潰瘍性大腸炎の手術を受けた女性は不妊になるリスクが3倍になる

不妊改善・生殖医療関連

2006年06月17日

Medical News Today

潰瘍性大腸炎の手術を受けた女性は、不妊症になるリスクが3倍になることが専門誌に発表されました。

これまで発表されている論文を調査することで明らかになりました。

潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患で、時として出血を伴う下痢と頻繁に起こる腹痛が特徴的な症状です。

通常の治療は薬物療法ですが、程度によっては手術が適用になります。

これまでの研究では薬物療法を受けた場合は不妊になるのは約15%ですが、手術後のそれは48% でした。

研究者は、手術によって卵管を傷つけたり、閉塞させるのではないかとしています。

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潰瘍性大腸炎は、アメリカでは100万人と言われていますが、日本では8万人弱とされています。

■潰瘍性大腸炎について

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