不妊改善・生殖医療関連
10.03.09
地中海料理に特有な食生活のパターンは体外受精の妊娠率を高める
地中海料理に特有の食生活をおくっている夫婦は、体外受精や顕微授精の治療成績が良好であることが、オランダで実施された試験で明らかになりました。
10.03.04
酸化ストレスと胚のグレードと妊娠率との関係
体外受精で3日目の培養液中の活性酸素の濃度が高いほど、胚のグレードや妊娠率が低くなることが、アメリカで実施された試験で明らかになりました。
10.02.19
PCOSの女性のIVFはOHSSのリスクは高くなるが妊娠率は低くならない
多嚢胞性卵巣(PCO)や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の女性の体外受精の治療成績は、正常な卵巣の女性に比べて、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスクが高くなるけれども、妊娠率は低くならないことが、イギリスで実施された試験で明らかになりました。
10.01.27
38歳以下の女性へのアシスティッドハッチングの治療効果
母親になる女性の年齢が38歳以下であれば、胚の透明帯が厚い(13マイクロミリメートル以上)場合でも、アシスティッドハッチングによる治療効果は確認できなかったと、アメリカの大学病院で実施された試験結果が報告されています。
09.12.24
40歳以上の体外受精、顕微授精の治療成績
母親になる女性の年齢が40歳以上の体外受精や顕微授精では、43歳以上になると42歳までに比べると、妊娠率、出産率とも大きく低下し、反対に流産率が高くなることが、エジプトで実施された試験で明らかになりました。
09.11.17
体外受精の卵割速度と胚のグレードや妊娠率の関係
体外受精で媒精(卵子と精子を一緒にする)後の卵割速度が早い胚のほうが遅い胚よりも、グレードの高い胚に生育し、その後の妊娠率も良好なことが、中国で実施された試験で確かめられました。
09.11.11
子宮の大きさと不妊治療の治療成績との関係
子宮の大きさと不妊治療(IVF、ICSI)の治療成績の関係を調べたところ、大きな相関は見られなかったものの、子宮腔の長さが短いグループの妊娠率が有意に低いことが分かりました。
09.11.04
人工授精後の安静時間と治療成績との関係
人工授精後は、15分間、安静にするほうが、安静にしない場合に比べて、治療成績が50%高いことが、オランダで実施された試験で明らかになりました。
09.08.06
体外受精の累計出産率(アメリカのマサチューセッツ州の登録データから)
体外受精の4周期の累積妊娠率は51.9%でそれ以降はそれほど変化しないことが、アメリカマサチューセッツ州の生殖補助医療学会への登録データから明らかになりました。