1980~1996年の間にハンガリーで生れた子ども(多胎ではない)の初産の母親で、妊娠後も葉酸のサプリメントを飲んでいた6293名と、飲んでいなかった7319名の妊娠期間を比較しました。
その結果、葉酸を飲んでいた母親の妊娠期間は飲んでいなかった母親よりも平均で0.3週間長く、早産になる確率は、それぞれ、4.8%、11.8%と、葉酸を飲んでいる母親のほうが早産になりにくいことが分かりました。
このことから、妊娠後の葉酸のサプリメントの摂取は、早産のリスクを低減する可能性があると結論づけています。
コメント
葉酸のサプリメントは妊娠前だけでなく、妊娠後も摂取するのがよいようです。