不妊治療のリスク
07.05.25
顕微授精出生児の5~8歳時点の神経・筋機能は問題ない
オランダのライデン大学で顕微授精が、出生児の運動機能に関わる筋や神経の複合的・総合的な機能に何らかの影響があるのかを調査するため、1996年から1999年までにライデン大学の病院で出生した子どもを5~8歳時点の神経・筋機能を、顕微授精出生児、体外受精出生児、自然妊娠出生児で比較しました。
07.04.16
体外受精によって妊娠異常の発生率が高まる
体外受精を受けることによって、自然妊娠に比べて、「胎盤早期はく離」や「前置胎盤」、「さい帯卵膜付着」等の 妊娠異常の発生率が高まることが、聖路加国際病院の研究チームの調査によって明らかになりました。
07.02.16
妊婦の年齢が高くなるほど妊娠合併症のリスクも高まる
母親の年齢が高くなるほど、妊娠合併症の発症リスクが高くなり、それまで1人の子供の出産経験がある母親よりも、2人以上の出産経験がある母親の方がリスクが高くなることが、アメリカのマイアミ大学とミシガン大学の調査で確認されました。
07.02.12
体外受精による出生児の先天性異常の発症率
不妊治療を受けて生まれた子どもは、自然妊娠で生まれた子どもよりも先天性異常の割合が高いものの、それほどの差ではないことが、カナダで実施された大規模な調査によって明らかになりました。
06.12.02
妊婦の喫煙で子供もタバコを吸うようになる
オーストラリアの調査によりますと、妊娠中にタバコを吸っていた母親の子供は、そうでない子供に比べて、タバコを吸うようになる確率が高くなることが判明しました。
06.11.21
体外受精児、小学生まで追跡調査・・・心身影響を客観評価
不妊治療として一般的になってきた体外受精で生まれた子供たちの健康状態について、厚生労働省が、2000人以上を対象にした初の長期追跡調査に、来年度から乗り出すことが明らかになった。
06.11.17
IVF出生児の4歳時点までの健康状態調査
体外受精で生まれた子供の健康状態は概ね良好であるが、自然妊娠で生まれた子供に比べると健康についての問題を抱える子供が多いことが、フィンランドの調査で明らかになりました。
06.10.25
50歳以上で出産した女性の母親としての能力は合格?
50歳以上で妊娠、出産した女性は、肉体的にも、精神的にも、若い母親に比べて、 母親としてよくやっていると、ニューオーリンズで開催中のアメリカ生殖医学会の年次総会で発表されました。
06.10.19
メトフォルミンは妊娠初期の服用も安全
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)のために妊娠初期にメトフォルミンを服用しても、胎児奇形のリスクが高まることはなく、逆に、リスクを低下させる効果が認められることが、カナダの研究で明らかになりました。
06.09.30
双子であることで子供の知能の発育には影響しない
双子で生まれたからといって、単胎児に比べて、知能の発育において、何ら変わりないことが、デンマークのオーデンセのthe Institute of Public Healthの研究チームの調査によって明らかになりました。