抗うつ剤(SSRI)は精子の質を低下させる

男性の妊娠させる力に影響を及ぼすもの

2006年10月27日

MSNBC.com

ニューヨークのコーンルメディカルセンターのPeter Schlegel博士は、二人の男性不妊患者が処方されていた抗うつ剤の服用を中止した途端、精子の数が増加し、服用を再開したら、 また、精子の数が低下してしまったことから、抗うつ剤の一種、SSRI(Selective Serotonin Reuptake Inhibitors:選択的セロトニン再取り込み阻害剤)は、精子の質に重大な影響を及ぼす可能性があると、ニューオーリンズで開催中のアメリカ生殖医学会の年次総会で発表しました。

抗うつ剤の一種であるSSRIには精子の質を大きく低下させるという、まだ、一般的には知られていない副作用があるのではないかとしています。

これまでのところ症例数が少ないことから、さらなる調査を実施するとのこと。

コメント

SSRIは抗うつ剤の一種です。

報告では、現在、お子さんを望まれていて、SSRIを処方されている男性は、このニュースをみて、自分の判断で服用を中止しなようにと注意を促しています。

★抗うつ剤の服用の中止は、自分だけで判断し、実行しないで下さい。
必ず、主治医に相談してからにしてください。