また、飲酒の習慣がある男性は、飲まない男性よりも不妊になる可能性が高いものの、タバコや運動、仕事のシフト、電磁波、鉛、塗料、殺虫剤、振動、コーヒー、紅茶と男性不妊の関連性は、認められなかったとしています。
研究に携わったロチェスター大学の研究者は、ウォーターベッドや電気毛布で暖めることが男性不妊を招くのではないかと話しています。それに対して、カナダの専門家は、調査方法に問題があると批判、これまでの殺虫剤のような環境汚染物質と男性不妊の関連を明らかにした信頼のおける研究結果に矛盾すると指摘しています。
この研究は、650の不妊カップルと698の正常なカップルを対象にした調査をベースに実施され、電気毛布は、不妊になるリスクが7.4倍、ウォーターベッドは、4倍以上だったとのことです。
今回の研究結果は、さらなる調査研究が必要で、すぐに、電気毛布とウォーターベッドの使用を控えることを勧めるのは早計であるとの見方が、大勢のようです。
コメント
男性不妊、精子の数や運動率の低下は世界的に増加傾向にあるする専門家が多く、環境的な原因探しの研究も活発なようです。
今回の報道にもあるように、矛盾するような研究結果も多く、なかなか、確かなことは分からないようですが、下半身を暖めることや、アルコール、タバコは控えるのが無難なようです。