その結果、顕微授精や体外受精によって出生した子どもの神経・筋機能は、自然妊娠で出生した子どもと遜色ありませんでした。
コメント
調査の対象の子どもは全て多胎ではなく、一人子だったとのこと。
これまでの調査でも、顕微授精や体外受精で生まれた子どもは、自然妊娠で生まれた子どもと発育状況において、何ら違いは認められていません。
現時点では受精時に体外で胚を操作することそのものの子どもへの影響はないと認識してよいと思われます。
ただし、高度な治療そのものではなく、治療に伴って増える多胎妊娠の健康リスクは明確です。
ですから、高度な治療で留意すべきは、唯一、多胎妊娠の予防です。