エルサレムのHebrew Universityの研究チームは、体外受精を受けて妊娠した30名の女性と、対照群として自然妊娠で妊娠した女性30名に、インタビューとアンケートを実施しました。
その結果、体外受精後に授かった女性の方が、長く望みが叶えられなかった苦労は忘れてはいないものの、自然妊娠で授かった女性よりも、より幸福感を味わっていることが分かりました。
また、同じ体外受精で授かった女性でも、初めての周期で授かった女性よりも、2回、3回目の周期で授かった女性の方がより幸福感が大きいことも確かめられました。
コメント
授かるのに苦労した女性ほど、授かった喜びは大きいということでしょう。
これまでの調査研究では、高度な治療で生まれた子どもは、出生後の環境について、自然妊娠で生まれた子どもよりも恵まれているところもあるとの報告があります。
大切なのはどんな方法で授かったかではなくて、いかに、愛情をもって、子どもやパートナーと生活するか、ということでしょうか。