ただし、やせ過ぎていても、葉酸や鉄、または、それらを含むマルチビタミンのサプリメントを摂取したり、毎日、新鮮な野菜や果物を食べることで、流産のリスクを50%低下することも分りました。
その他、流産に影響を及ぼす因子として、
★流産のリスクが高くなる因子
・未婚、もしくは、パートナーと同居していない。
・妊娠後にパートナー(父)が変った。
・不妊治療を受けた。
★流産のリスクが低くなる因子
・計画的な妊娠
・つわりがある
コメント
妊娠することやその継続は、母親の身体や心の状態が大きく影響することは、これまでの研究から知られていましたが、今回発表された調査結果は、 それらの学説を証明した格好になっています。
ただし、妊娠前から身体の状態を整えることは大切なことですが、流産の原因として最も大きいのは、染色体異常で、これは、健康な男女でも起こりえることで、避けられないものであるということも知っておく必要があります。
要するに、流産のほとんどのケースは、避けられないもので、決して、親のせいではないということです。