若い女性から卵子の提供を受けて、体外受精したもので、緊急の帝王切開によって出産した模様です。
昨年、66歳のルーマニア人女性が出産したのがこれまでの世界最高齢出産記録とされています。
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このようなニュースは、どうしても、"世界最高齢"という話題性に興味を引くような伝え方をされてしまい、生殖医療の進歩にスポットを当てられたりするようです。
ところが、世界で最も高齢で双子を出産したアメリカ人の女性は、実際のところ、胎盤が子宮の下のほうに付着していて、子宮口を塞いでいて、胎盤の絨毛が子宮筋層内に侵入し、胎盤の一部または全部が子宮壁に強く癒着して、胎盤の剥離が困難なも癒着胎盤という、高齢出産によってリスクが高まる合併症を伴うものであったと伝えられています。
そのため、緊急の帝王切開手術で子宮を摘出し、大量の出血も伴ったため、母子ともに命の危険にさらされながら、綱渡りの出産だったようです。
大変なリスクを伴うことも同時に報道するべきではないでしょうか。