妊婦の9割以上が葉酸不足

生活習慣・食事・サプリメント

2006年04月11日

横浜市立大学

葉酸を、先天性異常の予防目的で厚生労働省の推奨摂取量よりも多く摂取している妊婦は、7.5%にしか過ぎず、9割以上の妊婦が摂取不足であることが、横浜市立大学の研究グループによって明らかになりました。

調査は、妊娠5ヶ月目の妊婦53人に食事内容を聞き取り調査したもので、妊娠中の2ヶ月の推計摂取量は、1日当り275μgだったとのこと。

厚生労働省は、妊娠の可能性のある女性には、生まれ来る子供の先天性異常の予防のために、葉酸を1日に400μg以上摂取することを推奨しており、この目安を上回った女性は7.5%に過ぎないことが判明しました。

コメント

胎児の先天異常は、妊娠中というよりも、妊娠前の葉酸不足が影響すると言われています。

そのために、妊娠が判明してからではなく、妊娠を意識した、その日から、女性は、葉酸のサプリメントを摂取することが大切です。

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