生活習慣・食事・サプリメント
24.04.02
地中海食の有効性を子宮内膜代謝物から探る研究
不妊症の女性のうち、子宮内膜症や、着床不全といった不妊原因をもつ女性では、子宮内膜に多価不飽和脂肪酸(PUFAs)の濃度が低いことがわかりました。また、地中海食を実施することで子宮内膜の状態が改善し、食事が子宮内膜の機能に影響をあたえる可能性が示されました。
24.03.26
鉄サプリメントで補充すべき適切な量とは?
ハーバード大学の研究により、不妊治療を受ける女性の中が1日45mg以上の鉄サプリメントを摂取することは、卵巣の健康に影響を与える可能性があることが示唆されています。
24.03.22
食事の改善が子宮内膜症の痛みやQOLに与える影響は?
子宮内膜症と診断された女性における食事の影響を調査した研究です。この研究では、子宮内膜症を診断された女性を介入群と対照群に分け、介入群には低FODMAP食(*1)、もしくは子宮内膜症食(*2)を実施しました。さらに食事介入の実施後、痛みの強さ、健康状態、およびQOLに与える影響が評価されました。
結果として、食事介入が子宮内膜症に関連する痛みを軽減し、QOLを向上させる可能性があることが示唆されました。
24.03.19
生活習慣・食事・サプリメント男性の妊娠させる力に影響を及ぼすもの男性不妊原因
脂肪や脂肪酸の摂取と精子無力症の関連
中国で行われた研究によって、植物性脂肪の摂取が増えると精子無力症の発生率が低くなり、一方で、動物性の一価不飽和脂肪酸の摂取が増えると精子無力症のリスクが高まることが示されました。
24.03.18
アスタキサンチンは、PCOS女性のインスリン抵抗性や脂質代謝異常の改善に有効か?
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の女性のうち、多くがインスリン抵抗性や脂質代謝の異常を抱えていることが報告されており、アスタキサンチンがこれらの改善に効果があるとされています。 この研究は、アスタキサンチンサプリメントの服用によって、不妊PCOS女性のインスリン代謝、血液中の脂質、さらには酸化ストレスが改善されたことを示しています。
24.03.12
生活習慣・食事・サプリメント男性の妊娠させる力に影響を及ぼすもの
ナッツの摂取が精子の状態を改善する可能性
ナッツを毎日食べることで男性の精子の状態に良い影響を与えることが、オーストラリアのモナシュ大学による調査で示されました。
24.03.08
生活習慣・食事・サプリメント男性の妊娠させる力に影響を及ぼすもの
地中海食が精子の質へ及ぼす影響
3ヶ月間の低炭水化物地中海食は、男性のテストステロンレベルを上昇させ、精子の質の悪化も低減させることが明らかになりました。
24.03.05
日本人女性不妊患者のほとんどはビタミンDが不足している
日本の不妊症の女性のうち、ビタミンDが充足しているのはわずか6.5%で、不足が28%、欠乏が65.5%と、93.5%でビタミンDが不足していることが、約2000人の女性を対象にした調査で明らかになりました。
21.06.23
飲酒の量とタイミングの妊娠率への影響
卵胞期(月経から排卵)や黄体(排卵から月経)期の週に7杯以上の飲酒は、飲まない人に比べて妊娠率が低下し、特に黄体期では週に3~6杯の飲酒量でも妊娠率が低下することがアメリカの研究で明らかになりました。
20.12.16
脂肪酸摂取と子宮筋腫リスクの関係
オメガ3脂肪酸の摂取は子宮筋腫の発症リスク低下に、反対にトランス脂肪酸の摂取は子宮筋腫の発症リスク上昇に影響することがアメリカで実施された大規模前向きコホート研究で明らかになりました。