不妊治療のリスク
09.05.22
高度生殖補助医療による双子の出産前後の健康状態
体外受精や顕微授精等の高度な生殖補助医療による双子は、自然妊娠による双子に比べて、早産や低体重児、死産、そして、新生児集中治療室(NICU)、その後、入院するリスクが高いことが、オーストラリアで実施された調査で明らかになりました。
09.05.12
双胎に伴うリスクの大きさは体外受精でも自然妊娠でも差はない
体外受精による双胎に伴うリスクの大きさは自然妊娠のそれと差がないことが、日本赤十字社葛飾赤十字産院の調査で明らかになりました。
09.02.09
排卵誘発剤の使用と卵巣がんのリスクは関連しない
不妊治療で使われる排卵誘発剤の使用によって、卵巣がんの発症リスクが高まることはないと、デンマークで実施された大規模な試験の結果、明らかになりました。
08.11.20
体外受精を受けることで乳がんの発症リスクを高めることはない
体外受精の卵巣刺激のための排卵誘発剤の使用の影響で乳がんの発症リスクが高まることはないと、オランダで実施された大規模な調査の結果、確かめられました。
08.11.18
体外受精出生児ではある種類の先天性異常の発症率が高い
体外受精の出生児では、ある種類の先天性異常の発症率が、自然妊娠の出生児に比べて高いことが、アメリカ政府機関のCDC(疾病管理センター)の調査で明らかになりました。
08.09.10
体外受精で生まれた子供と自然妊娠で生まれた子供の青年期における比較
体外受精で生まれた子どもは、 青年期においても、精神的な成長について、自然妊娠で生まれた子どもと何ら変わりはないことが、ベルギーの大学の調査の結果、明らかになりました。
08.08.02
体外受精児の出産前後の合併症のリスクが高いのは治療が原因ではない
体外受精で生まれた子どもには、たとえ、多胎ではなく、一人子であっても、低体重児や早産等の出産時の合併症のリスクが高くなりますが、ノルウェイで実施された研究で、それは、体外受精によるもの、すなわち、体外で卵子や精子を操作することによるものでないことが明らかになりました。
08.03.28
体外受精や顕微授精が子どもの神経発達に及ぼす影響
体外受精や顕微授精が、子どもの神経発達にどのような影響を及ぼすのかを知るために、オランダの大学の小児科医と産婦人科医の研究チームは、体外受精や顕微授精で生まれた子どもと自然妊娠で生まれた子どもを、神経発達や認知、言語、ふるまいに関するレベルを比較した59の研究報告について、統合、評価(システマティックレビューを実施)しました。