妊娠前から葉酸を摂取することで早産のリスクが大幅に低下する

生活習慣・食事・サプリメント

2008年02月02日

the Society for Maternal-Fetal

妊娠する1年前から葉酸を摂取している女性は、子どもを早産するリスクが大幅に低下すると、アメリカのテキサス大学医学部の研究チームの試験によって明らかになりました。

研究チームは、1999年から2002年の間に35,000人の妊婦を対象に、葉酸の摂取について調査しました。

その結果、妊娠前から葉酸のサプリメントを摂取していた女性は、摂取していなかった女性に比べて、20~28週の早産になるリスクが70%低くなり、28~32週の早産になるリスクが50%低くなることは分かりました。

このことから、妊娠前から葉酸のサプリメントを摂取することは、先天性異常を予防するだけでなく、早産のリスクをも大幅に低くすることが分かりました。

コメント

早産とは妊娠22週以降37週未満の分娩のことです。

先天性異常といい、早産といい、お子さんの健康のために、葉酸のサプリメントを摂取する意味は大変大きいものがあります。

くれぐれも妊娠する前から摂取することが大切です。