妊娠中にコーヒーを飲んでも流産のリスクが高くなることはない

生活習慣・食事・サプリメント

2008年01月11日

Epidemiology

適量であれば妊娠中にコーヒーを飲んでも、流産のリスクが高くならないことが、アメリカのニューヨークのMount Sinai School of Medicineの研究者らのチームの試験によって分かりました。

被験者の2407名の妊娠女性は、妊娠前からカフェインの摂取量を報告していました。

そして、被験者の妊娠女性のうち258名が流産しましたが、カフェインの摂取量と流産のリスクとの間に関連性はみられませんでした。

ほとんどの女性は1日に350㎎のカフェイン(コーヒー1.7杯相当)を摂取していました。

このことから、1日、1~2杯程度であれば、妊娠中にコーヒーを飲んでも流産しやすくなるような影響はないとしています。

コメント

カフェインの影響については、流産だけでなく、妊孕性についても明確にはなっていないようです。

いずれにしても1~2杯程度であれば問題ないようです。

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