1980年代に妊娠中の女性を対象に実施された、喫煙などの生活習慣に関する調査の被験者の女性から生まれた男性、18~21歳の347人の精液検査を実施しました。
その結果、母親が妊娠中にタバコを吸っていた男性は、母親が妊娠中にタバコを吸っていなかった男性に比べて精子の総数が少ないことが分かりました。
母親が妊娠中にタバコを1日19本以上吸っていた男性は、母親が妊娠中にタバコを吸っていなかった男性に比べて精子の総数が38%少なかったとのこと。
研究に携わった研究者は、妊娠中にタバコを吸っていて生まれえた子どもが男性であれば、孫の顔をみることが出来ないリスクが高くなると指摘しています。
コメント
妊娠中の喫煙は子どもの生殖能力にもダメージを与えるようです。