妊婦の年齢が高くなるほど妊娠合併症のリスクも高まる

不妊治療のリスク

2007年02月16日

Human Reproduction Advance online piblication

母親の年齢が高くなるほど、妊娠合併症の発症リスクが高くなり、それまで1人の子供の出産経験がある母親よりも、2人以上の出産経験がある母親の方がリスクが高くなることが、アメリカのマイアミ大学とミシガン大学の調査で確認されました。

調査は、妊娠20週以上の30~54歳の8,079,996人の妊婦を対象に実施されました。

コメント

妊娠合併症とは、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症、多胎、前置胎盤、感染症等、妊娠に伴って発症するさまざまな疾患や障害のことです。

母親になる女性の年齢が高くなるほど、合併症のリスクも高くなりますが、発症する要因は、年齢だけではありません。

妊娠前からの健康状態に大きく左右されます。

ですから、高齢で妊娠、出産を計画する女性は、日頃からの健康により一層留意する必要があるということで、また、それによって、妊娠合併症のリスクも低くすることが可能です。

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