体外受精で生まれた子どもの発育状況を調べるために、オークランド大学の研究チームは、体外受精で生まれた4~10歳の子ども69人と自然妊娠で生まれた子ども71人を比較しました。
その結果、体外受精で生まれた子どもは自然妊娠で生まれた子どもよりも、両親の身長の影響を排除しても、平均身長で3センチ高いことが分かりました。
研究に携わった研究者は、体外受精出生児は、ホルモンの状態や脂質の代謝が、自然妊娠で生まれた子どもとは違いがあるのかもしれないとしながらも、違いは明らかではあるがその原因はよくわからないとしています。
また、この違いは今後成長するに伴い、体外受精児にとってマイナスになるものではないとしています。
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いずれにしても、体外受精で生まれた子どもは出生時においても、発育過程においても、何ら問題なく、健康に成長しているということです。