オランダのユトレヒト大学の研究チームは、約2000人の妊婦の食生活を追跡調査し、その子ども1253人の呼吸器の健康状態を確認しました。
5歳時点では、162人の子どもが喘息の発作があり、145人の子どもは喘息と医師に診断されていました。
妊娠中の食生活と子どもの喘息との関連性はリンゴにのみ確認されました。
妊娠中に1週間に4個以上のリンゴを食べた女性は、週に1個、もしくは、全くリンゴを食べなかった女性に比べて、子どもが喘息にかかるリスクが53%低下することが分かりました。
また、週に1回魚を食べた女性は、全く魚を食べなかった女性に比べて、子どもがアレルギー性皮膚炎にかかるリスクが43%低下することも合わせて明らかになりました。
コメント
妊娠中、おそらく、妊娠前の食生活が、生まれ来るお子さんの健康に大きく影響を及ぼすことは、これまでの数々の調査から明らかになっています。