不妊治療のリスク
10.01.20
体外受精による出生児の9~18歳時点の行動や感情の働きについて
体外受精で生れた子どもの9~18歳時点では、社会生活を送るためのふるまいや情緒の働きは 自然妊娠で生れた子どもと比べて遜色のないことが、オランダで実施された試験で確かめられました。
10.01.05
妊娠までにかかった期間の長さと妊娠、出産時の母子の健康状態との関係
妊娠するまでの期間が長くかかった女性ほど、妊娠、出産時の母子の健康リスクが高くなることが、フィンランドで実施された調査で明らかになりました。
09.12.22
体外受精や顕微授精が出生児の知的発育に及ぼす影響
体外受精や顕微授精で生れた子どもは3歳時点での知的発育は、自然妊娠で生れた子どもに比べて、劣ることはないと、イギリスで実施された大規模な試験の結果から明らかになりました。
09.12.03
排卵誘発剤の使用と子宮ガン発症リスクとの関連
不妊治療で排卵誘発剤を使うことで、その後の子宮ガンの発症リスクが高まることは、概ね、ないと言えますが、使用する排卵誘発剤の種類や量、期間によっては、子宮ガンの発症率が少し高くなることが、デンマークの大規模な調査で明らかになりました。
09.10.07
体外受精による出生児は自然妊娠による出生児に比べて身長が高い
体外受精による出生児は、自然妊娠による出生児に比べて、身長が高いことが、イスラエルで実施された調査で明らかになりました。
09.09.24
ART治療での卵巣刺激や体外受精が子どもの神経学的発育に及ぼす影響
高度生殖補助医療の際に卵巣を刺激することや卵子や精子を体外に取り出して受精させることは、生後4~18ヶ月においては、子どもの神経学的な発育にマイナスの影響を及ぼさないことが、オランダで実施された試験で確かめられました。
09.09.01
凍結融解胚移植と新鮮胚移植後の出生児の出生時比較
凍結融解胚移植によって生まれた子どもは、新鮮胚移植によって生まれた子どもに比べて、平均の出生時体重が大きく、低出生体重児や早産になるリスクも低いことが、デンマークの全国調査で明らかになりました。
09.07.08
ICSIとIVFによる凍結胚移植の治療成績と子どもへの影響の比較
体外受精と顕微授精による凍結融解胚移植後の治療成績と出生児への影響を比べたところ、受精方法による大きな違いは見られなかったと、アメリカのコーネル大学の研究チームがヨーロッパ生殖医学会学術集会で発表しました。
09.05.23
凍結融解胚移植は子どもにマイナスの影響を及ぼさない
凍結融解胚移植によって生まれた子どもの健康状態は、新鮮胚移植によって生まれた子どもに比べて何ら遜色のないことが、ヨーロッパで実施されたシステマティックレビューの結果、明らかになりました。