不妊改善・生殖医療関連
07.12.18
体外受精時に移植する胚の数は2個以内で可能な限り1個を目指す
日本産科婦人科学会では、体外受精時に子宮に戻す胚や胚盤胞の数の上限を、従来の3個から2個に変更すること、そして、可能な限り、1個を目指すことを学会のルールとすることを決めました。
07.10.20
2005年度体外受精・胚移植等の臨床実施成績が発表さる
日本産科婦人科学会倫理委員会は、先月(9月13日)に2005年度(平成17年1月1日から同年12月31日)の、体外受精・胚移植等の臨床実施成績を公表しました。
07.10.18
子宮内膜症の女性は卵管造影検査後に一時的に妊娠しやすくなる
子宮内膜症の女性は油性造影剤を使った卵管造影検査後に一時的に妊孕性が高くなることが、ニュージーランドの研究チームの試験によって明らかになりました。
07.10.02
高齢でも胚の質がよければ単一胚移植でも妊娠率は低下しない
たとえ母親になる女性の年齢が35歳以上であっても、胚の質がよければ妊娠率が低下しないことが、アメリカのスタンフォード大学の研究チームの試験によって確かめられました。
07.09.28
男性不妊以外(精液が正常なケース)でも顕微授精は有効か?
精液が正常であれば、体外受精でも顕微授精でも、受精率や妊娠率、 出産率には差がないと、アメリカ、ボストンのマサチューセッツ総合病院の研究チームが報告しています。
07.09.12
原因不明不妊はARTにステップアップする前に腹腔鏡検査を
原因不明不妊の女性は高度な治療にステップアップする前に腹腔鏡検査を受けるべきであると、国立成育医療センターの医師グループが治療データを発表しました。
07.09.05
単一胚移植のためのガイドライン
母親になる女性が35歳以下で、 初めての治療周期で、少なくとも媒精後2日目に2個以上の4細胞期胚、もしくは、媒精後 3日目に2個以上の6細胞期胚が存在すること、そして、母親になる女性の過去の妊娠、出産経験から、一定の妊孕性が確認されれば、単一胚移植は、積極的に実施されるべきであるというガイドラインを、自治医科大学の生殖医療センターの柴原浩章教授らの研究チームが発表しました。