カンサスシティ大学の研究チームは、10名の妊婦を対象に、週に3日、30分の穏やかな運動をするグループと運動しないグループに分けて、妊娠24週以降の胎児の心拍数をモニターしました。
その結果、母親が運動をしたグループでは、胎児の心拍数が、運動をしなかったグループよりも少ないことが分かりました。
研究チームは、少ない被験者数ではあるけれども、過去の同様の研究報告からも、妊娠中に穏やかな運動をすることは、胎児の心拍数を少なくすることで、心肺機能を高めることに貢献すると考えられるとしています。
コメント
妊娠後期の安定期に入って以降は、活発に動くほうが安産につながるとよく言われますが、もっと長期間に渡って、お子さんの健康にプラスになるようです。
妊娠後期からは週に3回、1日30分程度、軽く身体を動かすのがよいようです。