オーストラリアのウィーンの研究者らは、体外受精時の子宮外妊娠の再発リスクを調査するために、体外受精で子宮外妊娠を経験した女性181名のその後の体外受精481周期と、対照群として377名の女性の体外受精481周期を比較しました。
その結果、子宮外妊娠が再発したのは12周期、対照群では1周期でした。
また、再発した12の子宮外妊娠の女性の75%は喫煙者でした。
このことから、体外受精時の子宮外妊娠は再発しやすいこと、また、喫煙は再発のリスクを高めることが分かりました。
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自然妊娠の子宮外妊娠の発症率が1%に対して、体外受精では、約3%に高くなるとされています。
また、再発率は10~15%で、繰り返しおこりやすいと言われています。
今回の報告では喫煙が再発リスクを高めることが分かったとのこと。