不妊治療のリスク
10.06.22
体外受精や顕微授精の出生児は先天性心疾患のリスクが高い
体外受精や顕微授精などの高度生殖医療による出生児は、自然妊娠による出生児に比べて、先天性心疾患を発症するリスクが3倍になることが、カナダで実施された試験で明らかになりました。
10.05.25
一般不妊治療(人工授精までの不妊治療)と妊娠、出産時のリスクとの関係
人工授精までの一般不妊治療でも、早産などの妊娠、出産時のリスクが高くなることが、オーストラリアで実施された研究によって確かめられました。
10.05.19
胚盤胞をガラス化法で凍結し融解移植することによる出生児の健康への影響
ガラス化法による胚盤胞の凍結保存後の融解胚移植は、出生児の出産前後の健康にはマイナスの影響を及ぼさないことが、スウェーデンで実施された試験で確かめられました。
10.04.06
不妊が女性の性欲や性生活に及ぼす影響
不妊症と診断された女性は、そうでない女性に比べて、性欲が低く、夫婦生活やマスターベーションの回数も少なく、性生活の満足度が低いこと、また、性生活の満足度は不妊症と診断される前に比べて低下していることが、アメリカで実施された調査で明らかになりました。
10.02.25
体外受精や顕微授精による妊娠では死産のリスクが高くなる
体外受精や顕微授精などの高度生殖補助医療による妊娠では自然妊娠に比べて、死産のリスクが約4倍になることが、デンマークで実施された試験で明らかになりました。
10.02.08
体外受精と自然妊娠の出産前後のリスクの比較(日産婦登録データより)
体外受精による妊娠と自然妊娠の出産前後のリスクについて、2006年の日本産婦人科学会の周産期登録データを使って調べたところ、体外受精や顕微授精などの高度生殖補助技術を施したことによって、出産前後のリスクが大きくなることはありませんでした。