デンマークの大学の研究チームは、2001~2005年に徴兵の適正検査を受けた18歳の男性2554人を対象に、コーラと精子の質との関係を調べたところ、コーラをたくさん飲む男性ほど精子の濃度や総数が低いことが分かりました。
コーラを1週間に15本以上飲む男性の精子濃度が4000万/mlだったのに対して、コーラを飲まない男性では5600万/ml、精子総数では、1億2100万に対して、1億8100万だったとのこと。
運動率や正常精子形態率には明確な差は見られなかったとしています。
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研究チームのリーダーは、コーラの摂取量と精子濃度や精子総数との関係について、コーラそのものが精子の質に影響を及ぼしているかどうかは不明とし、コーラを週に15本以上飲む男性のグループは、コーラを飲まない男性のグループに比べて、野菜や果物、牛乳、魚の摂取量が少なく、肉やハンバーガーの摂取量が多く、また、肥満や喫煙者も多かったことから、食生活などの生活習慣全般の影響も考慮に入れる必要があるとしています。