度にはそれほどの差はないことが、オランダで実施された試験で確かめられました。
10.08.24
DHEAはプアレスポンダーの女性の体外受精の成績を向上させる
DHEA(ホルモンのサプリメント)の摂取は、卵巣機能が低下した女性の体外受精の妊娠率を向上させることが、イスラエルで実施された試験で確かめられました。
10.08.04
第Ⅰ期の子宮内膜症は大きく妊娠する力を低下させることはない
第Ⅰ期(微小病変)の子宮内膜症は、健康な女性に比べて、それほど妊娠する力は低下しないことが、スペインで実施された試験で確かめられました。
10.06.30
肥満女性は体外受精後の流産のリスクが2倍になる
肥満の女性は標準的な体重の女性に比べて、体外受精を受けて妊娠した後の流産になる割合が2倍になることが、イギリスで実施された試験で明らかになったとヨーロッパ生殖医学会で発表されました。
10.06.23
胚盤胞形成スピードが凍結融解胚移植後の治療成績に及ぼす影響
同じ発育段階で凍結保存すれば、5日目胚盤胞でも、6日目胚盤胞でも、融解胚移植後の治療成績には大きな違いが見られないことから、胚盤胞を形成するのに時間がかかることは治療成績に影響を及ぼさないことが、イギリスの研究チームがこれまでの文献を統合、分析した結果、明らかになりました。
10.06.01
原因不明の習慣流産には低用量アスピリンやへパリン併用療法は意味がない
原因不明の習慣流産には、低用量アスピリンも、低用量アスピリンとヘパリンを併用しても、プラセボ(偽薬)を摂取した場合と比べて出産率に違いはみられないことが、オランダで実施された試験で明らかになりました。
10.04.09
大気汚染と体外受精の治療成績との関係
母親になる女性の住まいや不妊治療クリニックの周辺の大気汚染が、体外受精の治療成績に影響を及ぼしている可能性のあることが、アメリカで実施された試験で明らかになりました。
10.04.05
体外受精の卵巣刺激後の年齢別累積妊娠率
母親になる女性の年齢が35歳以下では、体外受精で1回の卵巣刺激後の累積妊娠率は75%を超えると、アメリカの大学病院の研究チームが報告しています。
10.03.23
体外受精は早産のリスクが高くなる
体外受精や顕微授精などの高度生殖補助医療による妊娠は自然妊娠に比べて、早産になる割合が高くなることが、デンマークで実施された試験で明らかになりました。